日本三奇橋の一つ「猿橋」



猿橋(2)

猿橋には橋脚がなく
木曽の棧(かけはし)
岩国の錦帯橋とともに
日本における三奇橋
と称される

     

猿橋は、山梨県大月市の神奈川県寄りの、国道20号線に程近い場所にある。この橋は相模川上流の桂川に架かる橋で、奈良朝の昔(約1400年前)、百済の志羅呼(しらこ)という人物が猿の谷渡りをヒントに構築したと伝えられている。

近くには郷土資料館があるので、ここで白籏史朗氏の美しい山岳写真を観賞し、さらにほんの少し足を伸ばして、笹一酒造で日本酒作りの話を聞いたり、リニア新幹線の実験線を見学すると、意外な新しい発見があるかもしれない。

また、武田二十四将の一人である小山田信茂が発見したと伝えられる橋倉鉱泉あたりに宿をとり、翌日、今は懐かしい五百円札の富士山を撮影した雁ガ腹摺山に登ってみるのもよい。


猿橋への行き方と付近の見どころはここをクリック!