第二の御受難
ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/3巻P69
‘88・11・15
今日は肩にイエスの十字架を感じました。主の御心が恐ろしいほどの痛みで満ちているのが感じられます。主はなんとお苦しみでしょう・・・(それは世が主を拒むからです。)
♡ 私です、十字架を感じ、私を休ませてくれるように、我が光の子よ、本当に疲れ果てた、そばにいてほしい、この悲しみのさ中 慰めてもらう必要がある。 我がヴァッスーラ、聞いて書くように。 ああ 被造物よ! 我が種子よ! 私はあなたの聖なる者、しかしあなたは私を 悪者にしている、はるか永遠から愛し続けてきたが、あなたは私を 蔑んでいる、死から救ったが、それでいて私を攻める。 日々あなたを我がパンで養い 我がぶどう酒で満たしてきた しかし悪をもって あなたは私に背いている。 私は愛に渇いているが、あなたは私を渇いたまま 放っておく、あなたが疲れているのを見ては 迎え入れ、我が心のうちに 休ませてあげる、それでいて 私が疲れている時は、拒む。 我が心を開いて、あなたがどう傷つけたかを 見せるが、悪に眼がくらんだあなたは、私を刺し続け、幾度となく 我が心を貫いている。あなたを迎え入れ 抱擁しようと 腕を広げているが、あなたはそっぽを向き、背中しか見せない、優しさをこめて 暖めようと 我が聖心を開き、あなたを訪れても、私の面前で心の扉を閉ざし、外の寒さに 置き去りにする。 物乞いのように一日中 あなたを呼び続け、引き上げ 癒そうと、手を差し伸べている、しかしあなたは、代わりに、私を無視し 拒絶する。 私の眼も 母の眼も 苦しみで疲れ果て、体はもとの姿をとどめないほどに 傷で痛めつけられている。 あなたに求めるのは、平和と愛だけだが、あなたは私の嘆願を聞こうとしない・・・ 私はまず 私自身の者たちのもとを訪れた、しかしここでも、彼らに拒まれ、蔑みと迫害を受けた。 あなた方は私を追跡し、道化のように扱い、裏切った・・・(*) その裏切りによって 私に残された 最後の一滴の涙も 流し尽くした、あなた方の悪意は 永劫を貫き、悪魔たちでさえその悪意に唖然としている ♡
*
イエスのお声は苦しみに溢れていました。
あぁ ヴァッスーラ・・・ 同情と深い憐れみにより、注意を与え 死から救い出そうと、私はやって来た、私自身の者たちに あなたを遣わしたが、彼らは私の声を 押し殺してしまった、明るみに出て 己が非が露になるのを怖れて。 私の声を押し殺し、真理の霊を迎え入れないので、私は彼らの罪を よそ者たちによって暴かせる。 あなた方の家の屋根の上で ラッパのように我が声を響かせよう・・・(*) 私のことを全く知らない よそ者たちによって 私は受け入れられた。 戸を叩くと 中に入れてくれた。 貧しいながら、彼らの糧を分かち合い、その貧しさゆえに、私を探し求めてはいなかったが、それでいて、私を見出した。一番の友人たちによって 出来た傷を彼らに見せると、それを見て、彼らは私の傷の前に 膝を屈め、傷の深さに打たれ、私の体に加えられた 暴行に打たれ、心は蝋のように溶けた、泣かないでよい 我が子よ、
♡ ・・・私の声は よそ者に運ばれて行く、そのこだまを聞いたなら 私から発せられたと知るように。 私を求めたことのない よそ者によって 私は高められ、それまで私を知らなかった人びとから 栄光を受ける、そして私は 彼らの師となり 教えを説く、彼らの欠点を 私は消し去り、道理を説き、彼らは私を理解するであろう。 彼らが私の傷を癒そう ♡ 私は牧者、羊飼いたちに打たれ 散らされた、仔羊たちを集める、 ♡ ああ ヴァッスーラ、このすべてはもう 本当に間もなく成就する。 来なさい、私のうちに憩い、私もあなたのうちに 休ませてほしい、愛に結ばれ 分ち合いながら ♡
はい、わが主よ。
「私たち」
いつまでも、アーメン
*間があり、それから悲しみを込めて。
ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/3巻P77
‘88・11・21
(集会に与えられたメッセージ)
♡ 私です。 私はあなたの主、十字架に架けられて者 ♡ 我が霊魂の子どもたち、我が心に愛された者たちよ、愛が深く苦しんでいる。 どのように感じているかを理解するように、私の者たちに見捨てられ、忘れ去られ 裏切られたように感じ ♡ 今日十字架上で 第二の受難を経験している ♡ 地上は今だかつてなかったほど乾燥し 愛する者たちよ、あなた方はその結果に苦しみ、犠牲となっている。 多くは飢え、他の者たちは悪魔に 絶え間なく騙されている、皆をどれほど哀れむか! 十字架からこのすべてを見下ろし 心は血を流し、眼には血の涙が溢れている。 皆にこれほど多くの印を与えているのに、それでいて、殆どの人が気づかない ♡ 祈りのうちに 私を訪れなさい、そこにいて 耳を傾けている!
ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/3巻P78
‘88・11・21
最愛の子どもたちよ、私はあなた方の聖なる母、全人類の母です、まこと愛する者たちよ、イエスは言葉で言い表せないほど 苦しんでおられ、今 第二の御受難のさ中におられます!
ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/3巻P122
‘89・2・20(再会の集いに与えられたメッセージ)
私は主、あなたの神。 至高者であり すべての上にある。 私はあなたを創造した者。比類なき神。聖なる者のうちの 聖なる者 ♡ 各位階の天使たちは 我が現存の前で平伏し 絶え間なく礼拝する、私を誰と比べようか? 天はこぞって1日中 我が壮麗なる輝きを讃える。 私はケルビムの上に座し、威厳と力をまとっている。 私はみことば、真の光 ♡ それでもなお、すべての主権と、荘厳さを持ちながら、私は、大いなる哀れみから、あなたに届こうと 降って来て 屈んでいる、大いなる愛顧を受けたくに民よ、あなたのもとを訪れ、素足で乞食のように、あなたの前に立ち、手を差し伸べて、愛、平和と一致を乞うている ♡ 我が叫びを 聞いてくれるであろうか? 私は見分けがつかないほど傷つき、その傷口は偽証、不正と 罪いたいする強い引力によって 何倍にも増え続ける。 いつまで我が被造物は 神なき悪にとどまるのか? 我が掟を 足げにする人びとに尋ねる:「刑罰の日にはどうするつもりか? 誰に助けを求めて走るか? あなたの富を どこに置いてくるか(*)?」
イザヤ書10・3
ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/4巻P117
‘90・2・20
今日もまた、悲しみの奥義を祈っている間に、主のご受難を一部経験しました。ゲッセマネの園と磔刑を部分的に経験したのです。
子よ 我が傷の中にさらに深く入って来なさい、我が心の鼓動に 聴き入ってほしい・・・私の受難に今や与ってもらいたいほど あなたにたいする愛は愚かさを深めた、あなたを愛するように 私を愛しなさい。我が受難は毎日くり返されている。 もはや私の道に従おうとしない者たちによって どの日もカルワリオへの道を引きずって行かれる。 永遠の火の中に 我が子たちが落ちて行くのを見て 何倍にも苦悩が増す、これほど大きい地上の忘恩を見つめ 我が心は堪え難い痛みにうち沈んで行く。 身体は慈悲もなく鞭打たれている。 苦しい。 しかも彼らの家を善いもので満たし、私の平和を与えていた、彼らをいとおしみ今でも受難にいたるほど愛している それでいてまさにこの者たちに 茨の冠をかむせられた。 心を手にして彼らの前にたたずみ 懇願している、しかし優しい眼差しの代わりに、私を嘲り、唾きし、野次を投げかける、頭を打ち 暴力をもって丘に引いて行き 再び十字架に釘付ける。 私はゆっくりと力尽き 血は止めどなく流れ出る。 毎日罪人によって くり返しはりつけにされている。 私は休む必要がある、休ませてくれるか? 我が茨の冠、釘と十字架を受け取りなさい・・・何も言いたいことはないか?
わが主よ、愛するお方、非常に神聖な宝石をお任せ下さり、愛と慈しみで覆って下さいましたお方、没薬のようにみ教えを注いで あなたの香りを放つようにと私を包まれたお方、み前にいるのを悦んでいます。あなたは愛の賜物、ご受難の賜物を下さいました。それに対して私は貧しい者、わが祝福と、意志、霊魂、そして心をお捧げするのみです。