インターネットの基本的な仕組み




 

インターネットの基本構造

 インターネットを語るとき、パソコン通信と比べるとわかりやすいでしょう。パソコン通信はその中心母体のコンピューターたったひとつに対して、ユーザーがつなぎます。一方、インターネットは、中心母体のコンピューターがたった一台ではない、ということです。

 中心母体のコンピューターには、いくつものページが納められていて、これをサーバーと呼んでいます。例えば僕は「ビッグローブ」というプロバイダ(インターネット接続業者)を使っていて、ビッグローブのサーバーにホームページを持っていますが、ビッグローブ経由でニフティのサーバーにも接続できて、ニフティのサーバーにおいてあるページも閲覧することが出来ます。
 「ジオ」はプロバイダではありませんが、サーバーを持っています。僕はジオにもページを持っていますが、ジオのサーバーには「ビッグローブ」経由でつないでいます。
 この他に、某サーバーにもページがあります。その某は、プロバイダ業をやっていますが、プロバイダ(インターネット接続)契約はせずに、有料でサーバーレンタルの契約だけをしています。

 なぜこのようなことが出来るのかというと、サーバー同士がつながっているからです。それぞれのネットをつないでいるから、「インター」ネットなのですね。

 インターネットは、だから「ネットワークのネットワーク」とも言われています。ユーザーはこういうシステムのおかげで、自宅に近いアクセスポイントを持っているプロバイダと契約し、そこまでの電話代を払うだけで、世界中のホームページを閲覧出来るのです。

 

電話回線以外の接続方法

 いくつかあると思われますが、電話以外でメインとなるのが、「CATV」です。つまり、有線テレビですね。このCATVが、電話回線とプロバイダを兼ねているわけです。有線であるその「線」を利用しているのです。これのいいところは、つなぎ放題というところでしょうか。

 



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