ちろるの棟梁への道


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リフォーム 2007


エクステリアのウッドデッキビルダーへの道は究めた?ので、 今度は インテリア リフォームに挑戦。棟梁への道を究めます。

2階の部屋を二つに分けて書斎とウオークインクロゼットもどきを作る計画です。

その1 間仕切り
その2 塗装
その3 フローリング
その4 漆喰壁
その5 電気工事
その6 ドアの取り付け
その7 机のリニューアル
その8 ウオークインクロゼット
その9 三部屋目のリフォーム
その10四部屋目のリフォーム

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その1 間仕切り

天井に 間仕切りの位置に横木を渡します。
このとき 天井の裏に あるはずの 梁を探すのに一苦労
壁の中の柱を探す 壁内センサー というのを使いましたが  全く効果なし。
結局、打診と壁からの距離と千枚通しで探します。(でも なんといっても決め手は千枚通しですね。グサッツ。)
天井裏の横方向の梁の真下で仕切ればベストなのですが  探し当てた 横の梁は入口との関係で 間仕切りの位置と微妙にズレていて 使えない。
しかたがないので 今度は 縦方向の梁を探して それに横木を取り付けました。
木材はすべて 2×4のSPF材を使います。
横木取り付け。
養生のブルーシートを張ります。
天井の横木の真下の床にも横木をつけます。
床の方は 下地が合板なので 何処にでも取り付けられます。
次に上下の横木の間に 壁の柱を立てます。この柱を間柱(まばしら)といいます。
ほぼ450mm間隔にたてます。
もちろん 入口ドアのつく部分は開いています。
間柱完成

間柱の間に横木を入れます。


これで 間仕切りの骨組み完成。


次に この骨組みに 壁の下地となる合板を張ります。
普通は石膏ボードを使うのですが、 古いシナ合板(9mm)が数枚余っていたので再利用をもくろみました。
この再利用が後で厄介なことに・・・。
やっぱ 石膏ボードにすればよかった・・・。しかも石膏ボードは合板に比べて桁違いに安いのです。

奥の黄色ぽいのが 再利用分。 手前の白っぽいのが 新たに追加購入した分。
まあ とりあえず 間仕切り壁の下地が完成です。

反対側(クロゼット側)の壁面をどうするか 今は未定です。 反対側は 格子状の薄い棚のようになっているので 何か使い道がないか
なにせ 厚さ10cmの壁は無駄な気がします。(ただでさえ狭いのに・・・) おいおい考えます。

最後に 天井との境界に木材をボンドと隠し釘で取り付けます。
これを廻り縁といいます。既にある廻り縁と寸法を合わせます。

隠し釘は 打ち込んだ後 ピンクの部分を金槌で叩き落すと釘が目立たなくなります。

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その2 塗装

間仕切りが出来たら 室内木部と天井の塗り替えをします。
室内木部には 先ほどの回り縁、巾木(床と壁の境界)、窓枠、ドア枠などがあります。 今回 ドア枠は新設なので 後回し。その他の部分を塗り替えます。
これまでは白だったのを 今回はちょっとシックにこげ茶にします。
塗装には なんといっても養生が重要です。 でも、今なら 壁も床も汚れ放題で良いので 養生が楽です。
天井は白なので 一応マスキングテープを張ります。
木部の塗り替えにはまず 古い塗料をサンドペーパーで取り除きます(下地調整) これをやらないと 新しい塗料がうまく付きません。 といっても 完全に取り除くことは出来ません 適当なところで止めます。
古い塗料落し
だんだん雑になります。

廻り縁塗り替え
アッ 壁紙が写ってしまいましたね。  こんなすばらしい壁紙の部屋で 青春時代を過ごした人がいます。幸せ者ですね。

同じように 巾木 窓枠を塗ります。
これで こげ茶はひとまず終わり。

次に 天井を塗ります。天井は白です。元々白のビニールクロスが貼ってあるのですが クロスの上から直接塗れる塗料があるので便利です。 ローラーで塗ります ローラーというのはスグレモノです。 これを考えた人は偉い!! 実に上手く塗れます。


はじめは 天井はそんなに汚くなさそうだし 塗るのが大変そう(顔中ペンキだらけになる) なので 止めようと思ったのですが 塗ってみると 塗る前後でその差歴然。 しかも 最近のペンキの質の良さ それにローラーのおかげで 下にたれることも無く とても簡単に塗れます。これはビックリ
でも ローラーでごろごろやると細かい塗料が飛ぶことがあるので メガネはしたほうがいいかも。
クロスの模様に凹凸があるので ムラ無く塗るには 2度塗りが必要です。

ということで 塗り替え完了。

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その3 フローリング

いよいよ 大仕事 フローリングです。

まず いままで敷きこんであった 古いカーペットをひっぺがします。

カーペットの下には 防音用のボードが張ってあります。
まず ここでも 下地調整をします。

かつて 椅子の下だったあたりは ボードがへこんでいます。苦悩の跡です。
とりあえず カーペットの接着剤が残っているあたりを サンダーがけします
電動サンダーをゲット
サンダーには一応吸塵装置が付いてますが マスクが必要です。  (でも結果的にこのサンダーがけは あまり意味が無かったです。)
凹んでいるところに パテを塗って 平らにします。 これも 適当なところで止めないと キリがありません。
特に今回は この上に合板を張る予定なので 大きな窪みを埋めるくらいでよいです。(でもツイ深みに・・・)
パテだらけ。凸部を削ったほうが早かった??

パテ練り道具も調達しましたが 手練で十分です。
ドリルに付けてビューン。
そこらじゅうに飛び散ります。

大体平らになったところで ボンドとコーススレッドで合板を張ります。
今回のように下地が荒れているときは  一気に下地が平坦になり、とても有効です
しかも 合板を張ることで 部屋の形状や寸法が把握出来て (部屋は直線直角には出来ていないのです。) 後の床材張りがずいぶん楽になります。
合板張り

合板張り完了。
これで 床張りの準備が出来ました。

いよいよ 床材選びです。
床材には 大きく分けて 2種類あります。
一つは 無垢材。もう一つは 合板タイプ。
合板タイプというのは 合板にナラ材等の薄い板(0.数ミリ)を張って塗装したもの。
表面を接着剤で固めたような感じでとても 丈夫で 狂いが少ない。DIY向き。 お値段もそれなりに安い。
ホームセンターにおいてある床材は大体このタイプです。
それに対し 無垢は 膨張収縮があり 施工がかなり面倒。
お値段もそれなりに高い。(べらぼうに高いものもある。)
床材の巾も合板が303mmに対し90mmで それだけ施工に手間がかかる。
でも無垢の質感は捨てがたいものがありそう。
棟梁への道を進むにはここは一つ 無垢に挑戦
ということで 無垢材選び。
無垢にも ソリッド ユニ FJL(Finger Jointed Lamination)のタイプがあります。
ソリッドは 継ぎのない一枚もので 当然一番高価。ユニは長手方向に4〜5枚の継ぎがあるもの。FJLは 長手方向と巾方向にも継ぎがあるもの。
まあ 普通は ユニかFJLから選ぶことになります。
それから 塗装済と無塗装があります。無垢を使うなら 本来は無塗装にして 張った後 自然塗料を塗るのがベスト ですが それは またまた大仕事なので 今回は床材保護のための無着色ウレタン塗装品にします。
無垢材はホームセンターではあまり扱っていません。 やっぱり ネットショップということになります。
サンプル無料(送料も)というのがあったので お手ごろ価格のものを いくつか取り寄せてみました


並べて見ると やっぱり 中では一番お高い ナラ(ユニ)材がよろしいようで・・・。 それでも 他のショップに比べてお安いようなので 注文。
床材到着。
10枚/ケース 6ケース。重い。上の袋はダンドリビス。

このショップでは ダンドリビスという 床材用のビスも扱っているので これも 一緒に注文 ダンドリビスについては また後ほど。
このショップのいいところは 早いこと。 下手する?と注文翌日には届きかねない
でも この商品には 梱包はもとより添付されている取り扱い説明書(紙ピラ一枚)にも  生産国やメーカー名が一切表記されていません 床材そのものにも 何の捺印も刻印もありません。
このあたりが 安さのみなもとでしょうか・・・。

まず 梱包から出して しばらく現場の環境になじませます。
なじめ〜。

心配された品質的には サネが半分欠けているものが一枚、表面にごく小さなキズが付いている ものが数枚というところで マアマアというところではないでしょうか。
次に 仮置きをします。
床材の長辺が 部屋の長手方向にそうように配置します。
床材には 四辺に凹凸(サネ)が付いていて 次々にはめ込んで行きます。
スタートは 凹サネが壁の角に付くよう配置します。
このとき 下地の合板の継ぎ目と 床材の継ぎ目が一致してはダメ。 短辺が一致することはまずないが 長辺は両方共1820mmなので 一致してしまうことがあるので要注意。
下地合板を張るときに 床材の長辺の凸サネを手前に見たとき短辺の凹サネが左か右かを確認しておく必要があります。
床材の継ぎ目が チドリになるように順次カットして配置します。
けっこう堅い木なので 丸ノコでカットする時は キックバックに要注意。特に10cmくらいを切り落とすときは 添え木をした方が安全。(木片が 室内を3クッションしたことがあります。アブナ!)

仮置き中

壁との間には 5mmくらいの隙間を設けます。
本来ならば すでにある巾木を外して 床を張り 張ったあと 再度巾木をつけて この壁との隙間を隠すわけですが 巾木を外すのは おお事のようなので 今回は 巾木を外さずに施工しています。
なので あとで もう一枚巾木の上に薄い巾木をつけることになります。(ちょっとカッコわる) (この点 合板タイプの床板は狂いが少ないので この隙間が不要となり リフォームには適してますね) というわけで 壁との隙間は少し少なめ(小声)。
板と板の間も 0.2mm(名詞一枚分)隙間をあけます。

仮置き完了。 ピッタシ!!
最後のところは 半端な部分が残りますが 仮置きではこのままにして 一番最後に 床材を長手方向にカットしてはめ込みます。
この部分の壁は新設なので 新たに巾木が付けられます。
次に 最後から順番に番号を付けながら戻します。 念のため 仮置きした位置にも線を引いて置きます。
番号順に整列。

床を良く掃除してから 本張りします。 本張りは接着剤とダンドリビスで床材を下地合板に固定します。
接着剤とビスで固定。

接着剤はウレタン系のものを使うよう指定されています。普通の(アクリル系)木工ボンド は 床鳴りの原因になるからダメ。接着剤はビード状に塗布せよと書いてあります。 ビード状とは? 要は接着剤をガンを使って 押し出しながら 直線状に塗布すると ビード状になるのです。(ビードbead=じゅず です。)

ダンドリビスというのはビスの頭が三角形で専用のビットも付属しています。
ダンドリビスと専用ビット

床材用のビスは凸実の部分に斜め45°に打ち込んで 頭を隠す必要があり このため 普通のビスより頭の部分が小さくないといけないので このような特殊なビスを考案したらしい。宣伝文句通り スルスルと打ち込めます。
普通は フロアー釘という専用の釘を金槌と釘締めで打ち込みますが やっぱりビスの方が 何かと施工が楽です。(でも 値段は 高い。 同じ値段で 釘は腐るほど買えます。)

0.2mmの間隙を確保するために 名刺を挟みましたが ビスを打つと名刺が抜けなくなって破れるので テレカ2枚を挟みました(スベルので抜きやすい)。
長辺30cm間隔で打ち込みます。短辺の実にも打つので 床材1枚に付き 8本打ちます。 全部で500本くらい打ちます。

最後に 巾木(先に塗装しておく)を取り付けて 完成です。
フローリングの完成
スバラシイ!!
スリスリ    ワーイ

フローリングが完成したら 直ちに 次の壁塗り工程のために ダンボール(床材を梱包してきたものなどを利用)を敷き詰めて さらにブルーシートで二重三重に覆って シッカリ養生します。
ところで 何故先に壁を塗らないのか?って。
それは 壁を塗るには 壁の回りの木部が完成してないとうまくないからです。 今回 新たに間仕切りをして ドアも付けるため ドアの枠や巾木をとりつけないと いけないのですが、これらは 床が出来ないと取り付けが難しいのです。 ということで 床が先。

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その4 漆喰壁

次の大仕事は壁です。
壁のリフォームには
@壁紙の上から塗料を塗る A新たに壁紙を貼る B漆喰や珪藻土の塗り壁にする  等の方法がありますが
@は 既存の壁紙のド派手な柄を消すのが大変そう。 新しい間仕切り壁の合板を美しく 塗るのは厄介。
Aの壁紙も 広い壁を継ぎ目を美しく貼るのはかなり難しそう。
Bは いまはやりの天然素材ということ使ってみたいのですが、材料を練ったりするのが大変そう。
でも いろいろ調べたところ 漆喰で その名も「うまくヌレール」というのを見つけました。
宣伝文句によれば すでに練った状態で容器に入っているので あけたらすぐ塗れる。壁紙でも合板でも どんな下地にも 「うまくヌレール」ということなので これを使うことにします。

ここでも まず下地調整。
間仕切りの合板のつなぎ目には ファイバーテープを貼って パテを塗りこみます。
ファイバーテープでひび割れを防ぎます。 ビスの頭もパテで隠します。
合板の下地処理

壁に穴があいているのを埋めます。
青春の傷跡?

壁にあいた大きな穴の補修方法。
@穴の部分を四角く切り取ります。周りの壁紙も一回り大きめにはがします。 四角の穴より少し長い適当な板を穴に差し込んで  壁の上からビスで固定します。
横の隙間から手を入れるなどして 板を手前に引き付けながら ビスを打ちます。 (「バールのようなもの」があると便利です。) このとき 壁の中ががらんどうの場合があるので 下に落とさないよう注意します。(二度と取れません。) 今回は断熱材が詰まっていたので大丈夫。


A壁のボードと同じ厚さの板を穴の大きさにカットして 穴にはめ込み 先ほど取り付けた下の板に ビスで固定します。


B穴の周りに ファイバーテープを貼って パテを塗って 完成。


この他 壁紙がめくれているところがあったら 壁紙補修用ボンドで 貼り付けたり、 場合によっては切り取ったりして 壁紙の浮きが無いようにします。
壁の回りの木部にマスキングテープを貼って養生します。 巾木には コロナマスカーを貼って 床の汚れを防ぎます。 コロナマスカーというのは マスキングテープに ポリシートが付いたもので 便利です。(下のほうの写真に写ってます。)

必要な左官道具を揃えます。


@プラスチックコテ 「うまくヌレール」ご推奨です。
Aゴムベラ 角を塗るとき使う。(なくてもよい)
Bコテ台 100円ショップのまな板に 取っ手を付けたもの。
     使ってみると 板が水分を吸うので 後で まな板にプラスチック   の下敷き(100円)を貼りました。
Cお玉 コテ台に漆喰を乗せるとき使う。これも100円ショップ。 でも すぐ柄がとれた。

いよいよ「うまくヌレール」登場。


うまくヌレールには 仕上げ塗り用と下塗り用がありますが 壁紙の上から塗るときは はじめから仕上げ塗り用を塗ります。
一回目は プラスチックコテを使って 塗りムラなどあまり気にせず 壁紙の柄が透ける程度に塗ります。
一回塗り中
あぁー 思い出の柄が消えていく・・・。
乾いたら二回目を塗ります。このとき パターンを付けます。
(壁をパターン無しのまっ平らに塗りたければ 本職の左官屋さんに頼めと書いてあります。)
パターンを付ける道具も色々ありますが 手で塗るのが一番簡単です。
パターン付け用のローラー(上の写真の左端の黄色いやつ)も準備しましたが  あまり良いパターンにならないので止めました。
ゴム手袋をはめて 漆喰をつかんで 遊び感覚で塗りたくります。
いぐない? いぐない?

合板の上に塗るときは 最初に 接着力の強い下塗り用を塗ります。 合板はアクが出る事がありますが 下塗り用にはアク止め効果もあります。 ここで 間仕切りのところで 述べた 古い合板の問題が・・・。
下塗り用一回塗り後

合板のアクは 合板が古くなるほど ヒドクなるのです。
新しいほうは 一回塗りで問題ありませんが 古いほうは 三回塗りでなんとかアクが止まったという感じです。 でも 段差が出来るといけないので 全体を 三回塗ることになります。
アクが止まったら 仕上げ塗りを塗ります。
何度も塗ってるうちに 気が付いたら コテが磨り減ってました。 急遽 薄いステンレスコテに換えました。


合計43kg

漆喰壁の完成
  ヨシ!!

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その5 電気工事

部屋を二つに分けたので 天井灯のスイッチも分けて新設しないといけません。 今までのスイッチは新設の入口の近くの壁にあったので 壁際の間柱を一部えぐって 壁との間に配線を通し  入口上部の間仕切り壁の中まで もって行きます。


この柱にはドア枠が付くので 配線は隠れます。
古いBOXは壁に塗りこんでしまっても良いのですが 念のため 現状回復できるようにカバーを付けました。


入口横の間仕切り壁の中に取り付けた 各部屋の新しいスイッチBOXまで 壁の中を配線を這わせて接続します。 本当はこういう工事はやってはいけないので 内緒です。
でも 元は 電気屋さんと呼ばれていたので マ イッカ。(良くない!)

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その6 ドア取り付け

プロの造ったドア枠を観察して見ると 三段構えの枠になっています。 その構造が良くわからなかったのですが 研究に研究を重ねてやっと解明しました。

上部断面

枠1 構造材の側面と壁の端面を隠す
枠2 構造材の前面を隠し 蝶番などの金物を取り付ける
枠3 戸当たり
木材はラワンを使います。
ドア枠完成

ドア本体は別の部屋で不要になったものを流用しますが 開閉方向が反対になるので ドアノブ 蝶番などすべて一旦外して 反対方向に付け替えます。
ドア表面の仕上げは壁と同じ壁紙が貼ってあるので これも剥がして カラーボードを貼ることにします。 ボンドで貼りますが 結構作業が大変です。
ボード張り中。手術台。

ドア取り付け完了
といってしまえば簡単ですが 寸法調整に汗汗汗。
部屋の外から

実は ドアの両面にカラーボードを貼る予定でしたが カラーボードを貼るのも大変だということがわかったので、 外側の面は壁紙の張替えでいくことに。
ドアのように 一枚だけ壁紙を貼るのは実に簡単だということが判りました。(こんなことなら 最初から壁紙使えば良かった。)
但し そのためには よく切れるカッターと 下の秘密兵器が必須アイテムです。
ナゼバケ
この刷毛で 壁紙を上からサッツサッとなぜてやると あら不思議・・・。

以後は ドア類のリフォームは壁紙の張替えで行くことにします。

というわけで 新しいお部屋(リアルでぼこの部屋?)が一つ完成!!

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その7 机のリニューアル

大工さん ペンキ屋さん 左官屋さん 電気屋さん 建具屋さん 壁紙屋さん とこなしたので ついでに家具屋さんにも挑戦。
親の代から愛用の机にだいぶガタが来ているので この際リニューアルをします。


天板に隙間が出来ているのを 埋めて 外れかかっているのを 下からビスで留め サンダーをかけます

ここは頑張って 油性のニスを塗って仕上げます。 なんか アンティーク調で いいんじゃなーい。

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その8 ウォークインクロゼット

二つ目の部屋は ウオークインクロゼットもどきです。
未だ決めていなかった 間仕切りの漆喰壁のこちら側は 結局 MDFボードを張る事にします。 MDFボードというのは 木片を細かく砕いて 接着剤で固めたボードで、 云って見れば 丈夫な厚紙って感じです。家具などによく使われてます。
あとで 塗装します。

とにかく居室ではないので こちらのほうの内装リフォームは簡単に。
天井は隣の新部屋と同様 白で塗り替えます。
壁も白系塗料で塗ることに。
といっても この部屋の見える壁はあまり無いのです。 二面はハンガーパイプが付いて カーテンで覆われるし、 もう一面は 天井からの押入れで、残る壁は窓のある壁と入口の部分だけです。
でも 白の試し塗りでは 3回重ね塗りしても 未だ あの柄がなんとなくうっすらと・・・
ホームセンターのペンキ売り場のいた Aペイントのおじさんに聞いてみたら 「少し濃い色を下塗りしたら」と言われました。 おっ なるほど さすがペンキ屋
ということで ベージュで 柄を消すことに


上塗りも真っ白ではなく ライムホワイト というやつを塗ります。 木部も同じ色で塗っちゃいます。(手抜き)
でも、上がってみると
ブーイングが聞こえます。

やむなく 隣の新部屋と同じく 木部は こげ茶でアクセント
かなり ザツ

押入れの扉は 既に決定した通り 壁紙の張替えで行きます。 グッド

問題は床
隣をフローリングにするまでは こちらはカーペットのままで と思っていましたが 隣が出来てみると もうフローリングは絶対!!
でも 隣と同じ 無垢はカンベン 無垢をもう一度の気力はありません。 というか 棟梁を道を究めるには 無垢以外もマスターしないとね。
というわけで こちらは 合板タイプ+フロア釘 に挑戦。
隣と同様 下地調整して 下地合板を張ります。 隣と高さをあわせるため 合板を厚くします その代わり ちょっと お安い OSB合板 というのを使います。木材を砕いて 接着剤で固めたものです。
木片の模様が面白い。

ところで 合板にも レベルがあります 室内に使う合板は F☆☆☆☆のマークが入った物を使います。(材料中のホルムアルデヒドの含有量のレベルを示しています。) 時々 ホームセンターでメッチャ安い合板が積んでありますが コンクリートの型枠用(コンパネ)で F☆☆☆☆は付いてません。 普通ホームセンターで売っている資材は ほとんどF☆☆☆☆品ですが 合板は要注意。

近くのホームセンターで 床材を購入します。


無垢の時と同じように仮置きしてから 接着剤とフロア釘で本張りします。
これは簡単、実に簡単。 床板の枚数が少ないのがすごく楽です。 なんたって 無垢の1/3以下ですから。 フローリングは これに限る。
フローリングの完成。いいじゃん。

これで 内装は完了。

後は 新しく出来た壁面と既存の壁面の二面全体に ハンガーパイプを 上下二段取り付け、 天井には ハンガーパイプ用のカーテンBOXを取り付けます。
ハンガーパイプは 得意?のイレクターを駆使して組み立てます。


カーテンを吊って クロゼットの出来上がり。


おまけに 入口上部の空間に袋戸棚を付けました。


これで 二部屋目も完成!!

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その9 三部屋目のリフォーム

2階のリフォームを見た1階の住人から マイルームもリフォームを と注文が入り、三部屋目のリフォームをしました。
この部屋も洋室で 床は敷き込み絨毯です。
2階と同様 天井を塗り替え 壁は漆喰を塗り 扉は 壁紙を張替え 床はフローリングにします。
二階と違うのは 絨毯の下地が合板なので 下地調整の必要がないことです。
でも、合板下地の廻りには グリッパーという 絨毯を固定する 剣山のようなものが打ち付けてあ るので これをメリメリと引き剥がします。

さらに絨毯の下には フェルトがしきつめてあるので、 ゴミの量が スゴイ。 切り刻んで ゴミの日に少しズずつ処分します。

天井の塗料は 竹炭塗料を使いました。炭といっても 色は白です。
空気清浄効果があるということですが・・・。気休め?

今回は だいぶ手馴れてきたので 全部で10日くらいで完成しました。
三部屋目完成!!
beforeの写真を撮り忘れました。

施主様からは 大変ご満足頂いておりますです ハイ。

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その10 四部屋目のリフォーム

四部屋目は 居間の壁をクロスから漆喰壁に。
これまでの部屋はどれも プライベートスペースでしたが 今回は一応ちょっと パブリックということで 緊張します。
壁のパターンをどうするか いっそ まっ平らに挑戦するか と試し塗りをしましたが  ギャラリーの評判いまいち。(結構いい線行ってると思ったけど・・・。)
結局 漆喰を手塗りした後 鏝でおさえてパターンを作ることにしました。
パターンの大きさも 試し塗りで色々研究しましたが 最後はもう適当。
なんだかんだで 壁面が広いこともあって ちょっと時間がかかりました。

before

after
部屋が一気に明るくなりました。 なんか 額がはえます。

居間の壁に付いている換気扇もへたって来たので 交換します。
before ヨタヨタと回る。

でも 換気扇をゲットするのに一苦労。
こんなものは 昔は秋葉原へ行けば すぐ手に入ったものですが 今の秋葉原は様変わり
パソコンとかゲーム機とかAV機器ばかり 家電も冷蔵庫などの大型家電が主で 換気扇なんていう小物は置いてません
あっても台所用で羽根がむき出しのやつだけ。 居間につけるようなのはありません。 (居間に換気扇なんて 今時はやらない?)
となると やはり ネットショップということになるようです。
ありました。ネットショップでは換気扇専門店などというのもあって 品数も豊富です。 お値段もかなり安い。
after
ショナルインテリア換気扇。
引き紐無しで スッキリ。

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