信濃札所第九番
  蓑堂山 蓑堂
朽ち落ちそうな観音堂
蓑堂のある蓑堂山の姿
篤志家の屋敷
住所 須坂市米子寺内
鎌倉時代から賑わった、須坂宿と上州の大笹宿を結ぶ大笹街道沿いの米子寺内部落にある、奇岩絶壁の「蓑堂山」の頂にあります。
寺の歴史は余にも古く、信濃源氏の祖がこの蓑堂山の頂に観音堂を建て菩薩像を安置したと伝えられていますが定かではありません。
戦国の激しい時代の流れに翻弄され栄枯衰勢を繰り返したようです。今はその影も無く、ご本尊様も山からおろされ部落の篤志家が預りお守りしています。
観音堂に行くには、かなり急峻な岩場や細道をよじ登らなくてはなりませんが、今は松代群発地震によつて参道の岩石が崩落し足場が悪いために入山は禁止されていました。
この集落は日本の滝100選にも選ばれた「米子大瀑布」への途に有り雄大な自然に恵まれた所です。
すぐ近くに10番札所の高顕寺があります。
蓑堂のある蓑堂山の姿
本尊が祀られている篤志家の屋敷
屋根に寺の家紋が見える
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蓑堂観音堂