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鶴居軌道跡を歩く 3


(右は北斗遺跡。左へもう少し行くと、軌道跡。)

 一直線の道に突き当たる。これが軌道跡か?と思ったら、それは北斗遺跡の住居跡へと分かれてゆく道だった。左へ曲がり、更に木道を行く。そしてやっと、鶴居軌道跡の未舗装路に出た。本当に、
ただまっすぐに続いている。草花や鳥に興味がなければ、ガイドの本にあるように「少々つらい」かもしれない一本道である。しかし、いま下ってきた道をまた上ることを考えると、平坦な道は楽に見えるし、野の花をじっと見たり、木の肌の感触を触れて楽しむのが好きな自分は、飽きることはなさそうに思う。天気は明るいくもり。太陽が出ると少し暑いくらいで、「もう少し涼しくしてよ」という感じ。とりあえず、約2キロ先の、展望台から降りてくるもう1本の木道のところまで歩いてみることにする。そこで調子が良さそうならば、更に3キロ先の温根内ビジターセンターまで行くことにする。体調が良くて荷物が軽ければ、屁でもない距離なのだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


(バイケイソウ(梅恵草)ユリ科)