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初期王朝時代 第2王朝

ニネチェル

Ny-netjer


在位年代; 前2700-2660前後
ホルス名;ニネチェル(神のごときもの)
即位名;ニネチェル
黄金のホルス名;レン Ren
治世;43-45年

王朝の首都;メンフィス 
埋葬地;サッカラ 
出身地;ティス
家族構成;息子/カセケムイ

多くの遺物が残されているため、第二王朝では最も研究された王の一人。サッカラからはこの王の名前の刻まれた遺物が多数出土している。セド祭を行ったらしい記録があるため治世30年を越えていたことは確実と思われる。
後継者については不明点が多い。
いくつかの戦争の記録があり、次の代で起きる上下エジプトの戦争は既にこの時代から火種があったと考えられる。

■即位年について
トリノ・パピルスでは96年の治世、マネトーは47年としているが、考古学的な証拠では45年以降は見つかっていない。
パレルモ・ストーンの40余年という数字がおおむね正しいと考えられている。パレルモ・ストーンの作成は第5王朝で、比較的時代が近いため、おそらくまだ正しい記憶が伝承されていた。



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