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西沢森林軌道を歩く 4

 西沢山荘をすぎ、文学碑があるというが気にも留めずに進んでゆく。間もなく東沢を渡る二股吊橋に出るのだが、その少し手前、足元に明らかにレールと思われる鉄骨を初めて見つけた(左の写真)。この先、どれだけレールが残っているのかわからないので、大切に思われた。

 二股吊橋はがっちりしていて、足元の板も隙間がなくて安心できそうに見えたが、実際足をのせてみると、結構揺れる。立ち止まって写真を撮るのも結構こわい。

 ここから先は西沢の左岸をさかのぼって道は続く。と言っても、すぐに川が見えてくるわけではないし、だらだらと登る道でもない。意外な急登と急な下りを繰り返していると、川に沿って歩いているという気がしない。荷物が少ない軽装の人たちや、幼い子供連れのグループはここで引き返すかなと思っていたが、どの人もずんずんと進んで行くのが意外であった。

 

 

(二股吊橋を渡って少し進んだところで、道の脇にあった人工物。50×50×高さ30センチくらい。中心にH字型の鉄骨が入っている。何に使われていたのかは不明)→
           

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