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行田馬車鉄道を歩く 1

 まずは、JR高崎線の吹上駅の方から。駅から歩いて数分の、元荒川にかかる佐賀橋へ。この橋が、馬車鉄道に縁あるという吹上町のサイトの記事を見たのが、そもそもの訪れたきっかけである。

 元荒川は、町の中によくある小さな川であるが、名前からして、昔はこちらが本当の荒川だったのかしらと思う(大正時代の地図を見ると、今よりずっと曲がりくねっている)。佐賀橋のほかにも、橋がいくつも架かっており、春には桜が美しいとのことである。レトロな雰囲気の欄干を持つ佐賀橋。この橋の向こうとこちらに続く道を、馬車鉄道が通るさまを想像してみる。

※追記(2006年5月)/吹上町ご出身のねこさんの情報によると、現在の佐賀橋(上の写真の橋)の位置は馬鉄が通っていたところではないようです。次のページで、私も『後で見た地図から推測される馬車鉄道跡は、佐賀橋より一本上流の橋の方(西側)に近い道である。』と書いたのですが、やはりそちらの橋(たぶん新佐賀橋?)が馬鉄のルートのようです。古い言い方では、行田往還という旧道がそれのようです。

再訪したときの話はこちら→

吹上再訪
        

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