Stay for You -番外-
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「やだ、閉めてよ」
「いいじゃん。お前の声、聞かせてやりゃ」
「ば…ばっかじゃないの…あっ…」
弘毅は真雪の身体を放さず、そのまま真雪の中心を指先で握りながら、その先端を口に含む。
ちゅっ…。
音を立てて吸い上げると、真雪の身体がビクビクと震える。
「や…弘…毅…」
弘毅は舌と唇を使いながら、丹念に真雪を濡らしていく。
「ああ…っん…」
弘毅がちらりと真雪を見やると、一生懸命我慢している様子が伺えた。頬を真っ赤にして、目を潤ませながら唇を噛み締めていた。それを見て、弘毅の内にムラムラと沸き起こる欲情。
――もっと、なかせてみたい。
弘毅は真雪の腰を上げさせ、手を滑り込ませる。
「……っ!」
腰を引こうとする真雪を捕まえたまま、指先を差し入れる。
「や…やだ…っ」
さすがにここはまだ抵抗が大きかった。弘毅は真雪の中心をきつく吸い上げてから、唇をすぼめながら擦る。
「う…う…あ…」
真雪は弘毅の攻めに痺れたように身体が言うことを聞かなくなっていた。頭が真っ白になりそうになるのを首を振って何とか耐えようとする。が、その分、感覚だけは強く研ぎ澄まされていくような気がした。
「あ…ああ…っ」
真雪は弘毅にきつく吸い上げられ、呆気なく達する。
甘い声、跳ねる身体。弘毅は真雪のものを飲み下してから、真雪の足を肩から降ろすと、体勢を変えて真雪の上へのしかかった。
涙目の真雪の両頬を両手で挟む。
「お前、可愛いすぎ。もう、我慢できねぇ」
言って口付けてから真雪の両足を抱え上げ、自分の腰に回させる。
「我慢する気なんてないくせに」
真雪の言葉に弘毅はニッと不適な笑いをもらす。
「それじゃ、遠慮なく」
弘毅は自らのズボンのジッパーを降ろし、その中の既に猛ったものを取り出す。目を瞑る真雪の頬に口付けてから、己のものを真雪の秘部に突き立てる。
ゆっくり沈めようとしたその時。