確かに、場所はピカデリー・サーカスの一等地にありながらも、お客の入りは今ひとつだったようで、私が行った時も、マダム・タッソーに比べると並ばずにすっと入れたし、随分と寂しかったような想い出あり。それでも結構夜遅くまで開館してて、各地を回ってからでも入れるので、旅行者には有り難い存在だったのだが、やはりロックだけだと客層も限られるため苦しかったのだろうか。
今回、閉館してしまったとは言っても、かつてロンドンにこういう施設があった、という意義もあるかなと考えて、一応ご紹介させていただきます。
![]() |
The Beatles |
---|
でそれが終わると、直筆サイン入りのCDの展示等の"Memorabilia Corridor"を抜け、後は単に蝋人形を見て回るだけになる。先ずは"Magical Mystery Tour"のコーナーで、当然ここら辺に居るのは、ビートルズ(画像)である。
![]() |
Johnny Rotten |
---|
その他にも、こないだ家に強盗に入られた ジョージ・マイケル、 ザ・フーと異様に若いエルトン・ジョン、 ローリング・ストーンズからお二方、 ブルー・プラークも付けられたという ジミ・ヘンドリックス等がずらずら勢揃い。
![]() |
Elic Clapton |
---|
次は少し趣向が変わって死人のロック・スターのコーナー"Cemetery"で、墓石と共に登場するという変な構成である。ニル・ヴァーナの
カート・コバーン、
Tレックスの
マーク・ボラン、
豪州のINXSのヴォーカル
マイケル・ハッチェンス、
そして、クイーンの
フレディ・マーキュリー。いやーみんな元気そうでなによりだ。
![]() |
Spice Girls |
---|
最後に下りのエスカレーターで外に出るのだが、そこのところに各国語でお別れの言葉が書いてあった。
閉館を予感させるに十分な寂しい言葉だった。是非再オープンを期待したい。
場所 1 Piccadilly Circus, London W1V 9LA Piccadilly Circus