① 準尖頭値検波(QP) 準尖頭値検波方式は、EMCの世界では一般的であり、VCCI(Voluntary Control Council for Interference by Data Processing Equipment)でも適用されます。国際的にもCISPR16-2で定められています。 準尖頭値測定用受信機の基本特性
② 参考 雑音状の信号は検波方式により値が異なり、尖頭値検波が一番値が大きくなり以下のように なります。 尖頭値検波(PK)≧準尖頭値検波(QP)≧平均値検波(AV) ③ 注意 120kHzより100kHzの方が広い 120kHz QP : EMC測定で用いられている準尖頭値検波の帯域幅は6dB減衰帯域幅で 規定されています。120kHzQPフィルタの3dB減衰帯域幅は約85kHzと なります。 100kHzRBW : 無線機のスプリアス発射や不要発射の測定等で用いられる参照帯域幅は スペアナの分解能帯域幅(RBW)を用いることになっています。 スペアナの分解能帯域幅は3dB減衰帯域幅で規定されます。分解能帯域幅 100kHzの6dB減衰帯域幅は約140kHzとなります。
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