ライヴ見聞録 
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2000,12/25 上々颱風



お台場へ上々颱風(シャンシャンタイフーン)のライヴを聴きに行ってきました。

メンバーは、9月末にキーボードパーカッション/篠笛の2人が抜け、
 紅龍バンジョー[三弦と称している]/ヴォーカル/ギター/作編曲)、
 西川郷子(高音ヴォーカル/鳴物/チャング)、
 白崎映美ヴォーカル/鳴物/MC/客席乱入)、
 海野辺マントドラムス/掛け声/コーラス)、
 西村直樹エレクトリック・ベース/おとぼけ/コーラス
の5人に、オリジナルメンバー
 猪野陽子キーボードコーラス
が復帰していました。また、ゲストとして
 HONZIエレクトリック・バイオリン
 関根マリパーカッション
の2人がサポートしていました。

 私が初めて上々颱風を知ったのは、1999年3/13の夜に、全く偶然に見たNHK-BS2の番
組「上々颱風ライブ イン康楽館」に釘付けになった時です。それ以来、気になる存在でした
が、2000年8月に出たアルバム「上々颱風8」が、とても気に入り、しばらくこればかり聞い
ていました。

 女性ヴォーカル紅龍の3人がこのバンドのカラーを作り出していますが、マントドラム
が出す4ビート・8ビートの手癖フレーズが、バンドに合った気持ち良いノリを出していまし
た。キーボードもゲスト2人も、何やら楽しそうに演奏しており、良い雰囲気でした。
 「みんな、飲み食いして出来上がった頃を見計らって、また出て来っから」と言い残して休
憩に入った後、第二部は、「紅白歌合戦コーナー」で始まりました。紅龍は、この冗談をやる
ためにライヴをやっているのではないか?と疑うような内容でした。
 ところで、このバンドの音を、どこかで聴いたことがあるような気がしていたのですが、最近
やっと判明しました。宮崎駿企画・高畑勲監督のアニメ映画「平成狸合戦ぽんぽこ」のサウ
ンドトラックを担当していたのです。この、「チンドン屋」をまともにしたような音、が彼らの特
徴でしょう。





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