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湘南軌道を歩く  9
 並行しているバイパスは、右の方の山の中腹を、高い柱に支えられて、いかにも車専用という感じで走っているのが見える。こちらとは別世界である。あちらを車で走ったら、この旧道は全く見えないのだろうと思う。
 わらぶき屋根の家を、1つ2つ見かけた。1つは、バイパスの足下をふと見たとき、隠れるように建っているのを見つけた。もう1つはこの旧道沿いで、秦野側から歩いてきたから見えたけれど、もし二宮側から歩いてきたら、木々に隠されていて見えなかったかもしれない。煙出しのような小屋根がのっているのが見えた。
 中井町から二宮町へ入る。そのちょうど境のところに、小さな石の橋がある。ちらりとみると、秦野で見た橋と同じく、これも大正時代のものらしかった。


(二宮町側から、町境を見る。町名表示の下に、橋が見える。)