第十一話 難しい仕事が入るとそれが解決するまで
欠勤(?)する男の巻
<あらすじ>
当時、このGrでは約1週間に1度出図工程表が配られていた。
各自それを見ながら自分なりに出図の工程を立てていた・・・。ある人を除いて・・・。
<欠勤の前ふり(月曜日)>
OB主任の独り言「この製品は****だし++++だから参考になるやつも無いし・・・(内心:また俺がやるのか・・・。 トホホって感じ)」
@氏の独り言「またOBさん”ぶつぶつ”増えそうだな?(注:OBさんはストレスがたまるとアトピーになってしまいます。)」
SG「OBちゃん。ここどうなるの?,あそこどうするの?」(・・・深い意味は無い・・・)
@氏「あぁ〜始まったよSGさんの質問責め。。。いつもああやって、OBさんが『じゃあ、俺やるよ。』って、言うの待ってるんだよなぁ〜。」
<水曜日>
@氏「YSちゃん何日後に休み始めるか、賭けようぜ。」
YS「明後日ですね。」
@氏「俺は明日だな。負けたらコーヒー一杯ね。」
YS「了解。」
<次の日(木曜日)>
@氏「YSちゃん。SGさんフレックス10時だって。おごってよ。」
YS「100円のでいいですか?(結論が出る前に既に賭の勝敗が結して居る)」
@&YS「OBさん。SGさん、フレックス10時ですぅ。」
OB「いぃや。フレックスなんだろっ?」
@&YS「三週間の長期欠勤ですよ。誰がやるんですか?(白々しく聞いてみる)」
OB「もし来なければ、TKさんに相談するからいいよ。」
(そして、彼は、この日、現れなかった・・・)
<金曜日>
当然!!連絡無しの欠勤。
<月曜日>
何故か妻から連絡が入る。
SG妻「あのぉ〜。主人の体調が悪く、暫く休ませて戴きます。」
何故か本人からの連絡ではないことにMB主任技師は、一言。「こまったもんだな。」SG忘年会費横領時と同様に関心が無いようだ!!
TK「OBちゃん。ちょっと。<in 会議室>」
OB「・・・。(聞こえない。何も聞こえない。らしい・・・。)」
TK「OBくぅ〜ん。<in 会議室>」
OB「・・・。(しぶしぶ、会議室へ向かう・・・。)
@&YS&その他 興味ある人全て会議室の隣の喫煙室へ向かう・・・。
TK「OBちゃん。いつものことだけど、頼む。」
その他、大勢「(おいおい。それだけかい。たまには、TK、自分でやれよ。と、内心。)」
OB「寸法図とSGさんの製品どっち優先するんですか?」
TK「どっちも遅らせられないよ。」
その他、大勢「(おぉい、おい。回答になってねぇ〜よ。TK、少しは考えろ、主任なんだから。と、内心。)」
OB「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
<三週間後の月曜日>
朝来てみると、何事も無かったかような錯覚を起こすぐらい自然にSGさんは、席に着いていた。
MB「SGくん、どうした?」
SG「だいぶ良くなりました。あぁ〜、OBちゃん悪かったねぇ。(毎度のことながら、悪びれた
様子の欠片も伺えない。)」
OB「SGさん。残りは、¥¥と$$・・・です。」
SG「へへっ。(笑みを浮かべていた・・・。)
ことの時、既にOB氏におかれましては、当然の如く、アトピーが発症し、肌がかさついていたことは、言うまでもない。