スーパー・ギター・トリオの3人は、各々多忙なスケジュールであり、新プロジェクトを展開し
ていく関係で、活動を続ける上では、他のメンバーを調達せざるを得ませんでした。当初か
ら、
ジョン・マクラフリンと並び、ジャズ・ギター界の革命児と称されていら、
ラリー・コリエルに
も協力依頼をしていたようです。
初CDがサン・フランシスコでライヴ録音された1980年に、ライヴ・アンダー・ザ・スカイ出演
のため来日した
スーパー・ギター・トリオは、
マクラフリン、
コリエル、
クリスチャン・エスクーデというメンバーでした。その後は、
アル・ディメオラ、
コリエル、
ビレリー・ラグレーンというメン
バーで時折活動をしていました。
スーパー・ギター・トリオは、
アル・ディメオラと
パコ・デ・ルシアのデュオにマクラフリンが興味を持って乱入したというのが始まりです。1980年代前半には
マクラフリン中心に活動をしていましたが、マクラフリンの興味が他に移ると、設立者である
アル・ディメオラに活動の中心が移りました。いずれも、同業者との共演癖がある、
ラリー・コリエルに協
力を求めているのが興味深いところです。