「時間と空間」のページで説明したが、 素粒子レベルの反応は、時間と空間の座標軸を入れ替えても成り立つ。 ビッグバン時にも時間と空間の座標軸を入れ替えて考えることが できるのではないか。 従来は、下の図のように、物質と反物質が生成されたと考える。 そして、物質と反物質は電気的に反対なので、引き寄せられるので、 膨張速度は減速し、やがて収縮に転じて、ぶつかって、対消滅する。 しかし、反物質は見つからず、物質が残っている。 また、膨張速度は減速するどころか、加速している。 時間と空間の座標軸を入れ替えたのが下の図である。 これを見ると、反物質は時間の反対側に消えたことになる。 また、膨張速度も時間とともに加速することが分かる。