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「う…はぁ…」
まだキーの高い声。しかしその声には艶やかな色が混じっていた。それは弘毅が触れる度に甘く上がる。
左肩の怪我に負担をかけないようにと細心の注意を払いながらも、弘毅は性急に先を進めてく。
知識はあっても身体自体はまだ子どものもので、弘毅は優しく抱き締めながら真雪の身体に刺激を与えていった。ひとつひとつ教え込むように。
衣類を脱がせるのは至極簡単で、抵抗もほとんどなかった。
あらわになった身体を組み敷き、弘毅は真雪の中心を柔らかく握り込む。
「あ…は…」
今だ精通のない少年の証は、しかし弘毅の手の中でゆっくりと成長していった。
弘毅は刺激を与えながら、唇を重ねる。下からの刺激だけで真雪は他が疎かならしく、弘毅は抵抗のない真雪の舌に自分の舌を絡ませながら、むさぼるように深く口付けた。
峻以外の者に自分がこんなことをするなど思ってもみなかった。感情と身体的欲望とは別の中枢から成るものなのか。
それとも――。
小さな子どもの身体を抱くことに罪悪感がないわけではない。しかしこの子どもらしからぬ言動からか、それとも他に原因があるからなのか、その罪悪感すらも打ち消す何かが弘毅を突き動かした。
弘毅は真雪の身体の上から降りて、それまで指で刺激していた真雪の中心を口に含み込む。成長し始めたそれを濡れた舌先と指先とで丹念に扱いていった。
「ふ…ああ…」
甘い声が耳に心地よかった。その声をもっと聞きたかった。
真雪の膝を立てさせ、指先を後ろの部分へと伸ばす。そこをまさぐると、途端に真雪は腰を引こうとした。その腰を捕まえ、弘毅は真雪の中へ指を差し入れる。
「やだ…っ」
異物の侵入してくる痛みに、真雪は身体を強ばらせる。それを和らげようと真雪の中心何度も握り込む。
「う…あ…ああん…」
弘毅は真雪の中心を片手で握り込んだまま、その細腰を持ち上げる。秘部のあらわになったそこへ今度は舌を這わせる。
生暖かく湿ったその感触に、真雪は背を縮める。
「や…やだあ…」
逃げようとするのを許さず、弘毅は真雪の足を開かせて指先と舌とで濡らし、丁寧に慣れさせていく。
「ああ…っ」