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新王国時代 第20王朝

ラメセス9世

Ramesses[


在位年代;1129−1111年
誕生名;ラメセス(ラーの創りし者)
誕生名;カエムワセト・メリアメン Khaemwaset Meryamun
(テーベに現れ、アメン神に愛されし者)
即位名;ネフェルカラー・セテプエンラー Neferkare' setepenre'
(ラーの魂は美しい、ラーに選ばれし者)
別名;カエムワセト
治世;19年

王朝の首都;テーベ(※この時代から、王自身はナイル下流に移住していたのではないかという説アリ)
埋葬地;王家の谷(KV6) 
出身地;テーベ

家族構成;父/ラメセス3世の息子 メンチュヒルコプシェフ? 母/タカト? 妻/バケトウェルネル? 息子/ラメセス10世?

即位前の名前はカエムワセト。父はラメセス3世の息子の一人ではないかと考えられている。
続くラメセス10世と11世とは共同統治で即位期間が重なっていたという説がある。

下エジプトの、ラー神の信仰地ヘリオポリス周辺で太陽信仰に力を注いだらしい。また、西方砂漠のダクラ・オアシスに遠征隊を送った記録も残されている。
国家はやや安定を取り戻していたが、王が下エジプト地域に力を注ぎ、本来の都であるテーベから目を離したことが、後の時代、テーベの離反を許してしまうことになる。(もしくは、テーベを親族に治めさせるという戦略だったのかもしれない)


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