サンケン電気
 
志木駅南口から徒歩13分程度のところにサンケン電気があります。サンケン電気は昭和12年10月に財団法人東邦産業研究所として設立され、セレン整流器の試作研究を開始。昭和21年9月5日に東邦産研電気株式会社を設立。昭和37年サンケン電気株式会社に社名変更したようです。製品としては電源用半導体、スイッチング電源、UPS(無停電電源装置)、パワーコンディショナ、インバータ、直流電源装置の他、LED照明や高効率キセノンを使用した高光度航空傷害灯などもやっているようです。国内拠点は川越工場の他、石川サンケン、山形サンケン、鹿島サンケン、福島サンケンなどがあるようです。海外拠点は大連市(中国)、江陰市(中国)、上海市(中国)、深セン市(中国)、香港、台北市(台湾)、韓国、マレーシア、フィリピン、インドネシア、北米、欧州などにあるようです。

サンケン電気は、ハイブリッド車や電気自動車用の高耐圧モータドライバIC(500V50A)を石川サンケン工場(志賀町)で10万個/月の量産開始、平成32年までに100A品も追加し生産能力を50万個/月まで増やすようです。

サンケン電気は平成29年秋までに白物家電用モーターやコンプレッサー駆動用インバータ制御用のIPMインテリジェントパワーモジュール(パワー半導体やフライホイールダイオードで構成され3~30A用)が好調で石川サンケン(石川県志賀町)で1000万個/月の生産体制を構築するようです。

電源関係の半導体としては新電元TOREXなども有名なようです。