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古王国時代 第5王朝

ジェドカラー・イセシ

Djedkara' Izezi


在位年代;前2365−2322年
即位名;ジェドカラー(ラーの魂は不滅なり/ラーの魂よ安寧なれ)
誕生名;イセシ
マネトー名;タンチェレス Tancheres
別綴り; タンケリス Tankeris
治世;44年

王朝の首都;ヘリオポリス 
埋葬地;南サッカラのピラミッド 
出身地;ヘリオポリス

家族構成;
子供たち/ネセルカウホル、メレレトイセシ、ケケレトネブティ、イセシ・アンク、ヘジェトネブゥ、ネブティエムネフェレス

埋葬地をアブシールから古代の埋葬地サッカラへと戻した。河岸神殿、ピラミッドともに全壊しているが、かつては壮麗な装飾・彩色の施されていた形跡がある。ピラミッドは崩壊して石の山と化しており、これがジェドカラー・イセシ王のものと特定できたのは1946年のことだ。

彼の葬祭殿から、神官文字による文書の中で最古のもの「アブシール・パピルス」が出土している。内容は、神殿建設記録や勤務名簿、備品リストなど、やけに実務的なものとなっている。

トリノ王名表での治世は28年だが、エジプト学者は38年の間違いだろうと考えている。マネトーの王名表では44年。

[内容とか]
古代エジプト人の諸記録:アブシール文書

●太陽神殿と信仰のゆらぎ
第五王朝の王たちはアブシールに次々と太陽神殿を築いてきたが、ジェドカラー・イセシの時代には太陽神殿を築かなくなっていた。太陽信仰が頂点を過ぎ、衰えはじめていたようだ。また、埋葬地が変わっていることから家系の断絶があったという仮説もある。

この時代、ヌビアから撤退するなど王権が弱まり、それに伴うヘリオポリスの太陽神官たちの台頭によって、王権と神官、俗と聖の間で軋轢が生じていたと思われる。

▲ピラミッドデータ:
サッカラ、真正ピラミッド