信濃札所第二十七番
  金峯山 牛伏寺
住所 松本市内田
電話 0263-58-3178
牛伏寺観音堂
参道入口の石碑
参道の冠木門
入場門
入場門の山号寺名額
朱塗りの仁王門
観音堂鬼瓦
軒先の彫り物
奉納額-1
奉納額-2
松本市の東方にあり、牛伏寺川に沿って登ります。参道入口の石碑を見ながら、さらに登るとダム湖があり、この脇に鳥居形の冠木門が立っています。
寺の開基は奈良時代といわれ、ご本尊は聖徳太子自らが彫り安置した菩薩像だそうです。鎌倉・室町・江戸と、この地を治めていた歴代領主の崇敬を集め多いに栄え、明治初年の廃仏毀釈の時も難を免れ寺堂を損なうことが無かった為に、現在信濃33番札所中随一の規模と荘厳さを誇る霊場だということです。
鉢伏山の中腹、森閑とした大樹林に囲まれた深山幽谷の地にあり、山門から良く整備された参道が続く両脇には多くの堂宇や石仏が立ち並び、境内には重厚で威厳のある観音堂や朱塗りの大きな仁王門、聖徳太子堂など数多くの堂宇が所狭しと建っていました。
伝わる所によると天平勝宝7年(755)、唐の玄宗皇帝が信州善光寺に六百巻の大般若経を奉納することになり、赤黒2頭の牛に経典を積んで運ぶ途中突然寺の前で牛が倒れてしまった。唐の使者達は、これは寺の観世音菩薩の霊力に違いないと経典を寺に納めて帰ってしまったそうです。今も、牛を葬った牛堂は健在で、堂内には2頭の牛の木像が祀られているそうです。
以来この寺を「うしぶせの観音様」と呼び、厄除観音として信仰され親しまれているということです。
観音堂鬼瓦
牛伏寺観音堂
軒先の彫り物
参道入口の石碑
奉納額-1
参道の冠木門
奉納額-2
入場門の山号寺名額
入場門
大きな朱塗りの仁王門
コース7の4番 25番札所天陽山盛泉寺へ進みます
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