アイスランド・サガ −ICELANDIC SAGA

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<グレティルの生涯>

1年くらいはズレているかもしれない年表。^^; だいたいの目安・・・。

西暦996年 長白髪のアースムンドの次男として、グレティル誕生。”美男子だが赤毛でそばかすが多かった”
1006年 グレティル、10歳までビヤルグの父の屋敷で成長。この頃から目立った成長を遂げるようになる。
1007年 春−義理の祖父トルケル・クラヴラの従者、スケッギを殺し3年間の追放刑を受ける。
夏−船が難破してハーラマル島へ流れ着く。トルフィンの世話になる。
冬−ハーラマル島の塚を暴く。
1008年 夏−スヴェイン公がノルウェーの執政を預かるようになる。ノルウェーでの決闘が禁じられる。
冬−トルフィンの留守中、ならず者トーリル一味を一人で退治。
1009年 春−トルケルの屋敷に招待され1年過ごす。
冬−ビエルンとの争い。トルケルのとりなしで、その場は収まる。
1010年 春− ビエルンを殺し、スヴェイン公に目をつけられる。
ビエルンの兄弟たちがグレティルの命を狙うが、返り討ちにあう。
義理の兄トルステインがグレティルを庇護する。

その頃アイスランドでは、トルケル・クラヴラが死に、
父アースムンドが目をかけていたマークの子トルギルス殺害をめぐるごたごたが起っていた。

夏−グレティル、アイスランドへ帰還。
故郷に帰るや否や幾つかの騒動を引き起こし、闘馬では大喧嘩になる。
フォルセール谷のトールハル屋敷に化け物が出るようになる。羊飼いグラームが雇われる。

冬−グラームが化け物に取り殺され、自らが化け物と化す。
1011年 春−新たな使用人を雇うが、グラームに殺されてしまう。
晩秋−グレティルが退治に赴く。化け物の呪いを受ける。
1012年 ※イルギの記述はこの辺りが最初 この年、イルギは0−1歳?

春−ノルウェーへ向かう船に乗り合わせたトルビエルンを殺す。オーラーヴ王に謁見しに行く。
夏−ガルドのトーリルの息子たちが焼死し、グレティルが殺人の罪に問われる。無実の証たたず。
その頃、故郷アイスランドでは父アースムンドが死去。
兄アトリと牡牛のトルビエルンが訴訟を起こしていた。
冬−エイナルのもとでならず者を退治する。
1013年 夏−訴訟で不満を抱き、小作人のことでも恨みをいだくトルビエルンがアトリを殺害。
その後、ノルウェーからの船がつき、ガルドのトーリルは息子たちが死んだことを知り、
全島集会でグレティルの追放を求める。

グレティルが帰還。父と兄の死、自分の追放を聞く。
兄の敵討ちのため、牡牛のトルビエルンを殺す。

放浪のはじまり。グレティル17歳。

秋−リヤール森のトルステインのもとに身を寄せる。
冬−ホーラルのトルギルス・アラソンのもとに身を寄せる。
1014年 春−トルスカ・フィヨルドへ向かう
夏−トルギルス・アラソン、全島集会でグレティルの追放解除運動をするが失敗に終わる。
秋−再び、リヤール森のトルステインを訪ねる。
1015年 アルナルヴァトン高原へ。1年を過ごす。
秋−命を狙いに来たならず者グリームを殺す。
1016年 ガルドのトーリルが、グレティル暗殺のために赤ひげのトーリルを雇う。
1017年 -
1018年 春−隙をうかがっていたトーリルがグレティル暗殺を決行。しかし失敗し、自身が命を失う。
夏−ガルドのトーリルが、グレティル暗殺の失敗を知る。
手勢を率いて自らグレティルと戦うが、ハルムンドがグレティル側に支援したことによって失敗。
秋−ミューラルへ。ミューラルでのはじめての冬。
1019年 秋−付近の村から羊を失敬して村人たちに追われる。
冬−ミューラルでの二回目の冬。グレティル、ちょっかいを出してきたギースリをからかう。
1020年 春−ギースリ、二度とグレティルの側にはいかないと誓い船を出す。
冬−ミューラルでの三回目の冬。付近の集落で略奪を働いたため討伐隊が送られる。
1021年 夏−ミューラルからボルガルフィヨルドへ。友人ハルトムンドの家に厄介になる。
秋−ゲイトランドへ。
1022- 各地放浪。東フィヨルドへ。1年かけて巡るが、誰からも援助は得られず。
-1026年 バールド谷付近に身を隠す。
1027年 トーリルに出会わないよう、メドル丘に身を隠すが居場所をかぎつけられる。
グレティル、故郷ビヤルグへ。

弟イルギ、15歳。兄グレティルについていくことを決意する。
グレティルは、二度と母親に会えないことを予感する。

冬−レイニ岬へ。ドラング島を目指す。下男としてグラウムを伴う。
1028年 ドラング島での最初の冬。
1029年 冬−二度目の冬。
1030年 夏−ヘーリングが釣針のトルビエルンのもとにやってくる。
秋−ヘーリング、ドラング島へ挑むがグレティルに気付かれ、崖から転落して死亡。
1031年 夏−釣針のトルビエルンの養母がグレティルを呪文で倒そうとしてドラング島へ行くが、
怪我を負わされる。

秋−トルビエルンの養母が木にルーンを刻みドラング島に流す。グレティルが傷を負う。

傷が元で、戦いのさなかグレティル死亡。享年35歳。
弟イルギも捕らえられ、殺される。

冬−釣針のトルビエルンは、魔法でグレティルを殺したとして非難される。


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