蝮(まむし)
ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/4巻P120
‘90・3・3
覚えているであろう、あなたは死んでいたが 私が引き上げた、冷ややかだったが あなたのうちに私の炎をかきたて 愛で燃え立たせた、私に対して無関心だったが 熱意を与え 渇き求めるようにさせた。 これほどの愛をこめて造った被造物のうちに、何年もあなたの神 私は、憩いも慰めも見い出さないまま、その荒廃した地で暮らしてきた。 私は深い落胆のうちに 離れて行く様子を見て、こう言うだけでもよかった: 「この荒れ果てた乾いた地が歓喜するように! 」と。 しかしあなたの協力がほしかった、自由を侵害したくなかった。 あなたを自由にするために 愛する者よ、砂漠まではるばる引いて行き 独りにするほかなかった ♡ その時はじめてあなたは自分の裸の身に気がついて 霊魂がどれほど罪で汚れているかを悟った、そして大きな恐れを抱いて 私の足元まで飛んで来た ♡ 独りではどれほど不十分であるかをあなたは悟った、次にあなたの荒野で私がどれほど苦しみ 唇が愛に渇いて あなたのために言い表せないほど渇き切ったかを理解させた。 それから内にまむしが恐れなく巣を作り卵を産む格好の荒れ地と化した あなたの内部を視るようにさせた(**)。 ♡ 後に私の美しさが目で見えるよう 覆いが落ちるのを許した、そして我が指をもってあなたに触れ 変容させた、あなたを永遠に私のものとし 我が神秘を授ける器として仕上げるために あらゆる手だてを駆使した。 砂漠を泉に 荒野を川に変容させた、
* *この啓示の一番はじめに神は霊魂の内部が分かる霊的直感を下さいました。まむしを飼っている自分が見えました。
そうです! もう直ぐあなた方(*)の焦土を湖に、乾いた地を水溢れる泉に変えるのは 私です、死んで行くにはまかせない、聴きなさい、多くの人を奮い立たせ 聖所から発する我が声を届かせる、私を承認するように 多くのくに民に我が聖性と慈しみを示すであろう。 私は聖なる者であり 皆も聖なる生き方をしなければならないと 分からせるつもりです ♡
* 全世界