2007.9
U-Bahn6(地下鉄6号線) ウィーンには路面電車の他にも地下鉄が走っていて1〜4・6と5系統の路線がある。 1・2・3・4系統は大きな車両で運行されるのに対し、6系統のみトラムタイプの車両で運行されている。 6系統はSiebenhirten(ジーベンヒルテン)からWestbahnhof(ウィーン西駅)経てFloridsdorf(フローリヅドルフ)までを結んでいて、路線カラーは黄土色が与えられている。 路線の多くはかつてのWienerStadtbahn(ウィーンシュタットバーン)(1898年開業)と呼ばれる鉄道の路線を利用していて、Stadtbahnの装飾を手がけたOtto Wagner(オットー・ヴァーグナー[1841-1918])による歴史的な駅や橋などを今もなお使用している。 車両は主に2種類の車両が活躍中。 |
2007.9 Gumpendorferstr.(グムペンドルフ通り) 装飾の美しいホームに到着するT/T1型。T型は1994年にデビューし、約80編成が活躍している。運転台などの構造上、最低でも2編成での連結による運行となる。2007年には2次車であるT1型がデビューし、冷房設備の取り付けや内装の更新などがされた。このT1型の登場で現在まだU6で多く活躍しているE6/C6の置き換えを図るそうだ。 |
2007.9 Thaliastraße(タリア通り) こちらはStadtbahn時代からの車両であるE6/C6。Duewag社によるライセンス製造で、マンハイム型の車両だ。1979年に登場して以来約30年間活躍してきたが、T1の登場により次第に姿を消してしまうようだ。 |
2007.9 Burggasse/Stadthalle(ブルクガッセ・シティーホール) 地上区間・地下区間両方走る。 |
2007.9 Thaliastraße(タリア通り) |
2007.9 Längenfeldgasse(レンゲンフェルドガッセ) 写真のように旧型車と新型車との併結も可能。 |
2008.2 Neue Donau(ノイエ・ドナウ) new! 冬の風景の中を進む。 |