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新王国時代 第19王朝
| 在位年代;前1294−1279年 誕生名;セティ(セト神の君) 通称;メルエンプタハ(プタハ神に愛されし者) 即位名;メンマアトラー(永遠なるは、ラーの正義) 治世;15年 |
王朝の首都;テーベ 埋葬地;王家の谷 KV17 出身地;テーベ
家族構成;
父/ラメセス1世 母/サトラー 妻/トゥヤ 息子/ラメセス2世、ほか名前不明
娘/ティア、ヘヌトミィラー
Data;
エジプト再建、そして王国史上最後の繁栄の礎を築いたのが、この王。アマルナ時代とは別の、世界中でもっともよく知られる「古代エジプト」の美術イメージは、おそらく、この時代のものだろう。
エジプト最大の神殿でもある、テーベのカルナック大神殿、着工。オシリスの遺体が埋められたとされる聖地アビドスの葬祭殿も同じくこの王の治世下で着工。この王は、古き時代の信仰を復活させる壮大な計画を持っていたようだ。そんなだから、もちろん、建造物の中には神話ネタも満載。
この時代に、18王朝のアクエンアテンからアイに至るまでの4人の王たちの名前は「異端の王」として完全に闇へと葬り去られた。歴代王の名前を記す王名表にも載せられていない。だが皮肉にもそのことが数千年のちに彼らの名を高め、ミステリアスでドラマチックな王たちとして語り継がれるきっかけとなった。
Background;
アクエンアテン時代以後に失った領土を取り戻すため、北方、南方それぞれに積極的に遠征が行われている。