1943年生まれのラリー・コリエルは、これまでに10回以上来日しています。1970年頃のコリエ ルは、エレクトリック・ギターのフィード・バック奏法を大胆に用い、ジャズ・ギターの革命児と呼 ばれていたそうです。私がジャズを聴き始めた1980年頃のコリエルは、アコースティック・ギター の演奏に集中していました。12弦ギター独奏によるストラビンスキーのバレー曲3部作などもあ りますが、私は2〜3本のアコースティック・ギターによる合奏が好きなので、「トゥー・フォー・ ザ・ロード」と、ヴァイオリン奏者ステファン・グラッペリの「ヤング・ジャンゴ」ばかり聴いていま す。
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