歴史と建物
七高僧 |
蓮如上人 |
阿弥陀來 |
親鸞聖人 |
聖徳太子 |
※本尊は、150年前のお姿をお色直ししたものです。
※親鸞聖人と蓮如上人は、新しい掛け軸に代わりました。
鐘楼堂・梵鐘、昭和47年(1972年)寄進されたものです。
昭和20年7月9日夜半より10日未明にかけて仙台空襲される。
旧制第二高等学校道交寮(仏教寮)も焼失する。
時に岩本病院長の岩本正樹先生の懇願により、寮生三十数名を預かる。
この縁によって梵鐘の寄贈を受く、その銘に
「昭和二十年七月九日、仙台市戦火ニ崩ル第二高等学校道交曾自治寮モ亦忽チ其ノ寮舎ヲ失フ
偶々専能寺住職足利絲尼ノ愛護ヲ得 寮生三十余名 四ヶ月余ニ亘リテ同寺ニ宿シ苦難ヲ凌グヲ得タリ コノ恩忘ジ難シ 爾来二十七星霜
相興ニ 法尼宿昔ノ恩遇ヲ憶フコト切ナリ 乃チ微志ヲ集メテ梵鐘ヲ鋳シ 茲ニ専能寺ニ寄進ス 冀クハ梵音永ク法尼ノ丹心ヲ伝エ
進ンデ大法ノ興隆ニ資センコトヲ
昭和四十七年七月十日
第二高等学校道交會自治寮々生
とあり鐘の内側に寮生三十八名の名を刻む。
その話に感銘を受けた専能寺ご門徒庄子正助氏(塩釜)が鐘楼の建立費を持ち、
松木清(深沼)棟梁となり、ここに鐘と楼の完成をみる。
平成二年完成・庫裏 兼 門信徒会館
中庭
平成22年10月
本山造園様の手により整備
写真左手、会館から書院までの通路を新しく造りました。
見栄えを求めたものではなく、
3月春彼岸永代経・11月報恩講時の
お食事の搬送経路となります。
石 灯 籠
灯篭 @
寄贈者 遠藤晃一、鈴木富三