モトローラ 

アルカテルルーセントも入居

OSAKI-GATE CITY
モトローラが平成19年10月15日に白金から引っ越しました、think parkにはアルカテルルーセントやSonetも入っています。モトローラもイリジウムシステムではサービス開始に時間が掛かり都市部で携帯が普及してしまったため、ルーラルサービスのみとなりで加入者数が伸びず破綻したようですが、国防省により復活させました。国内でもKDDIがサービスをしているようです。平成20年にバーテックススタンダードを買収したようです。
平成22年7月に発表されて話題になっていたモトローラの携帯電話基地局など無線インフラ系(モトローラソリューションズ)について、ノキアシーメンスネットワークスへの売却が平成23年4月30日に完了し、残ったモトローラソリューションズは業務用無線機器を担当しているようです。モバイル系として残ったモトローラモビリティも苦戦しているようです。平成24年12月に韓国から撤退すると発表され、平成25年2月までにモトローラモビリティコリアは500名の社員に退職を勧告したとのことです。なお、グーグルが平成24年5月にモトローラモビリティの株式100%を125億ドルで買収したようですが特許権の取得が目的だったため平成24年8月から構造調整を開始し、全社員の20%にあたる4000人を解雇しました。バーテックススタンダードの業務用無線部門はモトローラソリューションズへ移ったため、残されたアマチュア無線関係は、懐かしい社名の八重洲無線として分離独立したようです。グーグルが買収したモトローラの携帯部門は中国のレノボに売却されたようです。
ノキアシーメンスネットワークスは、フィンランドのノキアとドイツのシーメンスが合併した会社で、平成23年の買収でモトローラから6900名が移籍したようですが、このときに日本では日本エリクソンへ移った人も多いとか、白金にあった頃は屋上にアマチュアのアンテナもあって無線屋さんと言う感じだったのにずいぶん変わりました。ノキアシーメンスネットワークスも、平成25年8月7日にノキアがシーメンスの保有していた50%の株式を買収したため、フィンランドのノキアシーメンスネットワークスがノキアの100%子会社となり社名をノキアソリューションズ&ネットワークスに社名変更(略称はNSNで同じ)し、日本でも9月1日に社名変更されました。

アルカテルルーセントは、アルカテル(仏)とルーセント(米ウェスタンエレクトリックとベル研究所)の合併会社です。

JAMTA(日本移動通信システム協会:Japan Mobile Telecommunication-system Association)もモトローラと一緒に白金から引っ越しました。ところでJAMTAはモトローラがMCA(JSMR:ジェイスマー)サービスを行うための保守管理会社で平成5年2月に100%出損会社としてJAMTA(日本移動通信システム協会)を設立し、平成6年9月から1.5Gデジタル(M16QAM)サービスを開始し平成7年10月に関西地区、平成8年11月に東海地区へ展開しています。全国向けのJSMRの他、関東、近畿、東海地区ではNEXNETと言う名称でサービスしているようです。JAMTAの職員数は数名のようです。平成25年4月に財団法人から一般財団法人に移行、平成26年3月31日に800MHz帯JSMRシステムの利用者減少及び1500MHz帯ネクスネットシステムもサービス終了にともない、一般財団法人日本移動通信システム協会は平成26年9月に解散したようです。もう一つのMCAサービスは総務省の外郭団体で新宿にある移動無線センターがサービス提供しております。