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| Last Update 2005/ 3/ 8 |
アトラクションやショーを楽しむためのちょっとしたコツを知っていると、より楽しく過ごせます。
子供達を連れて行くときは「のんびり過ごすこと」が一番です。 パーク内を走らないのは当然ですが、子供達が興味を持ったものに付き合うだけの気持ちのゆとりがあれば、子供も大人も本当にのんびりと楽しめます。
| アトラクション | ショー |
| FASTPASS 身長年齢制限 交代乗車 シングルライダー アトラクションの休止 |
パレードやショーを待つ |
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FASTPASS
海外のパークで先行導入されていたFASTPASS(ファストパス)が、日本でも2000年から導入されました。
FASTPASSは、アトラクションの入場時間が指定された券を発券してもらう方式のことで、無料で利用できます。
FASTPASSを利用することで、1時間以上待つ人気アトラクションのスタンバイ列(普通に並んで待つ列)に並ばずに、より短時間の待ち時間で楽しむことができます。
FASTPASSを利用しても、乗り場に直行して、すぐ乗れるわけではありません。 FASTPASSは、スタンバイ列に乗り場近くのポイントで割り込むようなイメージです。 よって、合流した後は、乗り場まで普通に並ぶことになります。
利用方法
- それぞれのアトラクションの入り口付近の発券機に行く
発券機には、代表の1人が全員分のパスポートを持って並んでもかまいません。
発券には、当日の入園ゲートをくぐったパスポートが必要です。
導入当初は、どんなパスポートでも大丈夫でしたが、現在は変更されています。
- アトラクションに入れる時間が書かれた券が発行される
自分で時間を指定するのではなく、自動的に「13:05〜14:05」といった5分刻みの時間で指定されます。 つまり、早い時間に発券すればするほど、早い時間帯が指定されることになります。
一番乗りして発券してもらった時の時間も、開園40分後からの指定になります。
ほとんどのアトラクションは60分間の時間範囲がありますが、TDSのマーメイドラグーンシアターは指定時間が10分間、TDSのマジックランプシアターは指定時間が30分間の短いアトラクションもあります。
また、閉園間際の時間帯の場合は、閉園時間に合わせた時間帯で指定されます。
- 指定された時間内にアトラクションに戻って、FASTPASS専用の列に並ぶ
アトラクション入口は、FASTPASS専用の列と、スタンバイ列に分かれていますので、FASTPASS専用の列に並びます。
FASTPASSは、指定された時間の範囲内であれば、どの時間でも利用できます。 (指定された開始時間ぴったりにそのアトラクションに乗る必要はありません。)
並ぶ時、FASTPASSの時間を確認されます。 (時間がきていないものや、時間を過ぎている場合は、並ぶことができません。)
FASTPASS列は、スタンバイ列との合流地点まで進んで、FASTPASSを回収され、そこからはスタンバイ列もFASTPASS列も一緒に並びます。
ちなみに、FASTPASS列は、ズンズン進むことが多いので、残念ながら、のんびりプレショーのエリアを見学する時間はありません。
スタンバイ列FASTPASSのあるなしにかかわらず、スタンバイ列に並ぶことはできます。
スタンバイ列の待ち時間は、待っている間に何人FASTPASSの人が合流するかによって違ってくるので、表示より待ち時間が短いことのほうが多いです。
スタンバイ列が「50分待ち」というのは「(システム故障などのトラブルがなくて)最大待って50分」という意味なので、40分ぐらいとか、30分ぐらいとか、中には半分以下の待ち時間で乗れることもあります。 待っている間に、運がいいことを祈りましょう(^^)
FASTPASSの同時発券FASTPASSは、チケットに書かれた「XX:XXから次のFASTPASSを発券できます」という時間が過ぎると、アトラクションに乗る前でも、次のFASTPASSを発券することができます。
導入当初はFASTPASSは表示時間が過ぎるまでは発券できなかったのですが、現在は、FASTPASSの表示開始時間が2時間以上先だったら、次のFASTPASSも発券できるようになっています。
FASTPASSは、パスポート1枚につき1枚発券でき、利用には1人1枚必要なだけなので、自分のパスポートで発券したFASTPASSでなくても利用できます。
そのアトラクションに何度も乗りたいときは、FASTPASSをもらっておいてからスタンバイ列にも並ぶとか、同行しているメンバーにそのアトラクションに乗らない人(おじいちゃんやおばあちゃんや小さい子)がいたら、乗らない人の分も発券しておくと続けて乗れるとか、いろいろ使えます。
私も見ず知らずの人からFASTPASSを「よかったら、どうぞ」と譲ってもらったこともありますし、我が家も発券したものの、時間がなくなり乗れなくなったので、知らない人に譲ってあげたこともあります。
FASTPASSは、待ち時間が短縮できて便利ですが、必ず使った方がいいとは限りません。 我が家では、帰りの時間や、ショーなどのスケジュールと合わせて考えると、結局使わないことも多いです。
FASTPASSを利用したほうがいいかどうか余程すいている場合を除いて、FASTPASSの発券にも列ができます。 一番のピークは、開園時間の30分〜1時間程度。 このピーク時間帯には、1時間近く並ぶ日もありますし、さらには「30分も並んだのに、目の前の人で発券が終了した〜」なんてこともあるようです。 発券が終了したアトラクションは、FASTPASS発券機にビニールの覆いかけられ、まもなく入り口のチケットブース横に「FASTPASS発券終了」と表示されます。
特に、TDLのハニーハント、バズライトイヤーのアストロブラスター、TDSのセンターオブジアース、インディージョーンズアドベンチャーなどは人気があるので、週末などの混雑している日には、午前中には発券終了(閉園分まで全部発券が終わってしまう)してしまいます。
他のFASTPASSも、混雑している日には、夕方までには発券終了してしまいます。例えば、8時開園の休日、FASTPASSに並ぶと50分待ちで夕方5時ごろのFASTPASSが発券できるとします。 でも、今すぐスタンバイ列に並ぶと90分待ち...
このとき、どうするか?- トータルの待ち時間が一番少なくなるように、FASTPASSに並んで、夕方にFASTPASSを利用する
待ち時間:FASTPASS50分+利用時間10分=トータル60分、乗り終わり夕方5時過ぎ
トータル待ち時間は少ないけど、FASTPASSに並んでいる朝の50分間に、他のアトラクションにたくさん乗れるのを逃すかも。- 早く乗り終わるように、スタンバイ列に並んで乗ってしまう
待ち時間:スタンバイ90分以内、乗り終わり10時半
乗り終わりは早いので、その後の行動が、時間に縛られない。 でも、スタンバイに並んでいる朝の90分間に、他のアトラクションにたくさん乗れるのを逃すかも。 このときは、他のFASTPASSを取っておくと、ちょっとはマシかなぁ...- FASTPASSにもスタンバイにも並ばず、空いている午前中に他のアトラクションを1つでも多く回って遊び、午後のパレードやショーの時間に、スタンバイ列に並ぶ
待ち時間:スタンバイ120分(?)以内、乗り終わり夕方5時過ぎ
我が家なら「15分以上並ぶなら、その時点で諦める」かなぁ...(^^;
でも、午前中に他のアトラクションにたくさん乗れている。 午後は、どのアトラクションも待つので、最終的に乗るアトラクションの数は多いかも。
今導入されているのは、以下のアトラクションです。
TDL
バズとハニーハントのFPは午前中に配布終了するぐらい人気です。
- ビックサンダーマウンテン(2000/7下旬より)
- スペースマウンテン(2000/8上旬より)
- ミクロアドベンチャー(2000/9中旬より)
- プーさんのハニーハント(2000/9中旬より)
- スプラッシュマウンテン(2001/7下旬より)
- バズライトイヤーのアストロブラスター(2004/4中旬より)
- ホーンテッドマンション(2004/9中旬より)
- イッツアスモールワールド(2003/11〜2004/1、2004/11〜2005/1 期間限定)
TDS
インディーとセンターのFPは午前中に配布終了するぐらい人気です。
インディーの方が位置的に入り口から遠いのでFPが終了する時間がやや遅いかも。
- センターオブジアース
- 海底2万マイル(2002/3より)
- ストームライダー(2002/3より)
- インディージョーンズアドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮
- マーメイドラグーンシアター(指定時間が10分間です)
- マジックランプシアター(2002/3より)(指定時間が30分間です)
身長年齢制限
一部のアトラクションには、身長や年齢の制限があります。
制限にかかっているかどうかは、アトラクション入口のキャストに確認してもらうことができます。
(2004年秋から、制限をクリアすると、キャラクターが書いてある証明リストバンドを巻いてもらえます!)
以前は、例えば、プーさんのハニーハントは「1歳以上」の制限だったのですが、今は年齢制限ではなく、「補助なしで座っていることができる子供」に変更されています。
現在残っている年齢制限は、アトラクションに大人(中学生以上)の付添なしで乗れるのは7歳以上といったものぐらいで、あとは年齢ではなく、子供の発達状態に合わせた制限に変わっています。
交代乗車
身長や年齢制限がある乗り物で、子供が乗れない(乗らない)時、大人が交代で乗る交代乗車ができます。
大人2人以上(乗る人と、子供を連れて待つ人)がいるときや、小学生以上の子供が1人で乗るのを大人と幼児で待つときなど、入り口のキャストに「交代で乗りたい。」と言えばOKです。
例えば、TDLのビックサンダーマウンテンで「交代乗車」をお願いすると、待つ人に白い紙をくれます。
最初に乗る人は普通に並んで(FASTPASSをあらかじめ発券してもらっておくと、FASTPASS列に並べます)乗ります。 出てきたところで、子守りを交代し、次に乗る人は、入り口で白い紙を見せると、キャストの案内で一緒に裏口から入り、ドアを5枚ぐらいくぐってすぐ乗り場へ。 「せっかくなので一番前に」と一番前に一人がけで座らせてもらえたりします。
また、TDLのスターツアーズで「交代乗車」をお願いすると、乗り場まで一緒に案内されます。 最初の人が乗る間、次の人は手前で次回のライドを待ちます。 次の人が乗る前に子守りを交代し、最初の人はライドの向こう側で、次の人の下車を待ちます。
子供が小さいと、乗れなくて諦めてしまうアトラクションが多いのですが、交代乗車すれば、楽しめるアトラクションがぐんと増えます。 このおかげで、私も子供が小さくてもコースター系に乗れて、とても楽しめました。
一方、TDSでは、TDLのように交代乗車が便利よく利用できるアトラクションはなく、FASTPASSを使って、普通に出口で合流して交代するしかありません。
最近TDSのガイドブックには、交代乗車ができると記載されるようになったので、TDLのように特別ルートを通って乗り場に直行させてもらえるように改善されているかもしれません。
シングルライダー
TDSでは、海外のパークで導入されていたシングルライダーが導入されました。
これは、乗り物にできてしまう空席に、1人ずつ案内される仕組みです。 通常のスタンバイ列に並び、乗り場直前で「シングルライダー」を希望すると、待っているグループを抜いてちょっとだけ早く乗れます。
(アトラクションの1人乗りできる7歳以上が対象です。)
TDS
- インディージョーンズアドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮
- 海底2万マイル
アトラクションの休止
パークでは不定期に、アトラクションの整備や改修工事を行っています。 公式HPや、公式iモード、当日チケットブース横の掲示板で、休止状況が確認できます。
毎年、夏休み前や、入場者数が少ない1月〜3月は、休止のアトラクションが多いです。
改修後は、細かい部分が変わっていたりするので、よーく観察してみるといいかも。
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パレードやショーを待つ
パレードやショーを待つときは、レジャーシートなどを敷いて、座って待つことが出来ます。
現在は、「パレードやショーの開始時刻の1時間前からは、レジャーシート等を使用して待てる」となっています。
なので、1時間前までは、キャストの指示に従って、地面にシート等を敷かずにそのまま座って待つか、その場に立って待ち、1時間前のアナウンスで、一斉にレジャーシートを広げて、改めて座って待つようになります。
人気のあるパレードやショーは、1時間以上前から待っている人も多いため、1人で複数人分の場所を確保するのが難しくなっています。
このため、我が家でも、1時間前までは3人で一緒に待っていることが多いです。
1時間前にレジャーシートを敷いた後、レジャーシートには、常に誰か1人は残っておく必要があるということになっています。
子供が小さい頃は、私と子供達の3人で行き、レジャーシートに座って待っていても、子供の「トイレ!」「のど渇いた!」「アイス!」などの要求で、どうしても3人でいなくなる時があります。 その時は、隣のレジャーシートの人や、キャストに頼んでから、抜けていました。
子供達が2人とも小学生になった頃からは、私か子供達のどちらかがレジャーシートに1人で留守番出来るようになったので、子供達を1人でトイレに行かせたり、私がアイスを買いに行ったり、子供達2人でアトラクションに乗りに行ったりできるようになりました。
なお、レジャーシートを広げた後で、無人の状態が続くと、まず警告シールが張られ、その状態が更に続くと、レジャーシートは小さくたたまれてしまい、後からきた人や周りの人に、場所を譲られてしまいます。
レジャーシートをたたむまでにかかる時間は相当長いようで、私はたたまれている現場を数度しか目撃したことがありません。 (レジャーシートをたたまれてしまう人は、10分程度ではなく、数十分近く帰ってきていないはずです。)
パレードやショーを待つ方法は、少しずつ変わっています。
以前は、何時間前からでもずっと座って待っていてよかったのですが、2002/4から1時間前からしか座れないように変更になりました。
そのときは、座りたい場所があれば、1時間のちょっと前にその付近に行って、ウロウロし(この、ウロウロがポイント! 立ち止まると、キャストに注意されるのですが、ウロウロ動いていると、大丈夫です)、1時間前のアナウンスがあったら、キャストの指示に従って、前の人から順にシートを広げるようになっていました。
この頃、期間イベントのショーなどは、1時間15分ぐらい前に、付近の道路をウロウロしていると、突然シーティングエリアに人が移動し始めます。 流れにのってシーティングエリアに行き、その場に立って、1時間前のアナウンスがあるまで待ち、アナウンスと同時にキャストが案内して、最前列中央の人から順に、シートを敷いていきます。
シーティングエリアに移動する時は、突然ダダッーと移動が始まるので、小さい子は抱っこしておいた方が無難かも。 (舞浜駅の下車ラッシュなみの混雑です)
さらに、2003/9のハロウィンから、またルールが変わり、1時間以上まではシートを敷かなければ、立ったままで待ってもいいということになりました。
2003/7〜9のブレイジングリズム中は、みんな殺気だった雰囲気で、キャストのアナウンスを無視して立ったまま待っていましたが、これによりちょっと雰囲気が和らいでいます(^^;
そして現在は、下にレジャーシート等を何も敷かなければ、座って待ってもよいようになりました。
いずれにしても、どうやって待てるかは、キャストに確認して、指示に従いましょう。
TDSでは、ショーやパレードを待つとき、レジャーシートなどを敷いて座って待てる場所が、TDLに比べるとものすごく狭くなっています。 座る前にキャストに「ここ、座って見れますか?」と確認すると確実です。
シートを敷いて待てるのは、TDL同様、1時間前からです。