信濃札所第二十一番
  岡田札所 常光寺
常光寺観音堂
横からの観音堂
札所の石碑
観音堂と寺名額
長野市篠ノ井岡田
篠ノ井の西方、恐竜公園のある茶臼山の裾に広がるリンゴ畑の中の岡田部落にあります。
歴史は遠く奈良時代にまで遡るそうで、本来の常光寺は東筑摩郡本山村洗馬(塩尻)に在ったそうです。しかし長い時代の変遷の中で数奇な運命を辿り、明治の廃仏毀釈で廃寺となり、ご本尊も明治9年に古美術品として売られてしまい寺は無くなってしまったそうです。
現在の寺は篠ノ井の岡沢彦次郎という人がご本尊を買い求め、昭和37年に自分のリンゴ畑にお堂を建て安置し21番札所として再興したもので、無住ですし宗派も不明だそうです。
こじんまりとしたお堂が、一面のリンゴ畑の中にあり花の咲く春や実の色ずく秋には、白壁の観音堂が映えるでしょう。
常光寺観音堂
横から見た観音堂
観音堂と寺名額
札所を示す石碑
コース2の4番 18番札所金峰山長谷寺へ進みます
信濃22番札所 羽広山仲仙寺へ