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第三中間期 第22王朝

パミ/ペマウ/ピマイ

Pami

在位年代;前789年頃-784年頃
誕生名; パミ・メリアメン
(ネコ(バステト女神)のもとにあるもの、アメン神に愛されしもの)
即位名;ウセルマアトラー・セテプエンアメン Userma'atre' Setepenamun
(力強き太陽神ラーの真理、アメン神に選ばれしもの)
または、
ウセルマアトラー・セテプエンラー Userma'atre' Setepenre'
治世;6年



王朝の首都;タニス 
埋葬地;? 
出身地;
タニス?

家族構成; 息子 ショシェンク5世

リビア人の言葉の「パミ」は、エジプト語に直すとネコを意味する言葉。したがってエジプト史上ただ一人の、そして世界でも数少ない(?)、自分の名前を「猫です。」と名乗った王様である。ただし第22王朝の王たちのホームグラウンドは猫の女神バステトの信仰されたブバスティス周辺なので、この名前は「バステト女神のもとにいるもの」として解釈されている。

ピマイ、またはペマウという名前でも知られているが、獅子を意味する「ピマイ」という人物(ショシェンク3世の息子)は、実はパミとは別人だった。過去に、二人は同一だと思われていた時代に混同されていた。ただし、まだ両者を同一とみる学者はおり、パミをショシェンク3世の息子とする説もある。

ショシェンク4世との関係は不明だが、ショシェンク5世は息子である。


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