信濃札所第三十三番
  宝珠山 高山寺
住所 上水内郡小川村稲丘
電話 0262-69-2568
高山寺観音堂
寺院風景
本堂と観音堂
鐘楼門と三重の塔
仁王門
長野県指定重要文化財の三重の塔
長野市の西方、虫倉山の山麓を通る戸隠道沿いに開けた小川村稲丘地区にあります。
寺伝に依ると大同3年(808)に坂上田村麻呂が観音堂を創建したと言うことです。往時は末寺18ケ寺を持ち、7堂伽藍を誇っていたそうです。なかでも建久6年(1195)に源頼朝が建てた三重の塔は、江戸中期に再建されて、現在は県指定の重要文化財として立派な姿を保持しています。
観音堂はかなり古さを感じさせます。陣内には「札の上り寺」だけあつて虫倉山に篭って修行した木食上人が彫った千躰の観音像や西国・坂東・秩父の百観音、信濃33観音像などを描いた奉納額が祀り納められていました。
長い参道や杉並木などはありませんが、本堂、仁王門、鐘楼門、寺務所、諸堂宇が建ち多くの石仏が祀られ良くまとまつた寺院で、:結願(けちがん)寺の風格を漂わせています。
高山寺観音堂
寺院風景
本堂と観音堂
鐘楼門と三重の塔
仁王門
長野県指定重要文化財の三重の塔
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