2005年7月29日
「愛知牧場
(あいちぼくじょう)
愛知県日進市
地図
撮影 OLYMPUS E-10

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藤岡のヒマワリを見るのに失敗して、
でもまだヒマワリが見たいという思いが残り、
近場でヒマワリが見られるところということで
愛知牧場へ行ってみた。
略して「アイボク」。
去年の秋に愛知池へ行ったとき、
その存在を知って、いつか行きたいと思っていた。
行ってみたら、なんだこの車の数は。
こんなメジャー・スポットだったのか。
夏休みということもあって子供連れで賑わっていた。
入り口からお花畑がお出迎え。
えーと、きみは誰ですか?
キンセンカ?
違うかなぁ。
キバナコスモスかな?
それは季節的にちょっと早いか。
とにかく中に入ろう。
年季の入った、これは手押し車というんだろうか。
一輪車の四輪車版。
今は古びて花壇となっていた。
味があっていい感じ。
牧場といえばやはり牛乳。
そしてソフトクリーム。
その他の乳製品を販売してる、
その名も「モーハウス」。
瀬川瑛子の牛のモノマネが聞こえてきそう。
(ネタがマニアすぎる)
ソフトなどは美味しいと評判だ。
私は今回も見送り。
後になってやっぱり食べておけばよかった、
と悔やむ毎度のパターン。
なんとなく私のイメージの中にある
牧場らしい光景。
「北の国から」で草太兄ちゃんや、
その後、純たちがやっていた牧場を思い出す。
向こうに見えてるのは牛舎だったか、
馬小屋だったか。
手前のはミニショベルカー?
エサの干し草とかを運ぶやつかな?
エサやニンジンが100円で売られていて、
馬たちにあげられるシステムになっていた。
ここの牧場は半分以上観光向けという
印象を受けた。
もちろん牧場としてもちゃんと生産しつつ。
乳搾り体験や乗馬体験などもできて、
参加型の牧場だ。
鳥なども飼われていて、孔雀も4羽ほどいた。
なんとか羽広げてくれないかなぁと待ったんだけど
そう簡単には広げてくれない。
あれはメスにアピールしたりするときに広げる
ものなんだろうか?
それとも、威嚇のためも?
広げなくてもけっこうきれいではあるのだけど、
ああー、網が〜。
孔雀って飛ぶ?
このへんも牧場らしい光景だ。
ヤギが柵の中でのんびり草を食べていた。
今度は「アルプスの少女ハイジ」を思い出した。
子牛コーナー。
生後2、3ヶ月だったかな。
これは触ろうと思えば触れた気がするけど、
私は近寄らず。
いや、怖いわけじゃないんだけど。
ヒマワリ畑は一番奥の方にあった。
ヒマワリで迷路が作ってあって、
歩けるようになっている。
人が大勢いるかと思いきや、
お母さんと男の子のカップル1組。
あれ? みんなどこにいってるんだ?
あんなに車あったのに。
ヒマワリの咲き具合はまだこれからという感じ。
満開じゃないし、なんとなく元気がない?
一同礼! という感じでみんなうつむいている。
着席! と声をかけたらしゃがんでしまうかも。
天気が曇りがちだったからか、
時期的なものなのか。
花の開き方も全開じゃなかった。
少し離れたところにある、
もうひとつのヒマワリ畑。
こちらは更にまだ早いという感じ。
五分咲きといったところか。
たぶん時期をずらして種を蒔いてるのだと思う。
訪れる人に長く楽しんでもらえるように。
もしくはヒマワリの種類が違うのかも。
ヒマワリがまだ小さい。
こういう種類なのかな。
種の部分がもっと黒いイメージがあるけど、
これからそうなるのか、これはそういうやつなのか。
いずれにしても行くにはまだ早かったようだ。
見頃は8月の初旬から中旬にかけてくらいだろう。
せっかく行くならやはりスカっと青空の日がいい。
ヒマワリの背景は真っ青な空が似合うから。
パターゴルフもある。
平日1,000円。休日1,500円。
芝生は絶好調に手入れされていて、
見ているだけで気持ちがよかった。
座って弁当広げて食べたいくらい。
(そんなことしたらすぐにつまみ出される)
乗馬体験中。
ここにたくさん人がいた。
大人も子供たちも。
あの車の人たちはここにいた人たちだったようだ。
乗馬のレッスンはそれなりの値段がするのだろう。
ポニーに子供を乗せてテクテク歩いてくれる
といったような乗馬体験もできるらしい。
物憂げなお馬さん。
何を考えてるんだろうなぁ。
純粋な野草というのはほとんどなくて、
育てられてる園芸種か、
種が飛んできてそのへんで自生してるような
やつがほどんどだった。
これは何だろう。
グラジオラスの一種の気がするんだけど、
定かではない。
これは家の近所にもたくさん咲いてるんだけど
何だろうか。
花壇にあるから野草ではないと思う。
調べたけど分からなかった。
たぶんメジャーなもののはず。
宿題としよう。
ワルナスビとヤブキリの子供。
悪い茄子という名前のごとく、
かなりの嫌われ者のようだ。
これはそこら中に生えていた。
手に負えなくなって咲くに任せてるのだろう。
抜いても抜いても生えてくるんだとか。
北アメリカの帰化植物だから、
これも野草とは言えない。
かなりちっちゃい花。
1cmくらい。
まだこれから咲いてくるのかと思ったら、
咲いてこんなもんらしい。
タカサブロウ(高三郎)だと思う。
名前はなんだか立派だ。
花は謙虚なのに。
これは空き地のようなところで咲いていたやつ
だから、名のある野草じゃないかもしれない。
線香花火みたいで面白い。
ひょっとすると有名な野草だろうか。
調べているときに迷った。
ウバユリか、ハマオモトか、と。
たぶんハマオモト(浜万年青)、
またの名をクリナムでいいと思う。
ハマユウ(浜木綿)は同じものか
別のものなのか。
ハマユウというと、もっと花びらが細いものを
イメージするけど、こういうハマユウも有りか?
なしか?


 ヒマワリを見に行った愛知牧場だったけど、他の部分で面白くて楽しめた。
 体験型牧場はどこにでもありそうで意外とない。特に名古屋の郊外では貴重だと思う。
 雰囲気としては、天白の農業センターにやや近いと感じた。
 牧場といっても、全然身構えて入っていく必要はなくて、駐車場も入場料も無料なので、気軽にふらっと遊びに行けばいいと思う。子供も大人も楽しめるはず。

 ヒマワリに関しては、やや物足りないかもしれない。最盛期になればもっと見栄えはよくなると思うけど、本数、規模ともにさほどではなかった。見渡す限りどこまでも続くヒマワリ畑なんてのを想像して行ったから、そう感じたのだけど。

 体験ものはあらかじめ予約が必要だったりするので、HPで調べていった方がいいです。

 行き方は、まずは愛知池を目指す。愛知池の東側の道「231号線」を走っていると案内標識が見えてくるので分かると思う。東名高速のガード下をくぐってググッと奥へ進んだ左側が駐車場。若干、ここホントに入っていっていいのかなぁという疑いを抱きがちだけど、大丈夫。ただし、正面突破は厳禁。入り口の牛さんの板人形より先は歩行者天国になっているので。

 所在地: 愛知県日進市米野木町南山977
 時間: 9:00〜5:00(季節により変更あり)
 定休日: 基本的になし(ただし、施設によって月曜または火曜定休)
 入場料: 無料(各種体験は有料)
 駐車場: 無料
 所要時間: 1時間〜好きなだけ

 公式ページ

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