RyuTaのトライアスロンチャレンジ


   4種目にもチャレンジです!        INDEX




      2016年7月 大井川港トライアスロン大会

     京都マラソン2016 2月

     2015年 9月 佐渡トライアスロン大会

     2013年  9月  武尊山スカイビュートレイル

    2013年 8月 アイアンマン北海道in洞爺湖

    2012年 11月 陣馬山トレイルラン

    2012年 9月  武尊山スカイビュートレイル

    2012年  9月 佐渡トライアスロン

    2012年  6月 セントレア常滑IM70.3

    2012年 3月  京都マラソン

    2011年11月 神戸マラソン

   2009年8月 中島トライアスロン大会

   2008年12月 防府マラソン

   2008年11月 第18回福知山マラソン

   2008年9月 しまなみ海道140km!

   2008年4月  宮古島大会

   2008年9月  佐渡国際トライアスロン大会



























































































2008年4月20日開催

宮古参戦記(その1)  

大潮のため例年より30分早い午前7時、K元総理大臣の号砲でスイムスタート。

バトルを避けたいのでコース外側4分の3程度
先頭から10メートル位の場所から海に入る。

後ろから、左側からお構いなしにやってくるが、それ程気にならない。
この中に混じっていれば自然と進んで行くんだろう、と。
ところが2分後、急に胸が苦しくなり、
あと一時間もとうてい泳げないんじゃないか、
頭の中に「リタイア」の文字が浮かんでしまう。

冷静になろうとするが状況は変わらない。
ふと二十年前のことを思い出し、ウェットの中に海水を入れたら楽になった。

その後は順調過ぎるほどに泳ぎ続けられた。
スイムフィニッシュ58分台でなかなかいい感じだ。
呼吸も全然乱れていない。
砂浜に上がるとやけに騒々しい。
あの調子のあの声だ! K元総理、ひょっとして
1時間も話しっぱなしだっんですか?ご苦労様です。というより楽しそう。

スタート前に、むらちゃんが潮の流れを随分気にしていたが、今日の潮流なら
大丈夫だろう。スタート時間を30分繰り上げたのは大正解のようだ。

一昨日の試泳の時にウェットがなかなか脱げずにパニックになったので、ホテル
で練習をしたウエット脱ぎもスムーズにできた。いよいよ問題のバイクスタート。
宮古参戦記(その2)  
ウェットスーツもスムーズに脱ぐことができて、いよいよバイクスタートです。

5キロ付近まで次々と抜かれていく。
それも集団でまとまって追い抜いていく。
気にせずマイペースに心がける。
それでも平均スピードがどんどん上がっていく。
池間島を回ってから向かい風になったが、
50キロポイントをAve.30km/hと、
自分としては順調すぎる。
風が気持いい。
景色も応援も最高だ。

東平安名崎を折り返すあたりからお尻が痛くなり始める。
意外にアップダウンがきつい。
来間島折り返しでは回りきれず路側帯にぶつかりそうになり、係の方に抑えてもらう。
さすがに2周目はきつい。平均スピードがどんどん下がってきた。

バイクフィニッシュが近づくと元気が盛り返す。
バイク6時間7分。300人位追い抜かれてしまったが、
目標6時間はほぼ達成。
途中のエイドではバナナ4本、サンドイッチなどたっぷりと補給してあり、
ランに向けて体調もいい。

上から下まで全部着替え、気分一新してランスタート。
バイクで追い抜かれた松木さんをすぐに抜き返す。
5キロのラップが何と30分丁度。
こんなに調子良くていいのか!と思いつつ、
正午過ぎから出てきた太陽の下を快調に進む。

先頭ランナーとすれ違うが、レースナンバーが3ケタ。と言うことは・・・。
松丸選手は遅れること30秒の2位でやってきた。
「松丸!お前は優勝するために宮古に来たんじゃないのか〜、行け〜っ!!!」
と、ランをちょっと教えてもらったことがあるので、心の中で檄を飛ばしたが・・・

10キロ手前で急激にスピードダウン。
これがトライアスロンか、いよいよ来たか。と観念してエイドで休憩。

そこから折り返しまでは休んだり走ったりの繰り返し。
折り返してからは走ることができず、道路脇に腰かけて暫く休憩。
30キロまでは歩き、休憩、ちょぼちょぼ走りの繰り返し。
夕方になり涼しくなるとようやく連続して走ることができた。
商店街に入るころは暗くなり足元も危うくなるが、何とかスタジアムまで辿りつく。

ゴール手前、前後に他の人がいなかったせいか、
アナウンサーが拙者の名前コールを会場の方々に求めはじめた。
「やばいよ、これじゃスピード上げなきゃ」で、
最後100メートル全力で走ってしまった。

完走した喜びよりも、「これ以上走らなくていいんだ」という喜びの方が大きい。
もう一歩も走れない。
二度とトラの大会に出たくない。

むらちゃんとすれ違った記憶がないけど、どうしたんだろう?

宮古参戦記(その3)  
ゴールして一歩も動けなかったので芝生に寝転んで回復を待ちました。
その後帰る途中で、むらちゃんゴールのアナウンス。
完走だ!よかった。

と言うことで?12時間50分で初ロングの宮古島を完走できました。

トライアスロン復活のための練習開始から8か月、
練トラの練習会で沢山のことを教えていただきました。
管理人さんはじめ皆さんのアドバイスは大変役立ちました。

管理人さんと一緒に出場するはずだった宮古島大会でしたが、思いもよらないことが
起きて一緒の出場はできませんでした。
しかし、去年の管理人さんのレースナンバーを拙者が受け継ぎ、レース中も見守って
頂いたんだなと思っています。次回は必ず一緒に参加しましょう。

レースから一週間経って、体の痛みもだいぶ和らぎ、今は左足股関節に少々の違和感
があるだけです。

しかし、まだ次のレースに出場したいという気持までにはなっていません。
しばらく温泉とアルコールに浸って心身の回復を待ちます。
皆様の応援、激励、アドバイス等々ありがとうございました。

(終わり)


  
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参戦記(初佐渡、初ミドル、初雨)  
まだ薄暗い曇り空の下、ヤマザキ応援団長様にBタイプ参加メンバー、
管理人さんで記念撮影をしてもらい、Aタイプのスタートを見送りました。

その後、海に入り5分ほどアップしたが昨日同様冷たくなく、泳ぎやすい感触でした。

スタート位置は、一番アウトコースの前列に並ぶ。
近くにいた年配選手に聞くと、
「暫く外側を泳いでから第一ブイに向かうとバトルが少ないよ。」とのアドバイス。
拙者が考えていたことと一緒なので納得し、
7〜8分はアウトコースのロープ沿いに進み、その後、第一ブイを目指すことにした。

さあスタート、遠浅の海岸のためしばらくは海中ジョギング、
泳ぎ始めたのはスタートから1分後だった。
比較的バトルは少ない、と思っていたら、いきなり右ほほがチクリ、ビリビリ、クラゲが気合を入れてくれた。

第一ブイ周辺はさすがに混雑する。何回か殴られ、ゴーグルが外れる。
何とかブイを回り、今度はインコースロープ沿いを進む。
ここが意外と泳ぎ易い。しかし、ロープに3回ほど腕をからめてしまう。
丸く小さいブイには思い切り頭をぶつけてしまう。
幸い額だったので痛みは少ないが、脳天だったら失神していたかもしれない。
(ブイってすごく固いんですよ〜。)
スイムゴールで時計をチェックすると41分30秒くらい。
40分の目標をオーバーしたが、水不足でプール閉鎖のため泳いでいないことを考えるとまずますだ。

バイクに跨り、いざスタート、と思いきや、右足クリップがはまらない。
砂が詰まったようだ。
宮古島では300人位に追い抜かれたが、佐渡ではもう少し少なくしたい。

15年程前に車で佐渡1周したが、小佐渡の道幅の狭さはいやだなと思っていたら、
片側1車線に拡幅されていた。これなら走りやすい。
順調に漕いでいく。DHポジションも苦にならない。と思っていたらポツポツと降りはじめ、
そのうち土砂降り、雷まで鳴り始めた。

今まで雨の日に走ったことがない。普通のメガネをしたままだったのでメガネの内側まで
滝のように雨水が流れ始め、右目はほとんど見えない状態になってしまう。

右急カーブのあと、急坂が待っていた。
これが噂の小城の坂か〜。

心拍数がどんどん上がるのが判る。
この坂でかなり追い抜かれてしまう。
トレーニングの量か質かテクニックのどれかが、全部か?足りないのだろう。

その後もしつこいアップダウン、
海岸に降りてからの向かい風でバイクゴールでは、
かなりいっぱいいっぱいの状態だ。

ラン用のウエアに着替えていたら、ヤマザキさんを発見。
バイクで追い抜かれなかったんだ!
でもランですぐに追いつかれるだろうなと思ってランスタート。
しかし、係員に呼び止められ、
「後ろにゼッケンがついてないよ。」
あわててバイクウエアからはずして係員の方に付けてもらう。

いつの間にか晴れあがり、蒸し暑くなってきた。
バイクの疲れで思うように足が上がらない。

粘るしかないな、と思って商店街を通りぬけていく。
田圃道を過ぎたところで、管理人さんの応援。
直後、長野支社のツカダさん、地元のホンマさんに続けてパスされてしまう。
追いかけようという気持ちにもならず、ひたすら粘ることだけを考える。

そのあと、ヤマザキさんがかなりのスピードでパス。
折り返してからは、エイドのコーラだけが頼り。
オオモリさんとすれ違うが、かなり熱そう。

あれだけ疲れていたのに、
商店街に入り、名前を呼ばれ、応援が増えると不思議と元気が出てくる。

目標にしていた7時間以内をなんとかクリア、佐渡の景色を満喫し、
温かい応援に感謝しながらのゴールでした。

佐渡大会は、日常生活から完全に離れた夢のような4日間でした。
ネリトラの皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。

なお、拙者の佐渡大会での教訓です。
1スイム ブイは、めちゃ固いのでぶつからないよう気をつけよ!
2バイク 雨の気配がしたら普通のメガネだけでは危険、見えなくなるぞ〜!
3ラ ン 後半のスタミナ維持にはコーラが命!ゆっくり止まって補給!

昨日、「しまなみ海道完走、目指せ尾道ラーメン、バイク140キロ」をしてきました
ので、後日アップさせて頂きます。


アフター佐渡大会  
佐渡大会参加の皆様お疲れ様でした。
応援していただきました皆様ありがとうございました。

光が丘区民センターの前に置いておいた自転車は、いやな予感どおり
しっかり撤去されていました。(通知がきており4000円持って取りに来いと)

火曜日の早朝の便で松山に到着し、頭がボーッとしたまま・・・、山のような
洗濯物・溜まった仕事の処理、夜の出張と、あっという間に今週が過ぎました。

改めて、今考えるとバイクで、よく無事だったな〜と思います。

土砂降りの中で、普通のメガネをかけていたため前がよく見えず、
また、下り坂でもスピード感が楽しくて思いきり漕いでいたことを考えると、
ゾットします。

今回の収穫は、何といっても苦手のバイクで粘りきれたことです。

シュンペイさんや、ヤマザキさんには遅れましたが、大差をつけられなかった
ことは大収穫でした。
幸い、筋肉痛、関節痛は全然ありませんので、今週末は四国の景勝地
をサイクリングしようかと思っています。

来年の佐渡は、管理人さんの復帰、やまぼうさんの初参加とにぎやかになりそうですね。
拙者もAタイプ挑戦!と言いたいのですが、まだまだ無理のようです。

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〜しまなみ海道140km 目指せ!尾道ラーメン〜     9月17日
今年5月にチャレンジした時は、出発点が手前のため尾道まで辿りつけず途中で断念した。
今回は、四国本土ぎりぎりの来島海峡大橋を出発点にした。
ここからだと尾道往復140キロだから完走はできそうだ。

【解説】しまなみ海道
しまなみ海道は、愛媛県今治市と広島県尾道市を瀬戸内海の島々を経由して結ぶ全長約60kmの高速自動車道路。
自転車は橋上では高速道路の側道を走行するが、島内は一般道を走行する。
各島のバイク用インターチェンジは、橋が高い位置にあるためアップダウンがきつい。
自転車での走行距離は自動車道より約10キロ長い70kmになる。

自転車通行料金は片道510円。レンタサイクルの乗り捨ても可能。

 経路は、四国・今治―(来島海峡大橋)―大島―(伯方・大島大橋)―伯方島―(大三島橋)―大三島―(多々羅大橋)―生口島―(生口島大橋)―因島―(因島大橋)―向島―(フェリー)―広島・尾道



朝9時15分、快晴の中をスタート。
しまなみ海道に来るのは今年だけで4回目になるが、
来島海峡大橋のスケールの大きさにはいつもながら感動する。

全長4.1キロ。歩行者兼自転車用道路は幅が狭いため時速20キロ以下でゆっくりと進む。
海抜高が高いので山の頂上から海と島々を真下に見ているようだ。


最初の島は「大島」。
ここはサイクリングしている人が多い。
ママチャリ、マウンテンバイク、本格的なロードレーサーなど種々多彩だ。
島内の一般道を約10キロ進むことになるが、比較的長めのアップ・ダウンが何箇所かある。
まだ出だしなので元気に漕げるが帰りはつらくなるだろうな〜、と思ってしまう坂だ。
道路が島の中央部分を通っているため、海は全く見えず、しまなみの実感がないのは残念。

次は「伯方・大島大橋」を渡り、伯方島。
伯方島は島の一端を通過するだけで距離は短い。
「伯方の塩」が有名だが、実はこの塩の原料は海水ではなく岩塩だ。
それもメキシコ産ときている。
更に主工場は伯方島ではなく大三島にある。
伯方の塩愛用者の妻と工場見学に行った時のショックは大きかったようだ。
(海水から作った純国産塩と思っていたのに・・・)

次に、大三島橋を渡って、大三島に入る。
この島は、海辺を通る道が拙者のお気に入りの一つだ。
緩やかなカーブが続く海岸通りで、瀬戸内海の荒い潮流がよく見える。
また、多々羅大橋のふもとの多々羅しまなみ公園は絶景の一つだ。
ここのヒラメ定食(ヒラメの刺身・唐揚げなどが付いている)はうまい。

が、今日は尾道ラーメンを食べる予定なのでヒラメはお預け。

メーターを見るとまだ30キロしか走っていない。
その割に疲れを感じている・・・。
塩ソフトクリーム250円を頂き、元気をつけて再出発。
ところがサイクルメータが突然動かなくなっている。回転数は表示するがスピード・距離表示がだめだ。



多々羅大橋を渡るといよいよ広島県に入る。
生口島(いくちじま)だ。
島内を走行距する離は一番長いようだ。
海岸沿いを走る平たん路で追い風になるとどんどんスピードが出て気持ちいい。
海は抜群に綺麗で潮の香りも最高だ。

次は、因島だ。
村上水軍の水軍城を見学したいが時間も余裕もない。
この島も島内の距離は結構ある。時々行きかうサイクリストとこっくん挨拶をしながら黙々と漕ぎ続ける。



因島大橋を渡り、最後の島、向島(むかいじま)に入る。
高速道路から離れて西岸の道路を進む。
自転車用の橋がないため尾道に行くにはフェリーで渡ることになる。

ようやくフェリー乗り場に到着するが誰もいない。船もない。
「渡船乗り場」と書いてある。
暫くするとおじさんが来たので、「尾道に行くフェリーはここですか?」と聞くと、
「今、向こう岸に行ってるから帰ってきたら乗ってや〜」とのこと、
向こう岸までは約200メートル。すぐ目の前で、泳いでも十分渡れる距離だが・・・・。

車が2〜3台しか乗れそうにない渡船だ。
タクシーが1台、おばさん1人と拙者の3人が乗客。
船内で料金徴収、「110円だよ」と言われて、「えっ?」とあまりの安さに聞き返してしまう。
何と大人100円、自転車10円。まあ2分くらいの乗船だからそんなもんか。

船は、あっという間に尾道に到着。
ラーメン屋を探す。
港の前の道を左折し200m程の所に、「喰海」(くうかい)という尾道ラーメン屋を発見。
結構混んでいる。尾道ラーメン(醤油味)と餃子を注文。
窓側は海を眺めるカウンターになっていて一人でもゆっくり楽しめそう。
麺は細めで、安全・安心、原料国産のこだわりの麺らしい。スープは魚系でいい味をしている。

スープまで完食。午後2時になっている。
往路4時間かかっているので、順調に行っても帰路到着は夕暮れ間際だ。
ゆっくりしている暇はない。足腰が重く、おしりも痛い。
佐渡の疲れも残っているようだが、ひたすら漕ぎ続ける。
ひたすら、ひたすら・・・

来島海峡大橋まで辿り着いた。夕日が感動的だ。
橋を渡るサイクリストに挨拶しながら駐車場に到着。
帰りも4時間。達成感で満足。車で自宅を目指す。

次は自宅からスタートしようかな、と車の中で考えるが、往復230キロになってしまう。
一人ではとうてい無理だな・・・・。と。
帰宅途中の温泉で汗を流してさっぱり、しかし、ビールは自宅までお預け・・・・・。
つらい・・・。

皆様、長文・駄文にお付き合い頂きありがとうございました。
機会がありましたら、しまなみ海道サイクルツアー、いかがでしょうか!!!
レンタサイクル乗り捨てもあります。
瀬戸内海の絶景と山岳並みのアップダウンも楽しめます。
ヒラメ定食、塩ソフトクリーム、尾道ラーメン、見たこともない柑橘類等々、食も十分楽しめますよ!!!










































































第18回  福知山マラソン大会

兵庫県三田に前泊し、朝6時45分の福知山行きの電車に乗り込もうとしたところ、満員ラッシュ並みの混雑
これで1時間半も立ちっぱなしか〜。
しかも、客室内は異様な臭いが充満。
おそらく今日のレースのためにスタミナのつく夕食を食べた人が多いんだろうな〜と思った。
早朝からの満員電車にマラソン人気も本物なんだなと実感する。



福知山駅に到着、右手に紅葉に映える福知山城が迎えてくれる。
会場までシャトルバスで向かい、ごった返す体育館の中で着替え、
ファイテンテープ&ジェルで膝対策し、スタート45分前にコースに向かう。

外に設置された仮設トイレは長蛇の列、
行く必要はなかったが去年は一人一人が用を足した後に必ずボランティアの方が掃除をしていたのには感動した。
沢山のボランティアの方々の手際の良さは相変わらずすばらしい。

うす曇り微風の天候でノースリーブ・短パンでも寒くない。
まるでベストタイムを出してくれというような天候。

10時30分、スタートの号砲、30秒でスタートライン通過。
サブフォー目指して前半は抑えて抑えて行かなくてはと慎重にスタート。
最初の1キロは急な下り坂が続く。
しかし自分のペースを崩しては後半バテることは目に見えている。

1キロ5分10秒〜20秒ペースで行くがどんどん追い抜かれる。
調子がいいので誰かについて行きたいが、それが失敗のもとになることは何回も経験済み。

20キロまで順調すぎるほどのペース。
あまりの順調さに中間点過ぎで悪魔の囁きが聞こえてきた。
「自己ベストもイケるで〜」と。
ちょっとだけペースアップしたが引き続き順調、「こりゃ〜いけるな〜、悪魔くん」

ところが、28キロポイントの50mほどのやや急な上り坂を上がったところで急失速。
足が動かなくなってしまう。
下り坂なのにストライドが全然伸びない。
あと14キロもどうしよう。まいったな〜と思いながら、狭いストライドで何とか粘りの走りを続ける。

1キロのラップが6分、6分半、7分とどんどん落ちていく。
2キロ半おきにあるエイドでゆっくり補給しながら、がまんの走り。
ずっとコーラが飲みたかったが、ようやく最終エイド付近で自動販売機を発見しゴクゴクと補給。

福知山名物の最後の登り坂1キロに到着、ここまでくればもう少しだ。
しかし9分近くかかってしまった。
歩くのとほとんど変わらない。
フラフラしながら4時間8分でゴール。

今年もサブフォーならなかった。
エイド以外では途中歩かなかったことしか成果がなかった。
やはり、長い距離の練習と登り坂の練習をしないと駄目だなと反省しつつ、
帰りの電車で何を飲むか(もちろんアルコール)を考えながらシャトルバスで駅に向かっていた。

1万人を超える大会だがコンパクトな会場で人の流れがスムーズ、
車を完全シャットアウトした安心なコース、
何より地元の方々の温かい応援が随所にある等々、
本当に素晴らしい大会でした。

来年こそ気持ちよくゴールしたい。
特に最後の1キロの登り坂を快走したい!という思いで来年も参加したいと思います。


               






























































































防府マラソン



前の週から風邪気味で、2回あった忘年会ではビールは乾杯用だけ、ホットウーロン茶で盛り上がっていました。
大会前日、ようやく治ってきたので、お昼頃5キロほどジョグをしたのですが、
上半身が重い、足も重い、明日が思いやられる状況でした。
ということで萎んでいましたが、午後から、愛媛トライアスロン協会の講演会&忘年会に参加し、
翌日のことは、しばし忘れて、いい調子でビールをぐいぐい。
1時間ほどで引き上げ、防水スプレーを買って翌日の準備にとりかかりました。



当日未明3時45分起床、4時半集合。
総勢7名、マイクロバスでしまなみ海道経由、山口県防府市に向かう。
回りが明るくなり始めるた頃、雨が降ってきたようだ。
降水確率は100%。みんなの表情も今ひとつ。

現地9時半到着、早速受け付けを済ませる。
テレビ中継車が何台か待機している、地元の南海放送の中継車もある。
映ることはないのに気にかかる・・・・

スタートまで時間がありすぎるのも良し悪しで、妙に緊張してしまう。
小降りになった頃を見計らって、1キロジョグ、準備体操を済ませる。

スタート15分前に競技場に向かい、10分前にグランド集合の合図。
これくらいの待ち時間なら助かる。
(ちなみに第1回東京マラソンでは土砂降りの中、1時間身動きできずに待たされた。)

フルマラソンの参加人数は約1000人。
他に10キロロードレースがあるがこれは実業団、大学生、高校生が中心のようだ。
ちなみに今回フルの制限時間はゴールで4時間、
途中5カ所の関門制限がある。
関門ごとの制限時間は昨夜、左手首にマジックで書いておいた。

今回は、やまぼうさんのアドバイスのとおり補給食を準備した。
パワーバーGEL4本、ZAVAS携帯用錠剤タイプ1箱、
チョコレート小袋4個をパンツの後ろポケットと両サイドポケットに入れた。

本格的な運動再開から2年、去年から計4回のフルマラソン挑戦は全て4時間オーバー。
 19年 2月 東京マラソン   4時間51分
 19年11月 福知山マラソン  4時間 1分23秒
 20年 3月 篠山ABCマラソン 4時間29分
 20年11月 福知山マラソン  4時間 8分
今回は何としてもサブフォーを達成したい!!
コースは平坦だし、小雨なら・・・・



小雨と普通の雨が交互にやってくる中、12時02分スタート。
最初の5キロは25分40秒。
ちょっと早いかなと思ったが、小雨・肌寒さを考えるとこれくらいか。

その後15キロまで5キロ26分をやや超えるペースに落ちてしまい調子が上がらない。
5キロ過ぎから5キロおきにパワーバーと錠剤タイプを交互に補給。
パワーバーは最初のうちはすぐに飲み込めたが、水飴状でどろどろと濃いため、
後半は飲み込みに苦労した。もう少しさっぱり系がいいようだ。
その点、錠剤タイプはかみ砕いてすぐに飲み込める、味もなかなかいい。

補給食を楽しんでいるうちに、21キロの関門を通過し、あと1キロで折り返しだ。
折り返し地点で後ろが見えてびっくり。
すぐ後ろをパトカーが付いてきていたではないか。

拙者の後ろにはランナーが3人しかいない。
このままでは次の関門でタイムオーバーか・・・の不安が現実味を帯びてくる。

〜いよいよ後半です〜

21キロの関門制限(1時間52分)を30秒ぎりぎりで通過。
調子は上がらない。
このままでは次の関門でタイムアウトの不安が現実化してきた。

ところがどうしたことか、
折り返して暫く我慢の走りをしていると段々と元気が出てきた。
補給食の効果か!!! 

前のランナーを追いかけることができるようになった。
一般のマラソン大会なら、この元気があれば次々と追い抜けるのだが、
いかんせん、この大会ではこの辺にはランナーがほとんどいない。
8キロで20人くらいは抜いただろうか。
30キロの関門(制限時間2時間51分)は7分の余裕でクリアできた。

防府マラソンは今回で39回目と歴史がある。
今まではエリート選手の大会。
昨年から制限時間が緩和されて3時間20分に、それ以前は3時間。2時間50分の年もあったという。
それにしても沿道の応援がすばらしい。
大声を上げて応援してくれる人が多い。
トライアスロンのロングの大会のように名簿でゼッケンを調べて名前で応援してくれる人も多い。
(遅いランナーの特権か??)

補給食のおかげでスタミナは維持できているようだが、
練習不足のため両足の疲労蓄積がきつく、いつ限界がくるのかと不安がよぎる。
35キロの関門(制限時間3時間20分)を4分の貯金でクリア。
残り7.195キロを44分で走らなければならない。
1キロ当たり6分ちょっと。これは厳しい。
しかし頑張らねば。

ラスト5キロのポイントを3時間30分丁度のタイムで通過。
1キロ6分で行けば、ぴったり4時間だ。

ここからは1キロ毎に距離表示がある。
あと4キロまでの1キロを6分丁度でクリア、あと3キロのポイントまでも6分丁度。
このあたりでキロ6分は本当にきつい。
腕ふりを大きくして必死で全力を振り絞る。

何とか間に合うか・・・・。しかし・・・・、
大きな水たまりのあるコーナーを曲がったところでリズムを崩しスピードダウン。
限界がきたようだ。

前のランナーを追えない。
踏ん張りたいが、両足が棒のようだ。
しかし必死で走り続け、陸上競技場導入路にたどり着く。
ゲートが見えたところで4時間が経過してしまった。

すると、なんと、係員があの思い鉄のゲートを閉じ始めた。
前のランナーは競技場に飛び込みトラックを走っているのに・・・・。
30秒足りなかった。
大会役員は手際よく片付けをしている。
後ろのランナーは全て車に収容されたようで誰も来ない。
しばらくその場で立ちすくんでしまう。

あ〜、残念、無念、悔しい。5度目の正直ならず。
一人寂しく、肩を落として駐車場のマイクロバスに引き上げる。

恵みの雨、恵みのコース(平坦路)、恵みの応援と三拍子そろった大会でしたが、
目標達成ならず、でした。
走り込み不足は明らかでした。
練習(不足)はウソをつかない。次こそ絶対リベンジしてやる。

ということで? 
補給食の効果は確実にあったと思います。
ただ、後半になると口の中が乾き、また、飲み込む力も弱くなってくるので、
色々試して自分にあったものを見つける必要があると思いました。









ようやく

 投稿者:タダ  投稿日:2011年12月22日(木)07時40分56秒

神戸マラソンから1か月、ようやく参戦記を書きましたので投稿します。
今年中に間に合いました・

昨日の嵐が嘘のように、快晴!気温15度、湿度60%、午後にかけて気温は19度前後
に。
一部地域で強風の予報だが、マラソン日和だ。

昨日は、昼は三ノ宮で関西お好み焼き、夜は大阪キタで串揚げをいただきエネルギー
補給はしてある。久しぶりに友人と再会してちょっと飲みすぎたが体調はベストに近い。
(大阪マラソンでのジュンペイさんのアドバイスで、キャベツは控えめにしておきました。)
スタートは三ノ宮駅近くのフラワー通り。参加者は約2万3千人とアナウンスされた。
(募集は2万人だったから、3千人ハズレの人に当選通知が行ったのかな?)
スタート10分前には、東日本大震災の被災者、神戸・淡路大震災の被災者に1分間
の黙祷。

さあ、いよいよスタートの号砲。今回は比較的前方に位置取りできるゼッケン番号で
、約6分でスタートラインを通過。

スタートゲート通過直後の鉄道ガードを越えるとすぐに左折し、三ノ宮駅前商店街
に出た。瞬間、銀座にも負けないくらいの人だかり。突然、沢山の応援が目の前に現
れるこの一瞬に感動してしまった。
これが都市型マラソンの醍醐味だな。第1回東京マラソン以来の感激をまず最初に味
わうことができた。

大きなカーブが何回かある。道路中央付近は混雑が激しいが、右側の歩道寄
りは意外とスペースがあるので、そこを縫うように進む。
鉄人28号の・・・・があるはずだが、見逃してしまったようだ。

そうこうしているうちに、10キロポイント過ぎのクオーターマラソンのゴール地
点がやけに騒がしい。
右側走行のランナーが沿道にいる女性(おばさん?)とハイタッチをして通過してい
く。
だれだか分らないが並んでハイタッチ。元世界選手権優勝の鈴木博美さんでは
ないか。よく日焼けしている。まだ現役並みに走っているのか?地黒なのか?

その後、ほぼ直線のコースが続き、左側に瀬戸内海がまじかに見えてくる。
須磨海岸だ。沿岸には大漁旗を揚げた漁船が4隻応援してくれている。
潮風が気持ちいいい。

15キロ手前だろうか、早くも先頭ランナーが反対車線からやってくる。
ちょっと見、ハーフのような感じの若い選手だ。なかなかのイケメンだ。
その後、2位以下はなかなかやってこない。ぶっちぎりのトップだ。
ゴール後のニュースで、優勝は中山卓也選手。オリンピック2大会連続4位のあの中
山選手の息子。地元でマラソン初出場とのこと。現在、早稲田大学陸上部を休
部していて、一人で練習して優勝とはすごい。休部中で箱根にはでれないのかな?

15キロポイント通過時に、早くもサブフォーは無理な状況。タイム的には頑張れば
何とかいけそうだが、精神的に早くも諦めモードになってしまっていた。

間もなく折り返し地点が近づいてきた。
淡路大橋が間近に見えてくる。橋の袂近くでUターン。
折り返しご20キロ地点に向かって進んでいく。

脚が重く相当に厳しい状態だ。本格的なラン再開は8月からだから3か月、月の平均走行距離は100キロにも満たない。
これで4時間切りはとうていできないだろう。
一週間前の土曜日に一夜漬けで25キロジョグし、翌日バイク練習に行ったのがまず
かったかな〜?
それより練習不足が致命的だろう。

25キロ地点のエイドで休憩、しばらく歩くことにした。走る気力が湧いてこない。
情けないがしょうがない。まだ歩いている人はほとんどいないが・・・。

30キロまで、ジョギングしたり歩いたりが続く。周りにウォーカーが増えてきたので
ついつい歩いてしまう。
それにしても○○社のスポーツドリンクが不味い。やはり飲みなれているポカリがい
いな。
それにコーラが無性に飲みたくなってきた。自動販売機がなかなか見つからない。
ようやくコーラの自販機を見つけ、500ccを一気飲み。まだ足りない。
しばらく行ってもう一本。
しかしどちらもダイエットコーク。カロリーゼロ。これって糖分補給になってないな。

ようやく35キロ地点。
地図では確認していたが、35キロ付近から自動車専用道路を経由してゴールのポー
トアイランドに向かう。
一般の応援、観客は誰もいなくなる。一番辛い5キロ弱の間、厳しいな〜・・・・・
と思いきや、凡そ50メートル間隔ぐらいで、道路両側にボランテァの方々が大きな
声で応援してくれる。
一般道のコース上のボラさんは応援はしていなかったのを見ると、大会事務局
から言われているんだろうな。なかなかきめ細かい配慮だな。
それも女子大生らしき若い女性が圧倒的に多い。
チャンス!、何がチャンスなのか?
登りはもう走る気力がおきないので、歩きながら、止まったりして、女子大生ボラさ
んに話しかける。
「ご苦労さん、応援ありがとう。」
「あと少しですから、頑張ってくださいね!」
「地元の学生さん、どこの大学?」
「神戸大学で〜す。」
「就活、たいへんなんじゃないの?」
「今日はそのことは忘れて、応援します。頑張ってください。」
てな感じで、完全に走る気なし、の状態が3キロ近く続き、
ようやくポートアイランドに渡る橋から、最後のスパートだ。
スパートと言ってもジョギング状態だが。

ポートアイランドをぐるぐる回らせられて、ようやくゴール。
長い1日だったが、何とかゴールした。
水分とりすぎてビールを飲みたいとも思わないし・・・
なぜか焼きそばが食べたいなと思いながら、メダル、タオル、バナナ、水をいただき
荷物受取場所へ。
スムーズな流れが続き、予定より早く帰れるかなと思いきや、ポートライナー駅では
長蛇の列ができていて乗車までに30分以上
かかった。どこかにボトルネックはあるものだなと思いつつ、三宮、新神戸を経由し
て東京へ。

神戸マラソンコースの感想
・全般的に走りやすいコース。35キロ過ぎの自動車専用道路の上りがきついが、それ
以外はほぼ平坦。
・今日は西風が強かったため行きは辛く、帰りは楽チン
・コースでの見どころは少ない、というより何もないに近いが、全コースで応援の人は多
く、支えになった。


・ネットタイム:4時間45分くらい

反省点
お祭り気分の割には、前半突っ込みすぎ。戦略と気力のないレースとなってしまっ
た。
とはいえ、3年ぶりのフルを楽しむことができた。次回はもっと準備して工夫して臨
もう。
















































中島大会

広島港からフェリーを乗り継いで中島に到着したのは午後2時過ぎ。
車検、受付を終えて、宿として使わせてもらう多川邸に行くと、軍団メンバーが既に数人到着していた。
1時間程話をした後、着替えて海へ。
レースコースを1周。
ちょっと冷ため、やはり海は気持ちいい。


夕方の競技説明会の後、前夜祭に参加。
全員着席で地元の食材も沢山味わえる。3時間たらふく飲み、食べた。
宿に帰ると、軍団メンバーが多数飲んでいる。
大半はマーシャルのため、アルコールをセーブすることもなく、大声で話しながらガンガン飲んでいる。
参加したかったが、意志の弱い拙者は必ず飲んでしまうのは見え見え。

心を鬼?にして部屋に入り早めの就寝。



当日朝、暑さを予感させる。
スイムは海岸と平行に張られたロープ沿いを2往復する。
コース取りをどうするか(フローティングスタートにするか、砂浜からスタートか、インかアウトかなど)
直前まで悩んだが、フローティングで最もインコースの後ろ側に控えてスタート。

バトルがなく最良の選択、と思いきや、1分後から強烈なバトルが始まり、最初の折り返しまでずっと続く。
去年の宮古島、佐渡でバトルでなれたせいか、今回のバトルは優しく感じる。
しかし、バタ足の下からの蹴り上げがゴーグルをおそった時にはちょっとまいった。
最初の折り返し後は順調にスイムを楽しめた。
スイムゴール33分。目標を三分オーバー。

トランジションでもたつきながら、バイクスタート。
去年、今年と何回か練習したコースなので不安はない。
マーシャルの軍団メンバーが応援してくれる。
去年の佐渡以来のレースで、地元の方々の熱い応援に思わず涙がでそうに感動。
「やっぱレースはいいな〜!!!」
往復20キロのコースを2往復する。
登り坂は合計八回あるが厳しいものではない。
それでも、あと5キロになるとかなり足にきている。
次のランが心配だ。
バイクゴール1時間59分。

ラン開始するも、やはり足があがらない。
ピッチもストライドも駄目。
これでは目標の3時間は黄色信号だ。
七月の中島練習会でもこういう状態だったが、我慢しているうちに回復した。
自分を信じて、ひたすら粘りの走りを続ける。

前夜祭で親しくなったスコットランドのランディさんに並ばれる。
今回は3時間以内が目標と言っていた。
折り返しを過ぎても依然として調子があがらない。
給水所では純朴な中学生が水、アクエリアス、カチワリを用意してくれている。
「ありがとう〜、君達の島は素晴らしいよ」と感謝!

後3キロポイントでようやく体に切れが戻ってきたようだ。
足があがるようになってきた。
一度抜かれた選手を追えるようになってきた。後2キロポイントで、軍団のK御大(65歳)に追いつかれる。
自分より先を行っていると思っていたのにびっくり。
しばらく着いていき、ゴール直前に逆転を狙うが相手の方が上手だった。

トータル3時間02分。

目標の3時間切りは果たせなかったが120%レースを堪能できた。
「来年も中島に来られたらいいな。」と思いながら港を後にした。

        





















京都マラソン参戦記(前篇)

 投稿者:タダ  投稿日:2012年 3月14日(水)22時57分10秒
板橋シティーMRまであと4日ですね。出場されるメンバーの皆さんの健闘を祈ります。
一足先に走った京都の参戦記です。ちょっと長いかな?

昨年11月に3年ぶりにフルマラソン(第1回神戸)を走り、結果は5時間近くかかり、
後半は苦闘の連続だった。ゴール後、次は、何とか苦しまずに完走して、かつ、サブ
フォーを達成したいという気持ちが強く沸いてきていた。
トライアスロンをやっているとランに割ける時間は少なくなってしまうのは私も同
じだ。そこで、できる限り効率的・効果的なトレーニング方法と練習以外でいい方
法はないかを探りながら、今回の京都に臨んだ。

●レース前の3ヶ月の練習量は、平均100km/月で、自分としてはと多い方だが、フル
を走る人にとっては少ないだろう。なので、今までほとんどやっていなかった坂道や
インタバルを取り入れた。
●練習以外では、以下を実践
・ジュンペイさんから教えてもらった、雑誌ランナーズ3月号の記事「1週間前でも
間に合う!タイムを縮める10の方法」のうち、9項目を実践! 特に@ゴール5時
間前まで糖質を取り続ける、Aウォーミングアップは一切しない、B前日はできる限
り動き回らない、Cペースメーカーを追いかけない、D前日はウォーターローディン
グ、は徹底。
・BCAAの補給を1週間前から開始して、毎日アミノバイタルを最低2袋摂取(東京マラ
ソン受付会場で〇塚製薬がPRしてました。)
・毎日飲んでいたアルコールを、2ヶ月前から節酒、3日前から禁酒 ←これはかなり
本気の印です。

いよいよレース当日です。
5時起床。朝食はおにぎり2個、味噌汁、ほうれん草炒め、半熟卵。これで十分だが、
食べ終わった後、持参した餅をレンジで加熱して2個ペロリ。
完璧な満腹状態だけど、大丈夫かな〜?

会場の西京極運動公園に到着したのはスタート45分前、慌てて着替え、準備をしてグ
ランド内に並ぶ。余裕を持ってホテルを出たが、地下鉄から阪急への乗り換えで切符
を買うために30分も時間がかかった。阪急さん臨時切符売り場くらい出してほしかっ
たな〜。
慌てていたせいか、用意していた補給食を持ち忘れたり、レースで使う予定のない使
い捨てカイロを持っていたりとバタバタしてしまった。

気象条件は、快晴、気温7度、微風、と最高のコンディションだ。
今日のために買った秘密兵器を左手首に装着。一週間前にネットで購入した「GARMIN
910」GPS受信機搭載のトラ用腕時計で、1キロごとに自動的にラップを教えてくれる。
しかし、最新機器も途中でトラブルに遭遇してしまうことに・・・。

開会セレモニー、3.11東日本大震災の犠牲者に黙祷のあと、8:30スタート。
ヒヤマン!が言っていたように道幅は広くない。が、窮屈感を感じることなく走ること
ができる。まずは、嵐山に向かう。桂川沿いに出ると道路両端に多数の人だかり。
今日に限っては渡月橋に人影が見当たらない。観光客もマラソン見物・応援のようだ。

今回のゲストランナーは、森脇健二&中山教授(京都大学、IPS細胞研究で有名)で最
前列からスタートした。4キロ付近で森脇さんに遭遇。走りながら握手してもらい、追
い越す。終始大きな声で回りにアピールしながらのランは大変そうだ。しかしこれが芸
人の宿命だね。

嵐山を右折し、広沢池の脇を過ぎて人通りのない道を進む。突然、交差点の係員からス
トップがかかる「緊急車両が通るため、一時通行止めです。」。
「えぇ〜、1万5千人も参加する大会でこんなことあるの?」という雰囲気が回りに充満。
でも仕方ない。すると、男性陣が次々と道路左側の藪のなかに入っていく。ちょうどい
いタイミングでトイレ休憩か!
3分ほどで解除になり、再スタート。しばらく止まっていたため脚が重いが、スタート時
まで満腹だったお腹は、程よい具合になってきた。

ゆるやかなアップ・ダウンを順調にこなしていくと、突然左手に巨大な門と大勢の応援が
視界に入る。国宝の仁和寺だ。走りながら見る巨大な門は印象的だ。
東京マラソンで言えば、芝の増上寺前のようだ。
続いて、竜安寺。中は見えないが、この辺の道は何回か歩いたことがあり懐かしい。

次は何が待ち構えているのか? 風景と応援が楽しみだ。
すると左手に賑やかな歓声。チアリーダーが演技して応援している。立ち止まって見たい
が、そういう訳にもいかないようだ。仏教大学チアリーダー部と看板が出ている、仏教大
学は女子駅伝が強かったな。

15キロ過ぎまで、1キロ5分40秒前後のペースで進んでいる。GARMINもちゃんと働いて1キ
ロ毎にバイブレーションで教えてくれる。5キロ28分前後でのペースを予定していたので
順調だ。天気は良く、京都の空気はぴりっとして気持ちいい、観光がおまけについている
レースは最高の贅沢だ。
18キロでアップダウンも終わり、しばらく平坦コースとなるはずだ。しかし、何となく脚
が重い。汗の量も多い。ちょっと気持ちを入れないとペースが落ち始める。まずいな〜、
まずいな〜、マズイナー・・・。これから激坂に向かうのに・・・。

「京都マラソンは参加1万5千人に対して、ボランティアは1万4千人です。ランナー1人に
ボランティアほぼ1人がお世話をします。」とスタート前にアナウンスされた。
何でこんなにボラが多いのかな? 参加者が2倍以上の東京でも1万人のボラなのに。
その時に説明はなかったが・・・、
10キロ過ぎにその答えが判った。東京マラソンの銀座周辺で見た「ランナーを止めずに歩
行者を横断させる方法」このシステマテックな方法を考えた人はすばらしい!コロンブスの
卵だ。京都マラソンではこれが中盤以降の街中の随所で行われていた。コース上には東京の
ように地下道がないのでこれしか方法がないのだろう。これに沢山のボラさんが配置されて
いたのだ。

いよいよ今日のメインイベントの激坂を迎える。

〜後篇につづく〜

京都マラソン参戦記(後編)

 投稿者:タダ  投稿日:2012年 3月16日(金)07時19分24秒
一昨日から風邪をひいてしまい、また、昨日は水戸での会議、終了後の
飲み会で体調不良です。
板橋シティー参戦の皆さん、体調に気をつけて楽しんでください。

参戦記後編です。


いよいよ後半、今日のメインイベントの激坂を迎える。

大きく左カーブして登っていくのが「狐坂」。橋桁がパイプオルガン状で、
まだ工事してそれほど年数が経っていないように見える。周囲から、
「おお〜これか〜」と言った声も聞こえてくる。確かに急な坂だ。左カー
ブの先が見えないためどこまで続いているのか不安だ。
ナカムラさんが小さい頃遊んでいたという。以前は狭く曲がりくねってい
たらしいが、今はジェットコースターの軌道のようだ。

登り始めると明らかにスピードが落ちてきた。あけぼの橋エンデューロの
ようにはいかない。20キロ以上走ってきたのでしょうがない。我慢しなが
ら登っていくと、隣りのおっさんの息づかいがどんどん荒くなる、次第に
一歩一歩気合いの叫びを発しながら登っていく。頂上に着いたと思ったら
トンネルだ。入口で係員が「トンネル内は下りで〜す。」と叫んでいる。
下りってことは折り返してくると登りじゃないか〜・・・。

トンネルに入って暫くすると、時計のバイブが鳴る。「あれ、さっきから
1キロも来てないはずだが。」そう、トンネル内では人工衛星の電波が受信
できないのでその警報がでたようだ。次の1キロラップのを見ると8分かかっ
ている。GARMIN君はトンネル内では走行状態ではないと判断したようだ。
折り返してからもトンネルを通るし、ラップが役に立たなくなってしまった。

トンネルの先を折り返して今度は狐坂を下る。これでもう坂は終わりのはず
だ。しかし、脚は完全に使い切ってしまったようだ。まだ15キロ以上あるの
に・・・、最後まで持つかな?? だんだんと視線が下に落ち、ストライド
も狭くなってきたのが判る。風景や応援を楽しむ余裕は全くなくなっている。

ここで、ふと、日経新聞の記事を思い出す。藤原新を取材した記者で、自身
もマラソンをやっている。どちらかと言うと根性で走る川内選手に対して、
藤原選手は理論派、常に理想のフォームを意識しながら走っているという。
理想のフォームで走れば楽に、そしてスピードも出るということらしい。
全身の力を抜いて体幹&股関節を意識しながら走ることにした。スタート時
のスピードはもう望むべくもないが不思議と楽になってきた。この調子だ!
俺はアラタのスタイルで行くぞ! と自己暗示をかけて走る。

31キロ過ぎからコースは鴨川の河川敷に降りて約4キロ続く。優雅な都の
川の流れを楽しむ状況でないのが残念だ。完全な土のコースで、細かなでこ
ぼこが多い。膝には優しいかもしれないが、疲れ切った脚にはこのでこぼこ
は段差と同じようにきつい。もうアラタどころではない。かといって川内に
もなれない。路面に細心の注意を払わないと捻挫しそうだ。一度つまづきか
けて前のランナーに接触。ごめんなさい。

ところで、このコースは地図上では折り返しが6箇所もある。折り返しはペー
スが乱れるので最小限にして欲しいが・・・、走ってみると180°Uターンは
2箇所だけ。残り4箇所は90°を2回曲がる感じだ。Uターンが多いと、先を行く
ランナーや後ろのランナーを何回も見られるという利点があるので、そういう
意味ではいいコースだ。

河川敷コースも終わり、いよいよ最後7キロ。街中に入り、普通の都市型マラ
ソンの風景。脚はまったく上がらなくなっている。ペースはとうに、キロ7分
を超えてしまっている。粘るしかない、粘るしか・・・。
密かにサブフォーを目標にしていたのに、いい準備ができていたつもりが、何
が足りなかったのか? 20キロ過ぎからずっと考えていたが・・・。

ゴールは平安神宮のオレンジ色の大鳥居だ。最後100メートルは両側の大声援と
大鳥居に迎えられてゴール。GARMINは4時間31分29秒をさしていた。
完走した嬉しさと目標達成できなかった悔しさが入り交じった気分でのゴール
だったが、その気持ちはすぐに消えて、お腹が空いてきた。昨夜夕食を食べた
店でまた食べたいな〜・・・。

ということで、楽しい苦しい第一回京都マラソンを楽しむことができました。
反省テンは次回に活かしたいと思っています。京都マラソンは想像以上にすば
らしかった。

おわり。













セントレア〜な参戦記

 投稿者:タダ  投稿日:2012年 6月26日(火)23時04分57秒
皆様、応援ありがとうございました。
貫禄の隊長、ドタバタのタマちゃん、トラブル多発のカモちゃんお疲れ様でした。
ハラダさん、ヒデさん、ナカニシさん、ウルトラパワーをありがとう。皆さん来年
はロング参戦ですね。

残念ながら、タマちゃんやカモちゃんのようなおもろいネタはなかったのですが、
敢えてあげれば、3日前に浦和のABCストアで315円で買った携帯用靴べらをラン
のトランジット袋に入れたはずなのに見つからず、しょうがないので指で無理無理
押しこんでランスタート。
走っていると右足底に違和感が・・・足の痺れか?と思ったが、我慢できずに脱い
でみるとそこにあった。その靴べらはかなり平べったいので履くときには気づかな
かったようです。

スイム
・常滑の海は流れるプールなみ! 推定速度400メートル/時間 逆流でなくてよかった。
・大好き?なバトルが全くなく拍子抜け。(バトルの中に居ると自然と前に進むので
慌てる必要ありません。)
・ウェットスーツの圧迫感が強くなったら首のところから海水を入れるとリラックスで
きます。今回も途中で2回やりました。

バイク
・常滑に平地はなかった! 獲得標高1000メートルは本当だった。
・Uターンが10回くらい、90度のカーブは30回以上(数えきれない)
・脚力・テクニック・勇気が必要なコースだが、どれも足りない私は4時間かかりました。

ラン
・後半、腹痛&吐き気に襲われる。原因は飲んでしまった海水かスポンジの水か?
・バイクから抜きつ抜かれつの遠藤さん(沿道から多くの方に名前を呼ばれて応援
されていた。後で調べると静岡県の78歳の大御所らしい。アイアンマンの年代別で
も入賞)に最後勝ててよかった。

そのほか
・準備は万全を期したつもりでも何かが起こる。あわてないことが肝心。
・一部にマナーの悪い輩がいたのは残念(遅いランナーへの暴言)
・1ヶ月かけて5キロ減量した成果はあったようだが、レースの翌日には元に戻っていた。
・9月の佐渡に向けて課題が浮き彫り、と言うか、課題だらけ。

3年ぶりのトラ大会参加でしたが、これでひとまず来年のミドル以上の大会参加要件
は確保できました。
次はタテトラですね。参戦の皆さん、出番ですよ!

追伸
・100本スイム参加しますのでよろしく。
・1日(日)は仕事のため参加できません。
・7日(土)RWS鎌倉、参加します。












佐渡参戦記

投稿者:タダ 投稿日:2012年 9月20日(木)00時20分25秒
遥か昔のことのようであり、昨日のことのようであり・・・。

スイム編
・40分切りを目指す秘密兵器
その1:トラウェア+上だけウェット+カーフアーム+カーフレッグ
・海でのスイムで全身ウェットでは脚が浮きすぎてバランスを崩しがちだったので、上だけウエットとした。
・また、トランジションタイムを短縮するために下にトラウェアを着て、かつ、腕と脚にカーフを装着。
・越中島ではこのスタイルで2000mを40分20秒だったので、海なら40分切りを十分狙える。ハズ、ハズ、ハズ。
・第1ブイ、第2ブイまで、頻繁にバトルに巻き込まれるものの、ほぼ想定どおりのレース。
・第2ブイを回って岸に向かうと、途端に波に襲われ、泳ぎにくいもののフォームに気を付けて黙々と岸に向かう。
・いい感じでスイムフィニッシュ、立ち上がって時計を見ると51分台。え〜っ??? 目論見より10分以上も遅い。
・何が原因か? その時は考える時間もない。後で思うと上だけウェットが失敗の一因だったのかな?
・秘密兵器その1は失敗に終わる。

バイク編
・4時間切りを目指す秘密兵器その2:サスペンション付き軽量バイク
・とにかくバイク嫌いで、バイク練習の朝はいつも腹痛になるほど。原因は尻や腰が痛くなることそして登りやダッシュが辛いこと。
・今回はトラウエアでも尻は痛くならず、登りでも抜くことができたし、何と言ってもバイクで順位を上げたのは初めてこと!
・前夜教えてもらった沼田式補給方法は大成功だった。
・小木の坂の応援メッセージにも大いに元気をもらった。
・秘密兵器その2は大成功。投資に見合う効果は十分あったと思う。


ラン編
・2時間切りを目指す秘密兵器その3;ストローハット
・火傷しそうなほどの直射日光が想定されるランをどうやって走ろうか。佐渡への出発前日に近くのスーパーでそれを発見!
・前日の試走でも効果抜群を実感した。プラスして氷水を入れたナイロン袋を帽子の中に入れてみたが頭が重くなりすぎて走れないので止めた。
・ランスタート直後に「ナイスハット!」の応援をもらい、気を良くしてのスタートだったが前半はメロメロ、頭はもうろう。私設エイドの西瓜だけが記憶に残る。
・折り返し後、封印していたコーラを飲んだところ一気に回復。帽子効果もあり調子よく後半を走りきることができた。
・オモテさん、にっちゃん、センセーと順番にすれ違い、お互い声を掛ける。
・そして「選手のみなさ〜ん、トキが応援してますよ〜」の声。田んぼ道での応援の方々が教えてくれた。トキが5羽、薄ピンク色の翼を広げて飛んでいる。感動的だ!
・ゴール近くではネリトラ現地応援団から声をかけていただいた。目標タイムには全然及ばなかったが満足のゴールでした。
・秘密兵器その3は大成功。来年は更に進化させるべくアイディアを練ろう。


番外編
・本当に楽しかった佐渡4日間。4年ぶり2回目でしたが来年以降も毎年参加したいですね。
・ゴール直後はありえないと思っていたAタイプ挑戦も、2週間以上たった今は挑戦してもいいかな〜、くらいの気持ちになってきました。マズイ!
・地元の方々、ネリトラメンバー、応援してくれた友人たちに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。


































DNF

投稿者:タダ 投稿日:2012年 9月30日(日)17時27分56秒
いよいよ雨が本格的に降ってきましたね。
夜には強風になりそうです。

第2回武尊山スカイビュートレイル(群馬県川場村)に参加してきました。
結果は、第1関門でDNF、バスで下山です。

距離50キロ、制限時間11時間の予定でしたが、台風の影響でスタート前に
急きょ、制限時間が1時間繰上げ。各関門もそれぞれ1時間繰上げになり、
20キロちょっと(正確な距離の表示がない)の第1関門を4時間以内で通過が
厳しかったですね。

実は3時間59分10秒で関門通過はしたのですが、
そこから先はトレランというより登山の世界。
次の関門まで2時間の制限で、制限アウトは自力下山となるとのこと。

一旦、すぐ横のエイドで補給をしながら、行こうか止めようか考えましたが、
自分の力と台風の影響を考え、勇気ある決断(DNF)をすることにしました。

と、かっこつけて書いていますが、
実は、エイドにノンアルビールがギンギンに冷えていて飲み放題?のため、
2本いただき、塩おにぎり4個をつまみに、ウマ〜!
かつ、目の前には搬送用のバスも待機して、もう帰ろうよと誘惑してるし・・・
結局、飲食しているうちに、スイーパーがスタートしてしまい、
その時点でDNFでした。

来年リベンジします。なかなかいいコースです。トレラン好きの方どうですか。

ナカムラさんアドバイス有り難うございます。手袋をどうしようか考えていたので
すが持って行って正解でした。
でも泥沼状態の道を飛び越えようとしたときに、太い枝で脚をうってしまい、
打撲と皮膚が削げ落ちるけがをしてしまいました。
たまたま、テーピングしていた所だったので傷は浅かったのですが、
ロングタイツだったらもう少しよかったかもしれません。

ミナミさん、隊長はばっちりだったのでしょうね。
バイク連の皆さんもお疲れ様でした。しばらく参加していないので次回は参加したいと
思います。

つねちゃん、最近はバイク嫌い病はあんまり出てないですよ。でも次回はどうなるか(笑い)

そうそう、今回のとれらん、プロデュースの鏑木選手、来てましたが、贅肉全くなしで、
痩せて精悍でしたね。
























陣馬山トレイル

投稿者:タダ 投稿日:2012年11月11日(日)17時26分50秒
西武園組、光が丘ロードレース、西湖ロードレースお疲れ様でした。

にっちゃん、お疲れ様でした。
にっちゃんでも脚が痙攣することがあるんですね。
ゴール後、少し待ってたのですが、雨がポツリときたので、制限時間10分くらい
前に駅に向かいました。

結果は3時間24分でしたが、最後の関門からは脚がガクガクで大分ぬかれてしま
いました。
今日は腸内発酵が激しくて、平地なら平気ですが、登り坂の時にやっちゃうと
後ろの人にもろにかかってしまいそうなので我慢していたらお腹が痛くなってし
まいました。(笑)
第1関門からのアスファルトの長〜い登り坂で1回も歩かなかったことが唯一の成果で
すかね。でも、あまりに遅いランなので歩きの人に何人か抜かれてしまいました。




















































アイアンマン・ジャパン北海道参戦記

 投稿者:タダ  投稿日:2013年 9月 4日(水)22時52分28秒
編集済
5年前のトラ再開初戦で宮古島を完走したものの、本当のロングは今回が初めて。
3週間前に熱中症で倒れたことを考え、かなり慎重に準備をした・・・つもり。
去年の猛暑の佐渡での秘密兵器(上だけウェット、サスペンション付きバイク、
ストローハット)に続き、今年も秘密兵器を用意して望んだ。自分の力だけで
は完走は厳しいのでグッヅの力を拝借です。

スイム 3.8キロ
・洞爺湖の水温が低いことを想定して、初めてフルウェットで臨んだが、結果的には
ロングジョンでも問題なかったようだ。
・2周回目に、後ろのウェーブ(3分後スタート:白キャップ)のきれいなフォーム
の人をドラフティングして5分ほど泳いだがコースアウトしそうになる。やはり自力
で泳ぐべし。
・タケヤさんと同じウェーブで声を掛け合ってスタート。別のところを泳いでいたは
ずなのにスイムゴール(1時間16分51秒後)してお互いにびっくり、すぐ横にいた。
・スイムの秘密兵器は、フィット感抜群のAqua Sphere製のゴーグル。快適な洞爺湖を
より快適に泳ぐことができた。もう一周したいくらいだった。

バイク 180.2キロ
・12キロ付近でタケヤさん、27キロ?付近でカモちゃん、40キロ?付近でセンセー、
100キロ?付近でマックさんに軽く抜かれるが、気にせずマイペースを維持。
・物見山前半のような登りが何キロも続く、かと思うと地獄の底まで落ちそうな長い
下り坂。平坦がほとんどない。
・途中、雨から嵐になり体温低下気味で戦闘意欲がどんどん低下。ウインドブレー
カーを着て体温維持を図り何とかやる気が出てくる。
・補給食はゼリー、バナナ等十分取っていたがお腹がすいてしょうがない。スタート
前に預けたスペシャルニーズの袋にセブンのおにぎりとホテルの部屋にあった餅菓子
を入れて預けた。137キロポイントのエイドで受け取って食べたが、こんなにおい
しいおにぎりは初めて!、回りがうらやましそうに見ていた。
・しかし、バイクで約480人に抜かれることに・・・。これも想定内の8時間9分。
・バイクの秘密兵器は、リアを11〜28から12〜30に変更したこと。登りでの選
択肢が増えて余力を残してバイクゴール。

ラン 42.2キロ
・びしょ濡れのため全身すべて着替えてランスタート。
・段々と補給食を受け付けなくなってきたが、ゼリーの置いてあるエイドでは一口だけ
でも補給。後はできるだけ水だけの補給にならにようにした。
・1周回目は想像以上に順調だったが、さすがに後半はきつくてペースダウン。センセー、
マックさんを抜いたようだが、真っ暗で判らず。
・約180人抜いて、ゴールでは自然とガッツポーズがでてしまう。達成感いっぱい!
ラン5時間7分、トータル14時間52分。
・ランの秘密兵器は、ア○ィダス社の新製品シューズ「ソニッ〇ブースト」。この
シューズは今まで履いた中でクッション性、反発力、フィット感とも最高でした。

たくさんの人に支えられて念願のアイアンマンの称号をゲットすることができました。
本当に感謝、感謝、感謝です。
これで、25年くらい前から遠慮気味に使っているタイメックス・アイアンマンを堂々
と嵌めることができます(笑)































第3回上州武尊山スカイビュートレイル

 投稿者:タダ  投稿日:2013年 9月30日(月)12時59分20秒
編集済
武尊山は、にっちゃんの思い出満載だったんですね。

参戦記です。さすがに今日は全身筋肉痛です。


大会前日
・この大会のプロデューサーで前身の山田昇杯登山競争7連覇の鏑木毅選手の
トークショー、ブリーフィングは素晴らしかった、世界トップクラスの選手で
ありながら、優しさ、人柄の良さが随所に表れていました。増々ファンになり
ました。
・50キロの部は、実際の距離は52.3キロあること。平地のマラソンの1.8倍の
距離換算で予想タイムが出せるとのことでした。

当日
・朝6時スタート、絶好のコンディション。20キロの第一関門までは、前半は緩やかな
里山トレール、後半はかなり厳しめの登り下りが続くが、去年より10分早くチェック。
・おにぎり、バナナ、リンゴを補給して、いよいよ本格的な登山道。前武尊まで約800
メートルの登り。トレランだったことをすっかり忘れてしまうほどのきつい登り。
・ハセツネを2回完走している方と話したが、ハセツネの方が楽だよとのこと。ホントかな?
・前武尊から尾根道を10キロ弱走ることになるが、絶景そのもの。鏑木選手をトレランの
道に引きずり込んだのがこの絶景とのこと。本当に素晴らしかった。
・しかし、胃の調子が悪くなり始め、補給食はおろか水も受け付けなくなってきた。こんなことは
今までなかったことだが・・・
・尾根道とはいえアップダウンは相変わらず厳しい。特に、最後(とスタッフは言っていたが
その先も強烈な登りあり)の剣ヶ峰への登りはすさまじいものがあった。上半身も鍛えてないと
登れない。
・剣ヶ峰の後は、ずっと下り基調だが、走ると吐きそうで下りでも歩き、歩き、歩き
・そうこうしていると、目まいがしてきて歩けなくなる。10分ほど休憩して、歩き始め、
また休憩、これを4回も。もう後ろを走っている人はかなり少なくなっているようだ。
・不思議なことに、40キロの第三チェックポイント2キロほど手前から何故か走れる
ようになる。吐き気も、筋肉痛もほとんど感じない。絶好調と言えるくらいの走りで
関門目指して、関門制限の16時に間に合うように走った。7分前に到着したので、その
ままゴールを目指そうとしたら、「はい、ご苦労様、ビールでもどうぞ」、「え、え〜?」
・関門制限は15時までだった。残り10キロ少々の下りだから、今の調子なら17時までに
完走できると思っていたのに、残念ながらDNF
・でも去年は第1関門でDNFだったから進歩した。武尊山の絶景も見ることができた。後は
来年の宿題にしよう。

終了後
・今年も鏑木さんの心遣いが随所に表れている素晴らしい大会でした。
・来年は100キロの部も設定すべく準備中とのこと。前日のブリーフィングでのサプライズ
でした。

二番目の写真の一番後ろに見えるのが武尊山です。スタート地点からは気が遠くなるような・・・
三番目の写真は、贅肉が全くない、精悍そのものの鏑木さん。



















佐渡参戦

 投稿者:タダ  投稿日:2015年 9月10日(木)06時08分53秒
佐渡遠征参加の皆さん、お疲れ様でした。
その後の身体ケアーは大丈夫でしょうか。

バスやフェリー手配のモリノさん、ずーっと運転のアダチさん、
見送り&朝食差し入れのオヤマさん、会計&笑い癒し担当の
ISSAさん、チームドクターのヤマモトセンセー、そして
全体とりまとめのタニグチさん、などなど、大変お世話になり
ました。ありがとうございました。
おかげ様で、今年の佐渡も楽しく安心して参加することができ
ました。

自分自身は4回目の佐渡で、初めてのAタイプ参戦でした。
持病があり、暑さに弱いため躊躇していたのですが、病気もほぼ
完治したことから昨年末にAタイプ参戦を決意した次第です。
それ以来、毎月3種目の練習目標を設定をして、早朝、昼休み、
夜間など10分でもいいので、できる限り毎日身体を動かすよう
にしてきました。こんなに真面目にやるのかと自分でも呆れるく
らいでした。
私の場合、怪我をしたくないので追い込む練習はほとんどしません。
だらだらと同じ動作を繰り返すだけという感じになります。

さて、レースの反省点などは以下のとおりです。
1 スイム
・最外側からスタートしたがバトルが厳しいため、早めに中央より
に移動したところバトルなしの非武装地帯だったので、ずーっとそ
の位置をキープして快適に泳げた。
・ストロークがゆったりし過ぎのペースになってしまった。もう少
しテンポよく泳ぎたい。
・結果、1時間19分05秒、同じ条件ならあと5分はタイム短縮
できるはず。

2 バイク
・相変わらず遅い。400人くらいに抜かれたようだ。抜かれたら
少しは付いていくこともしなくては。
・特にアップダウンの連続や登りの走り方を練習してタイム短縮に
つなげたい。
・結果7時間55分39秒、同じ条件なら30分短縮しないと。

3 ラン
・エイド周辺以外では、止まることなく、歩くことなく完走できた。
・月間200キロ走ってきて、他の人に負けるはずがないと自分に
言い聞かせながら走ったのが効いたようだ。
・結果5時間05分01秒。すべてのエイドで休憩、西瓜ボラのおじ
いさんのところでも2回休憩のためこれを減らすなど、同じ条件で
あれば20分短縮したい。













京都マラソン2016参戦記

 投稿者:タダ  投稿日:2016年 2月23日(火)18時34分25秒
今年で5回目の開催。小生の最もお気に入りのマラソン大会です。
運営、コース、応援ともにベストでした。天気も!
今年はネリトラでサブ4プロジェクト練習会を始めたので、何としてもサブフォーを
達成したい。の思いを胸に参戦してきました。

準備編
・二週間前からほぼ断酒、一週間前からアミノバイタル&無臭ニンニクを取り続けた。
(たぶん効果あったと思います。)
・去年に比べて練習量は半分くらいだが、今年に入って30キロを1回、ハーフを2回走っ
ているので何とかなるだろうと・・・。
・今年の目標は、第一目標:3時間45分、第二目標:昨年の記録更新(3時間55分
29秒)、第三目標:サブフォー
・目標タイムの5キロスプリットは、第一目標26分00、第二目標27分00、
第三目標27分30
・トイレでのロスタイムをなくすため、練習中はトイレに行かない訓練もした。(笑)
・前日の夕食は恒例の京都駅ビルの蕎麦屋で一夜漬けカーボローディング。蕎麦食べ
放題、今年は6枚でギブアップ(過去最高は9枚(笑))


当日編
・市民ランナーのフルマラソンでの大きな達成感は、イーブンペースで完走して
自己ベストを出すこと。だと思い、そのために、
・集中を切らさないこと、ペースメーカーを探して他の人について行かないこと、
走り方を常に意識して、腕振り、着地をやさしくすることなどを再確認
・とにくかく30キロまで、いかに体力を温存するか、脚のダメージを少なくするか。
これが勝負の分かれ目。を頭に叩き込んでスタート位置へ移動。

・高校駅伝などで有名な西京極スタジアムをスタートし、嵐山、広沢池、国宝仁和寺、
今宮神社、賀茂川河川敷、京都植物園内、京都御所などなどを通り、平安神宮の赤い
大鳥居がゴールの超豪華なコース。
・とにかく沿道の応援がほとんど途切れないし、チアリーダー、太鼓、応援団、
お坊さん達等々元気の出る応援が多数。
・スタート後、体が重くてスピードが出ないので、5キロポイントで早くも第一目標
を諦めて、第二目標以下にした。
・嵐山を過ぎるとアップダウンが始まる。傾斜は厳しくないがボディーブローのように
効いてくる。
・20キロまで27分台前半のペースで順調だが、脚が重い感じがする。
・20キロのエイドで持参のメ○リストを飲んだら急に調子よくなり、ついついスピード
アップしてしまい、25キロまでの5キロは26分台にアップ。
・まずかったかな〜と思ったら、やはり途端にペース維持が苦しくなる。27分前半が
維持できない。
・鴨川の河川敷(土のコース)を約4キロ。でこぼこ、ぬかるみ、アップダウンがあり、
疲れた足にめちゃめちゃ効く。〜。
・昨年の佐渡トラで効果のあったメ○リスト(アミノ酸&クエン酸サプリ)2袋を両手の
手袋の中に入れ20キロ、30キロで補給した。粉状のため走りながら飲むのは難しい。
錠剤があればと思う。
・35キロ過ぎからは、必死に粘ることしか考えなかった。次々と抜かれ、サブフォー
のペースメーカーとそれを追いかける大集団にも抜かれてしまう。
・泣きたいほどに苦しい。1キロ6分以上かかるようになった。
・1キロごとの距離表示があるたびに時計とにらめっこ。
・残り1キロで8分の残時間、何とか行きそう。
・3時間58分18秒でゴール。間に合った。よかった〜。
来年も参加できたら、タイムを気にせず、風景や応援を楽しみながら走りたいと思います。

参考編
・毎年ゲストランナーで参加しているノーベル賞の山中教授
・昨年は5キロ28分台でずーっとゴールまでイーブンペースで、3時間57分
・今年は最初の5キロを28分台で入り、以後27分台、26分台と徐々に上げてゴールまで
26分台をキープ
・結果、3時間44分42秒の自己ベスト
・「マラソンのレースでは、最初に飛ばさないようにすることでペース配分が上手く
なって記録が伸びてきた。」と語っているようです。すばらしい!















































大井川港トライアスロン大会 参戦記

 投稿者:タダ  投稿日:2016年 7月19日(火)17時24分57秒
  通報 編集済
3種目とも大変競技しやすい環境で、大会実行委員会も安全最優先の運営をしていて、初トラ参戦の方、久しぶりトラ参戦の方、自己ベストを狙いたい方などに最適かと思います。
当日受付、10時スタート、地理的にも東京から日帰り可能です。

説明会
バイクセット等準備した後、スタート1時間前の9時から説明会。
特にスイムでの事故に注意するよう、バトルがないように、いろいろな方から話が繰り返された。
前回優勝者、全回参加者、ゲスト参加者の紹介や一言挨拶など和やかでローカル色があり、説明会というより開会式でした。

スイム
港内に漁船が3隻停泊していて、その三角形を2周回するコース。
臨時板張りタラップで一人ずつ約5メートル下の海に降りるため時間がかかる。
約15分前に海に入り試泳、最内側のスタートラインから3メートルほど後ろの場所でフローティングでスタートを待つ。
今回はコースロープが張ってないため最内側の前方からスタートの戦術にした。(バトルが酷い時は内側に避難できる)
透明度は低いが汚いというほどではない。
大井川の水が流れ込んでいるせいか海水と真水の中間くらいの丁度いい塩加減。
実行委員会の再三のバトル止めましょうアピールのおかげか、故意らしきバトルは全くなかった。(素晴らしい!)
海面は凪状態で泳ぎやすく自分でもびっくりするほどぐいぐい進む。
結果は26分13秒の自己ベスト。

バイク
河川敷のマラソン専用コースを3周回。
専用コースに出るまで数回のヘアピンカーブがあるが、専用コースは快適そのもの、道路幅も十分あり追い越しの際も危険は感じなかった。(ホームページの写真のとおり)
ドラフティングは厳しくとると説明会で言っていたせいか、ほとんど見かけなかった。
バイクゴールしてメータを見ると平均時速30.2キロ。やったー!と思った、
が、距離表示が43キロにもなっている。メーターの設定ミスがあったようだ。(なんで何か月も気づかなかったのか?)
結果は1時間26分35秒、平均時速27.7キロ。(TR1,TR2が含まれているようだ)
やっぱりバイクは課題種目だ。

ラン
片道2.5キロのフラットのコースを2往復するがこれといった特徴はない。
スタート時から更に気温は上がって30度はゆうに超えている。
途中のエイドに冷たい水・ポカリ、氷、放水もあるがとにかく暑い。
体に水をかけるとその時はいったん冷えるがすぐに倍返しで熱さが襲ってくる。
1周目のタイムは27分30秒。目標タイム以下だがこの暑さではしょうがないと思い、エイドで止まって水を飲んでいたら、いきなり頭から水を掛けられてしまった。
それも2回も。親切でやってくれたのだろうが、シューズの中までびしょびしょぐちゃぐちゃでしばらく走りにくい。
2周目はペースダウンして、結果は58分53秒。
それにしてもコバセイさんの2周目は速かった〜!

トータル、2時間51分41秒で7年前の前回より10分以上短縮しましたが、自己ベストからは10分以上遅いタイムでした。

7年ぶりのオリンピックディスタンスは厳しい暑さの中、苦しさ含めて十分楽しめました。
ただ、ここ数年ロング・ミドルのレースしか経験がなかったため、レースペースが速く又TRやエイドでゆっくりすることができずゴール時は同じくらい疲れました。

飛び賞(総合順位で1の位が「1」の人にはメロン)や焼津さかなセンターで使える千円商品券が全員にプレゼントなどお得感もある大会です。
ただ申込み開始から数日で定員になっているようです。今年は4月1日から申込開始でした。

東京から日帰り十分可能ですが、今回は体調がいまいち良くなくて、行きたくない病がでないよう(笑)JR藤枝駅の目の前のホテルに前泊しました。
そのホテルは最近開業したばかりで、部屋は広くてきれい、大浴場・ソフトドリンク無料のラウンジあり、朝食無料(ご飯が炊き立てでおいしい、毎日でも食べたい〜!)
もし行かれる方いましたらお勧めします!