![]() 文春文庫 |
![]() それにしても警察組織ってのは暗くて恐ろしいけど、もっと一般的に言えば人事ってのは恐ろしいよね。第5回松本清張賞受賞。(7/16) |
![]() 光文社新書 |
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![]() 講談社文庫 |
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![]() 新潮文庫 |
![]() 全く余談だが、「亰」の字もちゃんとネットで出て安堵。(7/4) |
![]() 角川ホラー文庫 |
![]() 尚、本作は森田芳光監督、大竹しのぶ主演で映画化されたが、訳の分からぬ監督の拘りのせいかどうか知らないが、全くの駄作になっている。恐怖感が足りないし、そもそも最後の部分の対決での駆け引きが全然なってないですよ(あんまり書くとネタバレになりかねないので書きませんが)。そもそも、舞台を京都から金沢に移す必然性もよく分からないし。(7/3) |
![]() 光文社新書 |
![]() 簡体字と言えば、私が以前、台湾人の友人に、「台湾は昔からの漢字を使っていますが、大陸のように簡略化するという考えは無いのですか?」と聞いたら、その人曰く「漢字は重要な文化です。面倒だからと言って変えるようなものではありません。」と言っていたのを想い出す。このことは、台湾では「簡体字」の反対語として「繁体字」ではなく「正体字」と言っていることからも窺い知れる。「繁」ではなく「正」。両岸の考え方の違いが、これだけでも非常によく分かる(本書とは直接関係ないが)(7/2)。 |
![]() 日文新書 |
![]() 一口メモ。日本では、810年に薬子の変で藤原仲成が死刑になって以来、347年間死刑が事実上廃止されていた。確かに、平安時代の人々は、菅原道真にしても藤原伊周にしても、みんな流罪になってる。でその後、347年ぶり死刑にされたのは保元の乱で負けた源為義。(7/1) |
![]() 光文社新書 |
![]() それはともかく、内容はとっても面白い。例えば、1994年に米国で発行されかけた「原爆切手」を巡る騒動は記憶にある方も多いと思う。あの件は彼我の歴史認識の違いが切手に現れたものであるが、そもそも「切手」であったからこそ、あれ程の騒ぎになったとも言えるのである。例をもう一つ。1960年にハンガリーで「桃太郎」の切手が発行された。当時、東西冷戦の中にあって、なぜ東側のハンガリー郵政が西側国の日本をあしらった切手を発行したのか、という点を著者は考察していく。結局、当時の日本の安保闘争をハンガリーは反米運動と理解し、日本を友好国と見なした結果である、という著者の説の当否はさておき、本書ではそうした考察そのものを楽しめば良いと思う。 そうした堅めの話だけでなく、例えば、1989年にタンザニアで発行された青木功の切手の人名表記は「T.Nakajima」と書かれてしまった なんていう話が出てくる。更には、1995年にモルジブで発行された佐藤栄作の切手の人名表記には「Bisaku Sato」(佐藤B作)と書かれたという話も出てくる。こっちは、はっきり言ってかなり高度な間違い方である。 尚、本書は、口絵がカラーなこともあり、\800と新書にしてはやや高い。(6/30) |