信濃札所第二十六番
  栗尾山 満願寺
住所 南安曇郡穂高町牧
電話 0263-83-2088
微妙橋
本堂(観音堂)
満願寺観音堂
穂高町の西方、栗尾ツツジ山の裾にあります。寺伝に依ると開基は、遙昔の神亀年間(725頃)です。栗尾山全体が極楽浄土に真似て造られいたそうで、全山にわたり諸堂が点在し霊場として栄えていたということです。類にもれずこの寺も明治4年の廃仏毀釈の時に廃寺となりましたが、建物はそのまま残されていたそうで明治11年に直ちに再興されたということです。
微妙橋を渡り樹木が鬱蒼と繁る、暗く長く急な参道の階段を上り、仁王門をくぐると大きな本堂が美しい姿を見せます。
微妙橋は室町時代の終わりごろに架けられた様ですが、老朽化し明治39年に地元の大工により再建されたということです。欄干・屋根付の太鼓橋で美しい姿をしています。橋の裏にお経が書かれていることから「お経橋」とも呼ばれ極楽浄土に渡る橋として親しまれているそうです。
仁王門
微妙橋は、日本三大橋の一つとして
越中立山の無明橋、高野山の無妙橋
と並び賞されています
満願寺観音堂
仁王門
本堂(観音堂)
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