このCDは、私にとって衝撃でした。
ギター・トリオは私の好きなユニットですが、ナ
イロン弦の
ギターと
トリトク・グルトゥーの
パーカッションによる表現の凄さに、3日く
らい倒れてしまいました。
マクラフリンは、1987年に始めた
エレクトリック・ベースの
ジョナス・エルボーグと
のデュオ活動を、
エレクトリック・ベースの
ジェフ・バーリンに
トリロク・グルトゥを加え
たトリオに発展させたことまでは、音楽誌で把握していました。しかし、このCDを聴
いて、ブッ飛びました。
マクラフリンの
ギター・シンセサイザーによる
電子オルガン音のコードワークに、
ナイロン弦
ギターのフレーズが絡み、そこに緩急自在の
パーカッションが絡みま
す。
トリロク・グルトゥーの
パーカッションは非常に素晴らしく、
オレゴンでの演奏と
は別人のようです。特に後半5曲目の
パーカッション・ソロは、感動ものです。・・・も
ちろん、
マクラフリンも凄い・・・
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Live at the Royal Festival Hall (POCJ-1009)
/
John McLaughlin Trio
MUSIC:1.
Blue in Green (
Miles Davis) [6'36"]
2.
Just Ideas (
Mitch Forman) 〜
Jozy (
John McLaughlin) [5'31"]
3.
Florianapolis (
John McLaughlin) [15'12"]
4.
Pasha's Love (
Trilok Gurtu) [7'54"]
5.
Mother Tongues (
John McLaughlin) [19'20"]
6.
Blues for L.W. (
John McLaughlin) [4'38"]
PERSONEL:John McLaughlin (
acoustic guitar,
Photon guitar sunthesizer)
Kai Eckjardt (
electric bass)
Trilok Gurtu (
percussion,
tabla)
RECORDING DATA:Recorded at the Royal Festival Hall, London - November 27, 1989.
Produced by
Stefan F. Winter.