北欧出張日記
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10日目 コペンハーゲン〜アムステルダム
(1) コペンハーゲン〜アムステルダム
1) 出発
 他の7人は、コペンハーゲンに居た3日間、朝食は和食を食べていたそうです。見るから
に美味しくなさそうな塩鮭なのに、皆「パサパサだけど旨い」などと不思議な事を言って食
べていました。折角海外に来ているのだから、その土地の美味しいものを食べればいい
のに、と思いました。美味しければ、何を食べても苦にならない私の特性は、得なンでしょ
うネ。
 8:30 ホテルロビーに集合。コペンハーゲン到着時に案内してくれたガイドが引率役として
来ました。彼女はデンマーク人と結婚して定住しているそうです。コペンハーゲンでは、カト
リック以外の人は市庁舎で結婚式を挙げるそうです。何でも、順番待ちをして、名前を呼
ばれると僅か10分程で終了するそうです。ただしその後、友人達とお祝いを始め、必ず朝
まで延々と続くそうです。ただ、デンマーク人はあまり多量に飲まないと言っていましたが、
何と比較しての話でしょうか?ノルウェー人は、倒れるまで飲むそうですが・・・。余談です
が、デンマーク人の平熱は38℃だそうです。そのくらい体温が無いと、凍傷になるのでしょ
うか?

2) 9:00 にコペンハーゲン空港に到着しました。9日前に、ここでボーっと乗継ぎの臨時便
を待っていたのを思い出しました。皆の荷物が当初に比べて重くなっています。私の荷物
は26.5kgで、現在最重量、サイズは一番小さいのに・・・。「HEAVY」のシールを貼られまし
たが、追加料金は取られませんでした。
 搭乗機は、相変わらずスカンジナビア航空ですが、機体はB-737で今回初めて乗る機種
です。10:30に離陸。機内食は、黒パンのオープンサンドイッチが2つ。1つは、ローストビ
ーフとカレーマヨネーズ、レタス、チーズ。もう1つは、レタスと固茹卵半切り、オイルサーデ
ィン。
 予定通り、11:45 スキポール空港着。今日の昼食は要らないヨ。

(2) アムステルダム市内
 オランダの通貨ギルダーは、2002年1月にユーロに切り替わります。ギルダーを用いる
のは今年が最後です。
 オランダの人口は1600万人で、面積はほぼ九州と同じです。首都アムステルダムには
75万人が住んでいます。
 アムステール川は、アムステルダムで唯一の自然河川で、残りの水路は総て運河です。
運河には、3000の橋と2500のボートハウスが存在します。アムステルダムの家屋は、木造
で間口税対策のため縦と上に長くなっています(間口は2〜3間)。狭い土地を有効利用す
るため、階段は螺旋になっているため、荷物上げられません。そこで、表の道に面した屋
根にある腕木からロープを垂らし、各階にある大きな窓まで荷物を吊り上げます。その
際、窓ガラスを割らないように、建物が前方に傾いています。
 アムステルダム市内には、路面電車(トラム)が縦横無尽に走っており、20番のトラムは
観光観光スポットを回っているそうです。

1) 12:00 に、バスでスキポール空港から、アムステルダム市内へ向かいました。
 気温36℃と、異常な暑さの日であるにもかかわらず、バスのエアコンが壊れていました。
そのため、皆バスに乗ると、ぐったりしていました。今回の旅程では、記録的な暑さが続い
ているらしということです。例年の気温が16℃前後ということなので、皆スーツケースの中
にセーターを入れてきているのに、一度も袖を通していません。
 アムステルダム到着後、機内食を食べたばかりなのに、やはり昼食を食べに行きまし
た。昼食は、野菜スープ(塩ラーメンのスープのような味)、魚(肉厚の白身)、野菜、フルー
ツカクテル(スターフルーツ有り)でした。

2) 国立博物館にて、レンブラントの夜景やゴッホの自画像を見ました。レンブラントの夜景
は、小さな模写が残っていましたあ。この模写は、現存する本物より左側に5%程余分に
描かれており、そこに人物も1〜2名多く描かれています。どうやら、本物はいつの段階か
で、左端が切りつめられたらしい、ということです。

3) ダイヤモンド直販店へいき、カットの説明を受けました(誰も買わないのに、相手を見て
連れて行った方が良いのでは・・・)。興味があったのは、ダイヤモンドをカットするための
研磨剤には、オリーブオイルとダイヤモンドペーストを用いるそうです。確かに、アムステル
ダムといえば、ダイヤモンドのカットで有名なのですが・・・。

4) ホテル到着後、オプションで飾り窓地区徒歩ツアーに出ました。あまり楽しい光景では
ないナ。ここで働く人は、国家公務員になるらしい。何かヘン。

(3) 夕食前後
 ホテルに到着してみると、部屋の鍵が開かない人が半数、ミニバーの鍵が合わない人が
居るなど、初期トラブルが多発しました。従業員も多様な人種で構成されており、結構怪し
い雰囲気です。立地条件はアムステルダム市の中心部であるダム広場に隣接しており、
良いところのはずだが、治安はあまり良くなさそうです。
 夕食までに、隣の「Magna Plaza」という名のショッピングを覗きました。
 19:30に、ホテルにて夕食を摂りました。夕食の内容は、ジャガイモのスープ、良く焼いた
牛肉(固い、多い)、ムース状のケーキ・・・そして、やはりビールを飲みました。
 ホテルの部屋は、北欧のホテルに比べて部屋が狭く、日本のビジネスホテルよりやや大
きい程度。ただし、バスルームはやたらと広い。バスルームは狭くていいから、せめて机や
椅子を移動させなくてもスーツケースを開けられる程度の広さが欲しかった。また、エアコ
ンが無く、窓を開けても風通らず夜中でも日光と街の騒音が入ってきます。寝苦しい!


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