信濃札所第十番
  妙徳山 高顕寺
高顕寺観音堂
参道石段
寺院風景
本堂
本堂と寺務所
住所 須坂市仁礼町
電話 0262-46-8583
高顕寺の観音堂(札所めぐりガイドブックから転写)
大笹街道(406号線)の仁礼宿、現在は仁礼町の外れににあります。
寺の開基は室町時代よりも前の南北朝時代のことで、行基という僧が開いたと伝えられていますが、いずれにしても600年余も昔のことで、時代の流れの中で栄枯衰勢・衰退と再興を繰り返し資料の全ては喪失してしまったそうです。
観音堂は本堂の裏手の小高い丘の上に在るそうですが参道に気付かず登るのを逸してしまいました。本堂までの参道は長く石段の両側には石仏が沢山並んでいました。本堂や鐘楼・寺務所などまだ新しく立派なお寺です。
正直者の炭焼き老人の話は有名で、盗木事件の冤罪で囚われ、これを恥じた老人が自殺をしようとしたところ観音様が現れて「罪は晴れる」とのお告げがあつた。冤罪が晴れ無罪放免となつた老人は観音様に感謝し鐘突き男となり、村人に観音様の功徳と慈悲を伝えて一生を送ったという。これは実話だそうです。
このすぐ近くに9番札所の蓑堂があります。
落ち着いた佇まいの寺院風景
(右上)寺院の本堂

(右中)寺務所

(右下)寺院名の石碑と参道の石段
コース5の3番 9番札所蓑堂山蓑堂へ進みます
信濃11番札所 仏智山明真寺(清瀧観音堂)へ