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バラ語るはしらのはなし・1

 向ヶ丘遊園モノレールの跡をたどるはなし、2019年5月のバラの花などをめでながら。
ざっくりと、風景の変化をたどります。
 それだけのことですが、新旧の写真を何度も何度も見比べて、ついつい時間が経ってしまう、
そんな時間の使い方がお嫌いでなければ、しばしおつきあい下さい。

 主に同じ場所の写真を新旧並べましたが、微妙な角度とか、カメラのズーム具合で、遠景の建物の大きさが違って見えるのはお許しください。


 小田急線の、向ヶ丘遊園駅。遊園地がなくなって、駅名の変更論争もあったが、最近は聞くこともなくなりました。
 右の写真。南口駅舎がなんと、歴史ある北口駅舎を模したギャンブレル屋根デザイン(あるいはマンサード屋根とも呼ばれています)に改装して、ピカピカの「向ヶ丘遊園駅」の文字が。 
ホームのすぐ脇にあった小踏切がなくなって、地下通路がいつのまにか完成。
 左の写真は、2001年の北口駅舎です。2019年現在は表面にパネルが貼ってあり、きれいになっていますが、微妙に表情が違います。
小田急のニュースリリースはこちら→

 ↑モノレールの始発駅。左は2002年。右は2019年現在。
YOUTUBEで、モノレールの乗車動画をアップしているのを見つけました。ワクワクします。 こちら→

 ↑左の写真は、2002年、はしら4番から9番が残っていたころ。はしら8番までの下が自転車置き場でした。
 右の写真は2019年5月。現在の自転車置き場は、はしら1番から4番くらいまでの跡です。その向こうは、信号に向かって細くなる緑地帯が続いていて、アジサイが少し、あとはプランターのお花も少々。緑地帯が切れるあたりが、かつてのはしら6番と7番の間くらい。

 ↑はしら9番付近から、小田急線の方を見た写真。信号や横断歩道の付け替えなどの都合なのか、道路の形状が大きく変わりました。
 右が2019年現在。小田急線の駅に向かって左側の歩道が大きく半島状にでっぱり、道路は大きくうねった形状となったので、路線バスに乗って通ると、立っている人は手すりにつかまらないと転びそうなくらいです。
 でっぱった空間にベンチを置いた休憩コーナーができ、生田緑地のポスターが貼ってあります。生田緑地の生き物の『足跡クイズ』もおもしろい。

2005年頃、工事中に設置されていた、道路変更の説明図。左図が当時の状況、右図が2019年現在。

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