2005年4月15日
「愛知県緑化センター
(あいちけんりょっかせんたー)
愛知県西加茂郡藤岡町
地図
撮影 OLYMPUS E-10

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愛知県の緑化センターへ。
以前、昭和の森へ行ったとき、隣接してるのは
知っていたけど、訪れたのは今回が初めて。
日没まで回るつもりが、夕方5時で閉園という罠。
本館が閉まるのが5時というのは調べてあった
けど、駐車場まで5時で完全に閉ざされてしまう
とは思わなかった。
昭和の森の駐車場にとめて歩くには遠すぎる。
ということで今回もまた駆け足になった。
緑化センターだから花と緑に関したところだろう
というくらいの予備知識しかなかった。
春日井のグリーンピアと似たようなものを
想像してたのだけど、ずいぶん違った。
日本庭園、ロックガーデン、花木展示、
オーストラリア庭園、緑の相談所などがあるようだ。
園内は広いようなそうでもないような。
昭和の森ほど広大ではない。
花や木があちこちに植えられている。
なのだけど、ここというポイントがなく、
なんとなく散漫とした印象を受ける。
本館の建物と手前の花壇。
中には展示室、庭園、レストランなどがある。
今回は時間がなかったので、
このへんは飛ばした。
オーストラリア館というか、小屋。
何故唐突にオーストラリアなのかは分からない。
ちょっと珍しい。
日の丸の旗が日焼けしていて、
赤じゃなく薄い朱色になっていた。
オーストラリア庭園。
なんだか漠然としてる。
オーストラリア産の木や花で造られている
らしいのだけど、季節はずれなのか、
これという見所がない。
夏場はもっと賑やかになるのだろうか。
オーストラリアの花咲く木。
もちろん見覚えはない。
名前のプレートもなかったような気がする。
あったのだろうか。
花と葉っぱのアップ。
淡い黄色はいい色だ。
名前は調べようがない。
オーストラリア館の内部。
写真などが展示されていた。
よく読めば庭や花木の説明文もあったのかも。
時間がないので写真だけ撮って先を急ぐ。
今の時期の緑化センターで一番目立ってたのが
このミツバツツジだった。
あっちにもこっちにもたくさん咲いていた。
ただのミツバツツジか、
コバノミツバツツジか、
その両方なのか。
これはハルジオンでいいはず。
ヒメジョオンではない、と思う。
これなんだろうなと思って撮ったけど、
もしかしてユキヤナギだったのか。
雰囲気は違ったような気がするんだけど。
全体も撮っておかないと、こういうことになる。
また分からないものを撮ってしまった。
帰ってから調べればいいやと思うけど、
樹木はどうも苦手。
ポケット図鑑一冊では分からないものが多い。
状態はよくないけど、シデコブシ。
ここは当然自生ではないけど、
何故かこの地方にこれは合うのか、
割とあちこちで見かける。
全国的には珍しいとは思えないほど。
ニワウメ(庭梅)。
ウメという名前だけど、桜の一種、
というか亜種らしい。
バラ科サクラ属。
庭桜というのもあって、それは八重だとか。
なんにしてもややこしい。
名前プレートが見あたらなかったけど、
これはたぶんヤマブキ(山吹)だろう。
白まだらのものも混じっていた。
元々そういうものなのか。
ハナカイドウ(花海棠)だと思うけど自信はない。
この春は本当に樹木の花に翻弄された。
こんなにもたくさん種類があって、
こんなにも区別がつきにくいとは思ってなかった。
勉強不足といえばそれまでだけど、
春は梅と桜だけと思っていた頃に比べれば
多少は進歩したからよしとしたい。
知らないことが分かれば勉強すればいい。
これも昔から区別がつかなかったやつ。
ワラビ? ゼンマイ?
これはワラビかなぁ、やっぱり。
などと考えているうちに時間切れ。
急いで駐車場まで戻る。


 駆け足散策になってしまった、愛知県緑化センター。
 もう少しゆっくり時間をかけて回ればもっと楽しめたのもしれないけど、今回はちょっと印象が弱かった。
 自然を生かした森林というなら隣に昭和の森があるし、植物園としては中途半端だ。
 面積の割に花木の絶対量が少ないというのも要因かもしれない。
 本館やセンターの内部はもっと充実してるのだろうか。

 散策するなら昭和の森がおすすめだ。あっちは迷うほど広いし、自然も一杯。

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