![]() ミネベア |
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泉岳寺A3出口から徒歩3分のところにミネベアの東京本部があるようです。田町からだと徒歩10分程度のようです。ミネベアの本社は長野県北佐久郡御代田町で、昭和26年7月16日(1951年)設立で、平成27年度売上6098億円(連結)、4511億円(単体)、従業員62480名(連結)、3464名(単体)とのことです。 工場は国内では軽井沢工場、松井田工場、浜松工場、藤沢工場、米子工場、タイには、アユタヤ工場、バンパイン工場、ロッブリ工場、ロジャナ工場、ナワナコン工場、バンワ1工場、バンワ2工場、中国には上海、珠海、など、シンガポールにはチャイチー工場、ジュロン工場、北米ではチャッツワース工場、ピーターボロー工場、ラコーニア工場がある他、フィリピン、マレーシア、カンボジアなどにも工場があるようです。 ミネベアはボールベアリングで有名ですが、最近は液晶用のバックライトの売り上げも大きいようです。液晶用バックライトは携帯などの有機ELへの移行にともなうバックライトの縮小に備えるため、車載用液晶のバックライトの開発を加速しているようです。ボールベアリングでは日本精工NSKも有名なようです。 液晶バックライトを生産する中国の蘇州工場で、離職率を改善するため、正式採用の前に現場環境で20分程度作業を行うお試し就業を行った結果2013年に14.5%あった離職率が、2015年に5.4%まで改善したとのこと。 HDD向けのボールベアリングが好調なようですが、スマホに有機ELの採用が拡大し液晶バックライト用の導光版の売上げが縮小傾向にある中、平成29年1月27日にミツミを傘下にして、新たな事業展開を急いでいるようです。 ミネベアミツミは、平成29年4月~6月の1Qで売上1932億0400万円(ボールベアリング関係406億円+3.6%、LCDバックライト関係1044億円+29.0%、ミツミ関係のカメラアクチュエータ、センサー、コネクタ、スイッチ、アナログ半導体など481億円、その他)となり、純利益は+346.5%の141億8100万円となったようです。ちなみに、平成29年6月にボールベアリングの生産量が過去最高の2億6700万個/月になったようです。 ミネベアミツミは、平成29年9月に、医療用、航空機用、産業用、燃料システムの精密金属加工メーカのC&Aツールエンジニアリング(1969年設立インディアナ州に3工場)をミネベアミツミ(51%)と日本政策投資銀行DBJ(49%)で買収するようです。 |