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初期王朝時代 第2王朝
Ra'-neb
王朝の首都;メンフィス
埋葬地;サッカラ
出身地;?
家族構成;不明
史上はじめて太陽神ラーの名を王名に採用した王。太陽神信仰が少しずつメジャーになりつつあったことを思わせる。
ラネブの名がヘテプセケムウィやニネチェルとともに書かれた出土品があるため、その二人の王の間として、現在の即位順が設定された。
ウナス王のピラミッド周囲からラネブの名の刻まれた粘土封が出土しているため、埋葬地はサッカラと考えられている。
メトロポリタン美術館所蔵の石碑が有名。
「ウェネグ」の名前は、おそらく「ウサギ」ほ意味する。
後世に作成された王名表では単独の存在と見なされていたが、ラネブと同一とする説が有力なようなのでここに統合。ジェセル王の階段ピラミッド周辺で遺物が見つかっている。
■治世年について
マネトーは39年の治世を数えているが、実際に見つかっている証拠から考えられる治世は10年から14年程度。ここまでの王たちの治世年にズレがあるため、ラネブの即位年には学者により色んな説がある。おおむね紀元前2700年前後の王と考えられている。
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