| 検波モードDET |
MS2692A |
E4440A |
N9030A |
R3681A |
FSW67 |
RSA5126A |
| デフォルト |
Pos&Neg |
Normal |
Normal |
Normal |
AutoPeak |
|
| ポジティブピーク |
Positive |
Peak |
Peak |
Positive |
Positive
Peak |
+Peak |
| サンプル |
Sample |
Sample |
Sample |
Sample |
Sample |
Sample |
| ネガティブピーク |
Negative |
Negative
Peak |
Negative
Peak |
Negative |
Negative
Peak |
−Peak |
| RMS |
RMS |
Average
RMS |
Average
RMS |
Average
RMS |
RMS |
Avg
VRMS |
| LOG |
ーーー |
Average
Log |
Average
Log |
Average
Video |
Average |
Avg
Log |
|
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| キーサイトやアドバンテストのNormalモードはデータ点交互にポジティブピーク、ネガティブピークをつないだ斜線で表示されます。N9020Aからは、斜線ではなくヒストグラムのような階段状の表示に変わりました。アンリツのPosi/Negaモードとローデ&シュワルツのAutoPeakモードはほぼ同じでポジティブピークとネガティブピークを面で塗るつぶしたように同時に表示されます。 |
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| 表示モードTrace |
MS2692A |
E4440A |
N9030A |
R3681A |
FSW67 |
RSA5126A |
| マックスホールド | MaxHold | MaxHold | MaxHold | MaxHold | MaxHold | MaxHold |
| RMSアベレージ |
Lin
Average |
PwrAvg
RMS |
PwrAvg
RMS |
Average
RMS |
Average
Power |
Avg
VRMS |
| Logアベレージ |
Average |
LogAvg
Video |
LogAvg
Video |
Average
Video |
Average
logarithmic |
Avg
Log |
| Voltアベレージ |
ーーー |
Voltage
Avg |
Volt
Avg |
Average
Voltage |
Average
Linear |
ーーー |
|
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@アンリツのアベレージに注意:キーサイト、ローデ&シュワルツ、アドバンテストはトレースアベレージを選択するとアベレージ回数の他、Pwr(RMS)、Log(Video)、Voltの選択が表示されますのでLogとRMSを間違えにくいのですが、アンリツのアベレージボタンは押しやすい位置にありますがLogになっておりLogの表示もありません。離れた位置のLinAverageボタンを探さないといけないので注意しましょう。
AアンリツのVBWに注意:キーサイト、ローデ&シュワルツ、アドバンテストはVBWがアナログスペアナのLOGAMP後の復調LPFと同じLog(Video)がデフォルト設定になっています。RMS設定にもできます。一方、アンリツのVBWはMS2691A以降(MS2692A、MS2830A、MS2840A、MS2850A)はRMSがデフォルトに設定されていますので、RBWよりもVBWを狭くすると他社のスペアナと値が大きく異なります。LOGに設定できますが十分に意識しないとアンリツだけ測定値が異なりますので注意が必要です。ちなみにテクトロニクスはFFT方式のRSA6114A以降(RSA5115B、RSA5126B)のリアルタイムスペアナでもLOGに対応したVBWが設定できるようになっています。なぜアンリツはLOGをデフォルトにしなかったのか疑問です。ちなみに、アンリツ製は検波モードをRMSにすると、VBWの表示が消えるようになっていましたが、第5世代携帯電話対応での3GPP改定に合わせて、2019年にはファームウエアアップデートでVBWの表示も消えないようにしたようです。
BキーサイトのN9040BやN9041Bは、DET(検波モード)で一旦、EMC測定用のQuasiPeak、EMIaverage、RMSaverageを選択するとRBWが6dB減衰帯域幅に固定されてしまい、その後無線測定用の検波モードのNormal、Average(Log/RMS/V)、Peak、Sample、NegativePeakを選択してもRBWは3dB減衰帯域幅に戻りません。EMCモードを解除する必要がありますので、注意が必要です。無線測定でRMS検波を使用したいときにRMSaverageを選択しないように十分注意してください。
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