信濃札所四番
大里山 風雲庵
住所 長野市松代町清野
松代の西北、鞍骨山の麓の清野という小集落にあります。
寺の開基年代などは分りませんが、伝えられるところによると武田信玄が熱心に信仰していたそうですから戦国の時代でしょう。
上杉謙信と武田信玄が戦ったといわれている川中島を一望できる鞍骨山の麓にあり、参道の石段と観音堂が残っています。
明治2年の廃仏毀釈でこの寺も廃寺となってしまつた様ですが、近在の人々の厚い信仰心から良く守られています。
同時代に、この地の権力者が築いた松代城を取り囲む様に7番札所桑台院・11番札所明真寺(清滝観音堂)・16番札所清水寺が点在しています。
参道の石段
観音堂正面
観音堂側面
風雲庵の山号額
ここがコース3の1番です
風雲庵観音堂