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西沢森林軌道を歩く 2

 しばらくは、ごく気楽に、頭の上の紅葉を眺めたりしながら歩く。
 ナレイ沢を渡って少し行くとちょっとした広場になっており、トイレと登山届けの箱、休憩するベンチがある。左の方には橋が見えるが、これは帰りに通るはずの音取(ねとり)大橋。トイレは、ここと、この少し先の西沢山荘の所にあるきりで、渓谷沿いにはまったくない。


 『鉄道廃線跡を歩く』1巻に写真が載っている、ヌク沢の橋脚をまず目指す。
このヌク沢の橋脚というのは、後半に歩く西沢軌道とは別の、東沢軌道の橋脚だという。

 ヌク沢の橋脚はふと、目の前に現れた。しっかりと残っている。意外と小さい物だ。ヌク沢は、さほど激しい
流れではない。ハイキングコースは、橋脚の傍らの新しい橋を渡る。

                

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