ジョン・マクラフリンは、1995年に音楽遍歴を一旦総括したCD、「ザ・プロミス」を発表しま した。この中で、パコ・デ・ルシア、アル・ディメオラとのスーパー・ギター・トリオ復活セッション を行いました。 これを契機に、翌年にスーパー・ギター・トリオのスタジオ録音盤が発表され ました。 ちょうどこの数年前から、マクラフリンは、アコースティック・ギターによる演奏を展開してい たので、自身の方向性と一致したことあるでしょう。 CD発表に向けて行われた記者会見で、ディメオラは「このトリオが忘れられず、再共演を 願っていた」、パコは「私の基本的な考えである、ギター奏者同士の"闘い"の欲求を、このト リオは満たしてくれる」、と答えています。この回答だけでも、CDを聴いてみたくなってきま す。 |