観察ポイント@…上県方面
観察ポイントA…下県方面
○がついた集落は観察ポイントの画像があります。
佐護地区
深山ダム:主に水鳥の観察地。水がないと、あまり面白くない。
深山林道:あまり珍しい種ではないが、山野の鳥に出会える。
恵 古:佐護川沿いの竹やぶと左右に広がる水田が観察のポイント。竹やぶの中にはオオヨシキリやノゴマ、オオバンなどがひそむ。
センサン:佐護中学校横の川が大きく蛇行するよどみの部分が、渡りをする水鳥たちの休息地。近年、堰ができたため、流路や環境が変化して、やや面白みが薄れた。
椋 梨:観察塔が建設される前はツルも降りたり、アカツクシガモやサバクビタキ、などの珍鳥も観察されたが、建設以後あまり珍種は観察されていない。
大岩橋:佐護川下流の大きく蛇行する入り江状のカーブ地点。アカガシラサギ・シロハラクイナなど珍鳥もまれではなく、見逃せないポイント。対馬にやってくるバーダーたちのお目当てのヤマショウビンに会えるかも。
塩 田:佐護地区最大の水田地帯。田植え前後の期間に渡りをする平原の鳥たちの多くを観察できる。特に佐護湊入口の小さな小屋と柿ノ木や杉の生垣のあたりが一番の観察ポイント。
サリエ:林縁部のブッシュが見逃せないポイント。ムギマキ・マミジロキビタキ・イワミセキレイ等が見られる。
伊奈・田の浜地区
佐護を目当てにくるバーダーたちが、必ずチェックするのが、舟志と、この伊奈・田の浜である。やはり春の渡りが中心であるが、ホオジロ類、そしてバーダーたちのお目当てであるヤマショウビンがでる確率が高いのがここである。
仁田地区
国道382号線沿い:昨年までは交通量の多い国道沿いなので、あまり注目していなかったが、今年、多くの収穫がありポイントに加えた。特に、国道から離れた仁田川沿いが良い。
舟志地区
舟志川:河川改修があって、あまり面白くなくなったが、やはり見逃せない。川の杭にヤマショウビンが出たこともある。集落前の水田地帯と旧舟志小中学校の運動場が観察のポイント。
舟志小学校跡:運動場の芝生にキマユホオジロ、ツグミ類を中心に観察できる。春の観察ポイント。
泉地区
周辺の山や島にある立ち枯れた大木の枝に、オジロワシやオオワシ、湾内ではカンムリカイツブリやオオハムなどが見られる。冬の観察地点。
鰐浦地区
韓国嶽展望台からは、遥か韓国の島陰が肉眼で観察できる。運がよければ、上空に舞うオジロワシやオオワシに出会える。冬の観察地点である。
佐賀地区
佐賀川上流:佐賀川流域に点在するブッシュで渡りの時期にツグミ類・ホオジロ類が見られる。筆者の居住地。
三根地区
三根川流域:西小学校より上流の河岸のブッシュで、シマノジコ・シマアオジなどのホオジロ類、オウチュウの観察記録がある。去年は、ヤマショウビンも出た。隠れたポイントである。