救い主
1.聖書
2.スウェーデンボルグ
3.サンダー・シング
4.グリニョン・ド・モンフォール
5.マリア・ワルトルタ
6.ヴァッスーラ
1.聖書
イザヤ43・11
わたし、わたしが主である。
わたしのほかに救い主はいない。
イザヤ45・21
意見を交わし、それを述べ、示せ。
だれがこのことを昔から知らせ
以前から述べていたかを。
それは主であるわたしではないか。
わたしをおいて神はない。
正しい神、救いを与える神は
わたしのほかにはない。
イザヤ49・26
あなたを虐げる者に自らの肉を食わせ
新しい酒に酔うように自らの血に酔わせる。
すべて肉なる者は知るようになる
わたしは主、あなたを救い、あなたを贖う
ヤコブの力ある者であることを。
イザヤ60・16
あなたは国々の乳に養われ
王たちを養う乳房に養われる。
こうして、あなたは知るようになる
主なるわたしはあなたを救い、あなたを贖う者
ヤコブの力ある者であることを。
ホセア13・4
わたしこそあなたの神、主。
エジプトの地からあなたを導き上った。
わたしのほかに、神を認めてはならない。
わたしのほかに、救いうる者はいない。
ヨナ2・9−10
偽りの神々に従う者たちが忠節を捨て去ろうとも
わたしは感謝の声をあげ
いけにえをささげて、誓ったことを果そう。
救いは、主にこそある。
ルカ19・10
人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである。
ヨハネ3・17
神が御子を世に遣わされたのは、世を裁くためではなく、御子によって世が救われるためである。
ヨハネ12・47
わたしの言葉を聞いて、それを守らない者がいても、わたしはその者を裁かない。わたしは、世を裁くためではなく、世を救うために来たからである。
使徒言行録4・12
ほかのだれによっても、救いは得られません。わたしたちが救われるべき名は、天下にこの名のほか、人間には与えられていないのです。
テモテ1・4・10
わたしたちが労苦し、奮闘するのは、すべての人、特に信じる人々の救い主である生ける神に希望を置いているからです。
ペトロ2・3・18
わたしたちの主、救い主イエス・キリストの恵みと知識において、成長しなさい。このイエス・キリストに、今も、また永遠に栄光がありますように。
2.スウェーデンボルグ
天界の秘義1865[2]
主には全人類の救が唯一の慰めであれられたのである、なぜなら主は神的な天的な愛の中におられ、その人間的な本質の方面においてさえも、神的な天的な愛それ自身となられて、その愛の中にはすべての者を愛する愛のみが顧慮され、また心に抱かれているからである。
[3]神的な愛はこうしたものであることは子供に対する両親の愛から認めることができよう、この愛はそれが降る度に応じて増大しているのである、すなわち、それは直接の子供たちに対するよりもさらに遠い子孫に対してはさらに大きなものとなるのである。原因と起原なしには何一つ決して存在しないのであり、したがって次々と継続して行く子孫に対しては絶えず増大していくという特質を持っているところの、人類におけるこの愛もまた原因と起原なしには存在していない。この愛の原因と起源は主から発しないわけにはいかないのであって、主から結婚愛のすべてが流れ入っており、また子供に対する両親の愛が流れ入っており、その愛の源泉は、すべての者に対する主の愛は自分の子供に対する父親の愛に似ていて、主はすべての者を自分の嗣子にしようと望まれており、すでに生まれている者に嗣業を供えられているように、これから生まれる者たちにもそれを供えられているということである。
天界の秘義3863[14]
なぜなら主から来ている信仰以外には信仰である信仰は存在しないからである。それがまた人間に『見させる』、すなわち、信じさせるのであるが、しかし自己から、または、人間自身のものであるものから発している信仰は信仰ではない、なぜならそれは人間に誤謬を真理として、真理を誤謬として見させるからであり、もしかれが真理を真理として見るにしても、依然信じはしないため、見はしないのである、なぜならかれはその真理の中に自分自身を見て、主を見ないからである。
3.サンダー・シング
サンダー・シング/聖なる導きインド永遠の書/P171
救いには懺悔が必要だが、神の御恵みによって罪が許されない限り、懺悔だけでは罪人を救うことはできない。例えば、ある人に石を投げて彼が死んだとしよう。自分の罪を懺悔することによって二度と同じ過ちを繰り返さないとしても、人に与えた害は取り返しがつかない。死んだ人の命は戻ってこないのである。本人を許し、また突然の死によって被った喪失を来生で取り戻せるよう計らってくださるのは神だけである。このようにして、加害者も被害者も共に救われるのである。
サンダー・シング/聖なる導きインド永遠の書/P172
真実の永遠の歓びを得ることが魂の目的である。罪のような誤った手段によってこの目的を遂げようとすれば、幸せを歓ぶ魂の能力そのものを破壊することになる。人の中にこのような歓喜する力と感覚をお造りになった神は、神との交わりの中で人が永遠の幸せを楽しむことを願っておられるからである。これが救いである。
サンダー・シング/聖なる導きインド永遠の書/P173
進化論を奉じる科学者、哲学者は自然淘汰による適者生存を口にする。ところで、幾百万とも知れぬ回心した人々は、神の淘汰において不適者生存という事実があることを証明している。酒乱、暴行犯、人殺し、泥棒らが罪と悲嘆の深淵から救い上げられ、平和と歓びの新生命を受けている。罪人を救わんがため世に降りてこられたイエス・キリストを通して得られる救いがここにある(テモテ1・1・15)。
サンダー・シング/イエス・キリスト封印の聖書/P338
今日、こんなにも多くの新宗教があるのは、人々が彼らを満たしてくれるイエス・キリストを知らないからであります。人々は、これを信じ、あれを信じ、それでも足りなければ、また別のものを受け入れる。それでも満ち足りてはいません。みなさん、わたしたちを満たせるのは教えでも、倫理でもありません。生けるキリストなのです。わたしは、様々な国々で、キリストを嫌悪する人々を多く見てきました。ところが、主を知るや、彼らは変えられたのであります。彼らは、主の中に強さと力を見たのであります。
われわれの生活が祈りの生活となり、われわれがこの世界において主を知り、主を愛するように、主がわれわれを助けてくださいますように。
サンダー・シング/イエス・キリスト封印の聖書/P329
主がご自身を現わしてくださるときに、わたしたちは地上天と、わたしたちを自由にしてくれる真理を見出すのであります。あれやこれやの宗教を信じることが、平和を与えてくれるのではありません。わたしたちはキリストを知り、主の中に生命を見出さなくてはなりません。
4.グリニョン・ド・モンフォール
グリニョン・ド・モンフォール/聖母マリアへのまことの信心/山下訳P77
このかた以外には、だれによっても救いはありません。世界中でイエズスの御名のほかには、わたしたちがすくわれるべき名としては、どのような名も、人間にあたえられていないからです。
5.マリア・ワルトルタ
マリア・ヴァルトルタ/「手記」抜粋/天使館/P24
いいや。偽りは人を救わない。あなたたちにそう言うのは真理の父である。偽りの君主はあなたたちを偽りの罠にかけ、時期を見計って、破滅させるために逆にひっくり返す。救うのはわたしであり、わたしのほかにだれもいない。
6.ヴァッスーラ
ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/2巻P253
主なる私がまだ呼び続けていることを 思い出させなさい、来て 私に近づいてほしい、どうして愛から身を退いてしまうのか? いつも聖櫃のかげにいて 彼らの一人が訪ねて来ないかと忍耐強く待っている、ああ! 今でも待ち続けている・・・理屈が通り正当だと信じさせる あらゆる言い訳をいつも用意しているサタンに警戒するように、まさに道理が通って見えるようにそれらを美しく飾り、あなた方が私のもとに来るのを妨げる ♡ 私は皆を愛する、彼ら以上にあなたを愛してはいないと理解させなさい、これを、彼らの幾人かは完全に理解するように、私の平和と愛のメッセージを読むなら分かるであろう、まだ理解していない人たちのために繰り返し言う、私主は平等に皆を愛している、さあ 来なさい、訪ねなさい、来て私から飲むように そうしたらもっと飲みたくなる、来て私を食べなさい もっと望むようになる、心を開いて私を受け入れなさい、戸口で立たせたままにしないでほしい! 心に迎え入れなさい、必要とするもの 弱さを知っている、あなたの霊魂は私を必要とし 私を通してのみ天国に入る、 敵の敷いた罠になぜ霊魂を陥らせてしまうのか? 私のもとに戻り、顔を向け、みことばを読んで自らを教育しなさい、私を読むのに使った時間は 無駄とはならない ♡ 一日1時間 救い主のために時間を割いてもよいではないか? 互いに愛し合いなさい、互いに平和を保ち、赦しなさい、私があなたの罪を赦すように、悪を愛で返しなさい、善い心を持ち! 完全でありなさい! さあ、愛があなたを愛し 決して見放すことはない、愛が助けとなろう、そして最後まで導いてゆく ♡♡